【アーユルヴェーダと女性の健康】月のサイクルと月経周期の関係性

月のサイクルと月経周期の関係性 アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダはじめ、多くの世界中の伝統が、月の満ち欠けと女性の身体は密接に関連しているといっています。

本稿では、月のサイクルと月経周期の関連性についてお伝えします。

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月のサイクルと月経

月の満ち欠けと女性には密接な関係があります。

月のサイクルは、誕生、 成長、 成熟、 崩壊、死を通して、自然、命に関わっています。

月経周期は28日を指標とされますが、それは月の軌道円周の長さと関わっています。

月経周期の長さは、プラクリティと優勢なドーシャの傾向、ヴィクリティによっても変化します。

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女性は、バランスが取れている時は、生理前、生理中、生理後を通して体調が良く、精神的にも身体的にも症状がありません。

月経中の過ごし方

月経中は、自分の内側に潜って静かにするための時間です。

外側へ向かう活動は最小限に抑えて、穏やかな時間を過ごし、多めに休息を取るのが理想的です。

女性にとって、満月で排卵して新月で生理を迎えるのが最も自然でしょう。

世界中の伝統の多くが、この概念にー致していますが、月が満ちていく時に生理を迎えても、より静かにいつもより行動を減らして、内側に意識を向けることが大切です。

月のサイクル

月のサイクル

  • 月が満ちる(WAXING)
  • 新月(New)
  • 三日月(Crescent)
  • 上弦の月(First Quarter)
  • 凸月(十三夜)(Gibbous)
  • 月が欠ける(WANING)
  • 満月(Full)
  • 凸月(十六夜)(Gibbous)
  • 下弦の月(Third Quarter)
  • 有明月(Crescent)

月が満ちる

新月から満月へと月が大きくなること。

月が満ちる間のエネルギーは、強さ、可能性、再生、復活に関連します。

女性が、健康と創造性を自然と吸収し、溜める時期です。

月が欠ける

満月から新月へと変化すること。

月が欠ける間のエネルギーは、浄化と再配列を支えるのに理想的です。

物事を終わらせる、解毒、 浄化、エネルギーを使い果たす時期でもあります。

満月

満月は、月がソーマという治癒のエネルギーで満たされている時です。

意識が外に向かう時です。

新月

新月は、暗く静かで、意識がより内側に向かう、浄化の時です。

新月は再生と復活の時間です。

女性は毎月の生理で再生を経験し、そのタイミングは新月の時期と合うかもしれません。

月が満ちる間に再建と創造の準備がなされ、それは排卵で頂点に達します。

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