ヨーガ的完全呼吸法(Dirga Pranayama)のやり方・注意点・効果

ブログ

ヨーガ的完全呼吸法のやり方を解説します。

ヨガにおいて最も重要とされているのが呼吸です。

深い呼吸は呼吸機能を高めると同時に心身をリラックスさせます。

スポンサーリンク

完全呼吸法とは

完全呼吸法は、腹式呼吸法と胸式呼吸法を組み合わせた、大きく鼻から吸って鼻から吐き出すというものです。

他のプラーナーヤーマの練習の基礎を築く呼吸法であり、マタニティヨガでもこの呼吸法を行います。

自分のペースでゆっくりと、体にたくさん酸素を取り込むことを意識するように完全呼吸を行ってみましょう。

ジャンル 呼吸法
妊娠期 全妊娠期
効果 リラックス、呼吸機能向上

完全呼吸法のやり方

  1. あぐらで床に座り、背筋を伸ばして胸を開く。(安楽座のポーズ)
  2. 鼻からゆっくりと、長く息を吸い込み、お腹・胸・鎖骨の順に空気を送り込む。
    ゆっくりと鼻から息を吐き出してお腹・胸・鎖骨の順に空気を抜いていく。
    これを繰り返す。
    ヨーガ的完全呼吸法

ポイント

  • 右手をお腹の上に、左手を胸の中央に置き、呼吸の出入りを感じるとよい。
  • 吸う息よりも、吐く息の方が長くなるように意識して行う。

効果

この呼吸をすることで、通常よりも最大で7倍の酸素とプラーナを取り入れられ、肺の最大活量を利用できるといわれています。

マインドを静め、リラックス効果があります。

注意点

  • 妊婦の方は、苦しいようであれば無理して行わないようにしましょう。
    また、お腹を膨らませ過ぎたり、縮ませすぎたりしないよう、ほどほどの強度で行いましょう。
  • もしかしたら逆の呼吸をしている人もいるかもしれません。
    吐いたときにお腹かが膨れ、吸った時に縮むようになっているかもしれません。
    その時は片手をお腹の上に置いて、 息をしないで複部を膨らませたり縮めたりしてみましょう。
    これができるようになったら、呼吸とともに、吸って腹部をリラックスさせ、 吐くときに締めるというようにやってみましょう。

参考記事