【体験談】予定帝王切開による出産│当日の流れと痛み

予定帝王切開 ブログ

私事ですが、講師は2021年7月某日、第一子を予定帝王切開にて出産しました。

手術当日から退院までの様子をご紹介します。

(とりとめもない記事で恐縮ですが……)

これから帝王切開を控えている皆様のご参考になりますように。

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帝王切開

逆子のため、予定帝王切開にて出産することになりました。

本稿にて、手術当日から退院までの流れや、心身の状態についてお伝えします。

帝王切開に決まるまでの逆子治療や感情についてはこちらの記事でまとめています。
>>【出産レポート】帝王切開による出産となるまで│逆子が治らない

なお、帝王切開の流れや入院中のスケジュールについては、産院や母子の状態によって異なると思いますので、ご参考まで。

手術当日

コロナの影響で面会謝絶になっており、当日も立ち会えたのは夫一人。

といっても、時間が限られており、

入院セットを持って車から降りて見送ってもらう時、なんとも心細い思いでした。

帝王切開の手術、すごく怖くて、麻酔の注射からすごくおびえていました。

たくさんの助産師さんや看護師さん、先生がいて、手際よく、なるべくリラックスできるように励ましたり支えてくれたりしてもらえて、本当に助かりました。

給食当番のような恰好(衛生面を考慮して)をした夫も手術室に入り、手術の様子を見て、状況を教えてくれていました。

先生方の手際がものすごく良いと聞き、安堵して、それでも腹部の違和感を覚えてやはりおびえていました。

直に赤ちゃんの泣き声が聞こえ、涙が。。

思ったよりはっきりした顔立ちの、可愛い赤ちゃんが横に見えて、感動。。

出産したというより、大手術を乗り越えたというような感覚でした。

帝王切開は物凄い手際の良さでしたが、私は呼吸がしづらく気持ち悪くなり、夫の手に始終しがみつくようにしていました😢

呼吸がしづらく、麻酔が効いているはずなのにどこか痛くて、辛かったですが、その場で赤ちゃんの手を握れたことが励みになりました。

その後は部屋に移り、創部が痛いのか子宮が痛いのかよく分からない状態でずっと横になっていました。

尾骨が痛く(早くも床ずれ?)、夫がいる間はたびたび脚を持ち上げてもらうなどお願いしていましたが、コロナの影響で面会時間が限られていて、すぐにお別れ……

つらかった😣

夫は帰り間際助産師さんたちに私へのフォローを細々お願いしてくれました🥺

赤ちゃんとちょっとの間同室になりました。

ですが、当日は授乳も何もできません。

早く良くなるために、足を動かし(血栓ができないように)、眠る努力をしました。

座薬を入れてからは、夫や母に電話できるほどには楽になりましたが、なにせ大変でした。

それにしても、横になっている間のクッションの役割は大きかったです。。

【実際のタイムテーブル】
9:00 入院・NST・説明
10:00 剃毛、浣腸
10:30 点滴(2本+抗生物質)
12:30 夫面会
夫が来てちょっと緊張がほぐれる。
13:00 点滴3本目・手術室へ移動
え?もう手術するの?というくらいあっという間に手術室へ。
13:18 赤ちゃん誕生
14:00 手術終了
夫と部屋で会話 痛みで動けず
15:00 夫面会謝絶
痛みに耐えながら必死に足を動かす
左足は右より麻酔の効きが甘く、15時にはだいたい動かせたが、右足は16時代から少しずつ動いた。一時間おきの出血確認で子宮を押されるのが痛すぎ……
18:00 座薬お尻から入り、痛み軽減
19:00 夫と母に電話。うとうと。
20:00 時々体位を変えながらうとうと。

入院1日目

痛みに耐えつつ、動き始めるのに力を尽くした1日でした。

結局、手術後眠れたのは3時間半くらい。

個室が空いていなくて、ナースステーションのすぐそばの3人部屋(といっても途中から出産間近?の妊婦さんが入ったくらいで誰もいない)で寝ていましたが、かえって人の気配がして気が紛れたのでよかったです。。

助産師さんや看護師さんたちに、自分でよく体位替えてたね☺️と声かけられました。

子宮に血が溜まっていないか確認のために触診があるのがつらかったです😭

これがかなり痛くて、思わず声をあげてしまうほど。
でも一番強い痛み止めは入れずに済みました。

ずっと絶飲食だったのですが、午前9時頃にやっと水分だけ取れ、身体を拭いてもらい、着替えをしました。

この時初めて身体を起こしたのですが、同時に立ち上がることもできたので、車椅子で個室に移りました。

綺麗な個室!
軽い床擦れで体が痛く、パラマウントベッドで本当によかったと思いました。

後陣痛の痛みは鈍痛という程度で、傷の痛みは体を動かせば出るけど安静にしていれば大丈夫という具合でした。

↑赤ちゃんとの日々の始まり♡

【実際のタイムテーブル】
9:00 飲水開始(ここまで絶水)→痛み止が飲み薬に
9:30 体拭いてお着替えする時初めて立てた
11:00 点滴、血栓止めポンプ、尿道カテーテルが外れる。個室へ移動。赤ちゃんと同室に。
14:00 赤ちゃんに初めて授乳。
16:30 背中のチューブ(痛み止)外れる
17:40 起き上がる&歩行練習
18:00 夕飯
18:15 オムツ替え、授乳
21:50 赤ちゃん退室
22:00 消灯

