シャシャンカーサナ(うさぎのポーズ)のやり方と効果│ヨガポーズ

シャシャンカーサナ ブログ

ヨガのポーズ「シャシャンカーサナ(うさぎのポーズ)」をご紹介します。

正座の姿勢から頭頂部を床につけ、両腕を上げたポーズです。

首に過度の負担がかからないよう慎重に、集中して行いましょう。

スポンサーリンク

シャシャンカーサナ(うさぎのポーズ)

正座の姿勢から頭頂部を床につけ、両腕を上げたポーズです。

上げた両腕がうさぎの耳のように見えるため、この名前になったといわれています。

肩こりや目の疲れに効果があり、デスクワークが多い方におすすめです。

シャシャンカーサナ2

首に負担がかかりやすいので、ひざ下で床を押し、体重が頭のほうにかかりすぎないよう分散させて行いましょう。

サンスクリット語 「Sasanka」ウサギ
特徴 左右対称、逆転
効果
  • リフレッシュ効果
  • 背中を引き締める
  • 目の疲れを緩和する
  • 肩こりを緩和する
  • 気持ちを落ち着ける
  • 鼻づまりを改善する
  • 自律神経をバランスさせる
土台・礎 頭、膝、膝下
力を発揮 僧帽筋、背筋
禁忌
  • 首や肩のトラブル
  • ひざに痛みがある

このポーズで頭頂で床を押すことにより、頭頂の「百会(ひゃくえ)」のツボが刺激されます。

百会は、多くの「気(血液)」が出合う部位といわれています。

ここを刺激することによって、眼精疲労やそれに伴う頭痛などの改善、自律神経の改善が期待されます。

シャシャンカーサナ(うさぎのポーズ)のやり方

  1. 正座をして床に頭をつけ、後ろで手を組む。
  2. 息を吐きながら、お尻を持ち上げ、頭頂を床につける。
  3. 息を吸いながら、手を天井へ引き上げる。目線は後ろへ。この姿勢で数呼吸キープする。
  4. 手を下ろし、チャイルドポーズでリラックスする。

 

シャシャンカーサナ(うさぎのポーズ)のポイント・内側の働きかけ

  • 頭頂をしっかり床につける。
  • ひざでしっかり床を押す。
  • 顔を左右に動かさない。
  • 手を上げる時に頭が動かないよう注意。
  • 肩を天井のほうへ引き上げる。
  • 膝の上に腰がくるようにし、腰から下が動かないようにする。
  • 足の甲、膝下でしっかり床を押し、重心が頭のほうにかからないよう分散させる。

軽減法

  • 両手で両足を外側からつかんだ状態で、お尻を持ち上げ、キープする。
    シャシャンカーサナ2
  • 首に負担がかかりやすいため、できる範囲で行う。
    腕を上げるときに頭頂部や腰の位置が動いてしまう場合は、無理に腕を上げようとしなくてOK。
    手を床についたままでもよい。
    シャシャンカーサナ2

呼吸を意識しながらじっくりと行うことで、リフレッシュ効果が得られるウサギのポーズ。

注意して行えば、初心者でも行いやすいポーズ。

目の疲れや肩こり、不眠などの悩みがある方は、是非実践してみてください。

朝起きたときや寝る前などの習慣にすることもおすすめです。