【開催報告】季節の変わり目の体調を整えるスリランカのお粥

アーユルヴェーダ料理教室 ブログ

9月最終金、土にアーユルヴェーダ料理教室のお楽しみ会を開催し、スリランカ流養成粥「コラキャンダ」ほか、ピッタを整える料理を作りました。

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夏から秋・ピッタからヴァータの季節へ

夏から秋へと季節は変わり始めています。

アーユルヴェーダの視点では、「ピッタ」が乱れやすい夏・初秋から「ヴァータ」が乱れやすい冬へと移る時期。

※ヴァータやピッタなどのドーシャ(体質論)について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

>>【ヴァータ・ドーシャ】体質・特徴・食事のおすすめ
>>【ピッタ・ドーシャ】体質・特徴・食事のおすすめ
>>【カパ・ドーシャ】体質・特徴・食事のおすすめ

 

最近、肌寒かったり、雨が降ったり、風が吹いたりしますよね。

そうかと思うと、急に晴れたりして、着るものにも気を遣います。

それぞれの環境における気候がはげしく変化すると、ヴァータ、ピッタ、カパが交互に優位になります。

そういう時は、食事も、ライフスタイルも、環境に応じて「日替わりで」適応させることが必要です。

今回のお楽しみ会では、スリランカの朝ごはんの定番「コラ・キャンダ」ほか、ピッタを整える献立となりました。

 

9月お楽しみ会のランチメニュー

  • コラキャンダ
  • バナナブレッド
  • ファラフェル
  • トマトチャツネ
  • 柿のソテー
  • ターメリックチャイ

 

 

スリランカ・アーユルヴェーダファンに人気のコラキャンダ

スリランカでアーユルヴェーダを受けた方なら、口にしたこともあるであろう緑のお粥、コラキャンダ。

お粥といっても、まるでスープのような舌ざわりと味わい。

スリランカでも、朝食にスムージーやスープのように飲まれています。

「コラ」は緑の葉っぱ、「キャンダ」はお粥。

一見青汁や抹茶のように見えますが、あたたかく、身体の内側からじわじわとエネルギーが湧くような、栄養満点のお粥です。

 

とっても簡単・すぐできるバナナブレッド

バナナも、スリランカでよく食べられているポピュラーフルーツ。

パンほど軽めではないけれど、パウンドケーキほど重たくない。

バナナと甜菜糖のほのかな甘みと、全粒粉の少しこうばしい香りが広がる、朝ごはんにもぴったりなメニュー。

卵、牛乳なしで、材料を混ぜるだけでこんなにも簡単にできるのかと驚かれました。

 

小麦粉・パン粉なしでできるコロッケ「ファラフェル」

アーユルヴェーダクッキングアドバイザーコースでも取り上げた中東料理「ファラフェル」。

フードプロセッサーがないと作りにくい一品ですが、ひよこ豆の水煮や枝豆などを使えば、FPなしでもできるはず。

乾燥ひよこ豆を一晩水に漬けたものと、お好みのハーブと調味料(スパイス)を混ぜ、成形して油で揚げます。
小麦粉もパン粉も使っていないのに、サクサクとして、食べ応えのあるコロッケが出来上がります。

お弁当にも最適。

お楽しみ会では、トマトチャツネというペースト(ソースのようなもの)をかけて召し上がっていただきました。

 

柿のソテー

スーパーで柿が見られるようになりました。

甘味と渋味をもつ柿は、夏の間に蓄積したピッタを駆逐するのに最適なフルーツ。

 

日本人の大好きな柿を、カルダモンや黒胡椒などのスパイスを使って、ギーでソテーします。

生で食べる柿にはない味わいです。

 

生徒様のお声

Q:今回なぜお楽しみ会に参加されましたか?

A:アーユルヴェーダ料理に興味はあるものの、味がわからず初めて料理レッスンに参加しました。
A:インスタで料理の写真がUPされているのを見て、食べてみたくて参加しました。
A:コラキャンダを作りたい!

Q:教室に参加された感想をお聞かせください。

A:手順の説明もわかりやすく、スパイスの効能やアーユルヴェーダの考え方まで、丁寧に教えていただいたので、これが自分の体と心を作ってくれるんだなあと感謝の気持ちで食することができました。また参加したいです。
A:コラキャンダってどんなもの?と思っていたけれど、食べやすくて、朝ごはんによさそう!家で作ってみようと思いました。

>>その他のお客様の声はこちら

ご受講ありがとうございました♥

次回アーユルヴェーダお楽しみ会

次回(10月)はアーユルヴェーダの養成食「キッチャリー」をメインにしたアーユルヴェーダ・プレートを作ります。

 

 

皆様のご参加、お待ちしております!