入院2日目

体を動かす練習と赤ちゃんのお世話だけに専念する1日でした。

3~4時間おきにトイレに行き、シャワーも開始。

入院2日目にして豪華すぎる食事に驚きました😳🍴

↑ほぼ毎食このようなボリューム。おまけに豪華なおやつ付き。

昼間はなんとか動けるので、午後から赤ちゃんと同室に。

オムツ替えと授乳とミルクをあげるだけでどっぷりと疲れました。

お腹に力が入るとひどい筋肉痛のような痛みが生じます。。

赤ちゃんが可愛くなければ、とてもこんなに体を動かせなかったと思います😅

【実際のタイムテーブル】
8:00 朝食
10:45 シャワー
11:50 お昼ごはん
12:30 問診・授乳とオムツ交換(以後3時間おき)
18:00 夕食~現在

傷の痛みは日にち薬だから、今日より明日はずっとよくなる!と信じ、助産師さん、看護師さん、先生方、清掃のスタッフさんたちの温かいサポート、そして美味しい食事を励みに頑張りました。

入院3~5日目

3~5日は、栄養指導、沐浴指導、マッサージなど日によっていろいろありましたが、基本的に授乳、食事、寝る、授乳、食事、寝る……の繰り返しでした。

腹圧がかかると痛いので、仰向けの状態から起き上がることができず、パラマウントベッドを頼りに、長い時間かけて起き上がっていました。

初産で、赤ちゃんを抱くのも慣れず、力が入ってしまい、肩や背中が痛くなるという……。

↑産院で描いた絵(暇なのか?)

でも、赤ちゃんはかわいいし、毎日の食事が美味しいし、助産師さんたちは困ったことがあったらすぐ来てくれるしで、出産前に思っていたほどの不自由や心細さはなく、快適に過ごせました。

入院前は、入院中は暇で手持無沙汰にならないかなと思っていましたが、身体が思うように動かないのでなんでもスローペースになるのと、赤ちゃんのお世話で、まったくそんなことはありませんでした。

旦那と電話しながら、オリンピックの開幕式を見たり、競技を見たりすることで気晴らしにもなったし、ビデオ電話にして赤ちゃんの様子も見てもらえました。

ビデオ電話とかがあるから、面会謝絶でも、まったくコミュニケーションが取れないというわけではないので、今は便利ですね。

入院6日目・退院日

いよいよ退院。

主人から到着したという連絡を受けるのを、なんだかドキドキして待っていました。

実家に帰ることになっていたので、主人や実家の家族に赤ちゃんを見てもらえるという嬉しさもありつつ、なんだか産院を去るのが寂しく、名残惜しさを感じていました(笑)

大変だったのですが、赤ちゃんのことだけを考え、赤ちゃんのお世話だけに専念し、赤ちゃんと二人きりの時間を過ごせたので、産院での時間がとても特別なものに思えました。

とりとめもなく書き連ねてしまいましたが、このように予定帝王切開から退院までの日々を過ごしました。


まとめ

逆子のため、予定帝王切開で出産しました。

手術日当日は夫のみ少しの間面会できましたが、その後はコロナ対策のため面会謝絶になりました。

帝王切開の痛みは、正直なんの痛みなのか分かりませんでした。

創部?後陣痛?床ずれ?赤ちゃんのお世話による単なる肩腰背中の痛み?

これらは、日にち薬なので耐えるしかありませんが、「案ずるより産むが易し」といった具合になんとかなります。。

とにかく、我慢しないで、痛かったら助産師さんや看護師さんに訴えることで、何かしらしてくれます。

入院中にどんな心境になるかは個人差があると思いますが、

美味しいごはんが励みになり、電話で外部とのコミュニケーションが取れ、助産師さんたちの存在が頼りになり、何より赤ちゃんが可愛い……

ということで、入院中はかなり前向きに過ごせました。

夫や家族がいたら甘えてしまっていたかもしれませんが、コロナで面会謝絶となったことで、赤ちゃんと自分二人になり、却って奮い立てたように思います。

これから帝王切開を迎える方、、

上記のように、私も不安でしたがなんとかなりましたので、きっと皆さまも大丈夫です!

皆様が無事可愛い赤ちゃんに出会えますように♡