【自然のバランスがとれたもの】ドゥワンダ│アーユルヴェーダの食事法

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダを他の医療や栄養学と区別する一つの考えが、「ドゥワンダ」です。

アーユルヴェーダの料理人は、ドゥワンダのことを考えなければならないと思います。

ドゥワンダとは何でしょうか?

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ドゥワンダのあるものとないもの

グラタンづくりの例

5月のある夕食に、グラタンを作りました。

私はグラタンを作ることは滅多にありません。

牛乳、バター、小麦、チーズ。
消化に負担がかかるからです。

嫌いではありませんが。。

作ろうと思ったきっかけは、おいしいパンをいただいたこと。
「パンと相性がいいし、たまには」と作りました。

レシピは、イギリス人の女性が書いた本を参考にしました。

洋食のレシピは、普段あまり参考にできません。
特に日本に住んでいない欧米の方のレシピは。
使っている食材が手に入りにくいですし、出来上がりや調理過程のイメージが湧きにくく、作りにくいです。

けれど、いいところもあります。

加工品の味の記憶

洋食好きな主人は、グラタンがオーブンの中でジュージュー焼けている音を聞くだけで、主人はウキウキして、喜んで食べてくれました。

食べている途中、
「どうして〇〇(某メーカーの調味料)を使わないの?」
と聞かれました。

「入ってなくてもおいしいんだけど」
ほぼ間髪入れずに、そんなフォローの言葉が続きます。

「料理がうまくならないから」

と私は答えました。
(エラそうに言ったわけではありません。恐縮です。)

主人は納得したようでした。

私が持っている外国人のレシピ本には、日本のあらゆる優秀なメーカーの調味料はほぼでてきません。

代わりに、ローリエ、クローブ、ぺッパー、ナツメグ。
そういったスパイスや素材の味を活かしています。

〇〇(某メーカーの調味料)に限らず日本の調味料は本当に優秀です。

主人が、心の中では、「どうして敢えて面倒なことをするのか」と不思議がっていて、
おそらく、時々は「〇〇」を味わいたいのだろうと、
思います。

私も、〇〇があったらと思う瞬間が多くあります。
そのうち買うかもしれません。

けれど、うちには幸運にも、日本の一般家庭ではなかなかそろっていないようなスパイスが十分にあるので、使わない手はありません。

味の変化を楽しむ

一律な(安定した)味もいいのですが、
手作りのいいところは、
毎回違う味を楽しめるところです(裏目に出る場合もありますが)。

同じ素材でも、その時手に入った素材の個性によって味が変わります。
素材の組み合わせによる相乗効果もその組み合わせにより異なります。

その変化の観察が、料理を楽しくし、作り手の観察眼を養うものだと思います。

けれど「料理がうまくならない」と言ったのは、主人にあてて考えた答えでした。

加工品を極力使わないポリシーのもう一つの理由は、「ドゥワンダ」です。

ドゥワンダとは何か

ドゥワンダとは

「ドゥワンダ」

このサンスクリット語を聞いたことはありますか?

自然のバランスが取れているものを表しています。

プラーナの概念と少し似ているように感じます。

プラーナについてはこちらの記事で詳しく書いています。
>>プラーナ・プラーナヤーマとは

分かりにくいので端的にいうと、「未精製」のものは、ドゥワンダがある傾向にあります。

たとえば新鮮な果物、野菜、精製されていない小麦、お米などです。

ドゥワンダがある食べ物を食べると、食べた後に重苦しさを感じず、軽快で活力に満ちた感じがします。

反対にドゥワンダがないものも近年では多くあります。

タマス(マハグナの一つで、暗闇、重苦しさ、動いていないもの、腐ったものなどという意味がある)の食べ物と似ています。

>>【アーユルヴェーダの基礎知識】マハグナ│サットヴァ・ラジャス・タマス

少しの加工はいいかもしれませんが、精製されすぎたもの、調理しすぎたものなどには、ドゥワンダはもうほとんど残っていないかもしれません。

完璧主義は禁物

だからといって、加工、精製されたものを使ってはいけない、というわけではありません。

自分の理想と現実の中で、落としどころを見つけて、納得のいく頻度で使えばよいと思います。

ドゥワンダに共感するか

「ドゥワンダを気にしているから」

夫には、ちょっと抵抗感をもたれるかもしれない理由だったので、言わないでおきました。

 

私は、自然に「ドゥワンダを気にしよう」と思うのですが、
感覚的に、「理解できない」と思う場合は、
まだ気にする必要がないのかもしれません。

でも、このようなスピリチュアル(精神的)な見方は、アーユルヴェーダを他の医療や栄養学の考えと区別する一つのポイントです。

「心を込めてつくってもらったものはおいしいなあ」

そういう言葉を一回でも言ったことがある場合は、
もしかしたら、すんなりと、
心の中にドゥワンダの概念が浸透するかもしれません。


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