煮ても焼いてもおいしい大豆製品「厚揚げ」。
本稿では、厚揚げの栄養、調理法などの基礎知識や、厚揚げを使ったレシピをご紹介します。
厚揚げ(生揚げ)
「生揚げ」とも呼ばれる大豆製品です。
厚めに切った豆腐の水けをきり、180C前後の油で揚げたものです。
木綿豆腐を揚げたものが一般的です。
表面は油揚げのようにしっかりした表皮になりますが、内部はほとんど変化せず、豆腐の感触のままです。
地方によって三角形や四角形など、様々な形があります。
分類 | 豆類 |
栄養 | たんぱく質、脂質、カルシウム、ビタミンE |
重さの目安 | 200g/1枚 |
豆腐に比べて煮くずれしにくいのが特徴です。
煮物だけでなく、焼いてもおいしく食べられます。
煮物やいため物、おでんなどに用いられます。
油抜きして、油のにおいをとり、味がしみやすいようにしてから使いましょう。
栄養
豆腐に含まれている植物性たんぱく質、カルシウム、ビタミンEなどに加え、揚げ油に使われた植物油のリノール酸などが含まれています。
豆腐に比べると水分が少なく、脂質が多いです。
選び方
淡黄色で、つやのあるものを選びましょう。
全体がムラなく、きれいなきつね色をしているもの、油がべとついていないものがよいです。
皮のかたいものは揚げすぎで、古くなって乾燥すると角がかたくなります。
油抜き
湯を回しかけるか、さっとゆでます。
焼くときも、油抜きしておくと口当たりが良くなります。
厚揚げを使ったレシピ
厚揚げを使ったレシピをご紹介します。
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