つい一年ほど前まで、私(20代)は人生つまらないと思っていました。
そんな私が人生を前向きに考えたのは、ある人のたった2つの問いがきっかけでした──。
明日死ぬと言われても後悔しない毎日を送ってますか?
私は今、28歳。フリーランス、バイト生、なのに実家から離れ一人暮らし。男なし、出会いなし、娯楽を楽しむ余裕なし。
正直にいえば、人生が未確定すぎて怖いです(笑) ← 怖くてむしろ笑ってしまう。
ちなみに一年ちょっと前の私。大手企業勤務、東京の綺麗なオフィスで働くOL。生活に余裕あり、異性関係はヒミツ。
でも、今と昔の私で決定的に違うのは、「明日死ぬ」といきなり言われたら、昔の私なら
「私の思い通りに人生を生きられなかった」
と言って死ぬのに対し、
「私の思い通りに人生を生き切った!」
と言って死ねます。
この違いはなぜ生じるのでしょうか?
^^; ちなみにそんな私については、以下でもうちょっと詳しく書いています。
>>プロフィール
なんで人生が楽しくないのか?世間と自分とのギャップ
20代を最高の時期としてとらえる人がいる一方、20代なのにつまらない
「20代はいちばん楽しい時期」って言う人が多い一方で、「20代なのに人生つまらない」と言う人も少なくありません。
その理由は「常識(=こうあるべき)」という、他人から与えられたビジョンと、「自分の夢や能力」のギャップから生じるのではないでしょうか。
- 収入が平均より低い
- 趣味を楽しむ仲間がいない
- 後輩に仕事の成績で負けそう
- 恋人がいない
- 結婚していない
- 子供を産んでいない
- 肩書きがない
- 横並びだと思っていた友達が何歩も先を歩んでいる
でも、焦る必要はないんです。
これらは、世間が決めた「あるべき姿」になっていないだけであって、あなたが決める「あるべき姿」になっていないとは限らないのですから。
人生つまらない20代のあなたが考えるべき2つのこと
- 格好のつく仕事はしている
- おしゃれしている
- 休暇を取れる
- 恋人がいる
- 旅行にいける
なのに「なんだかつまんないな~」と感じているならば
是非、次の2つのことを考えてみてください
①私の人生の優先順位はなんなのか?
自分がやり遂げたいこと、優先順位が高い順に5つ考えましょう。
5つもない場合は、挙げられるだけで結構です。
この時、主語はあくまで「私」です。
「家族のために〇〇をする」というのもダメではありませんが、ここでは「時間を自由に使えるとしたら、何がしたいか」を考えてください。
とことん、自己本位になりましょう。
②私の行動は「やり遂げたいこと」に繋がっているのか?
これを考えなきゃならない理由はお分かりですね?
全然、オカドチガイな行動をしていたとしたら
即、行動を変えないといけないからです!
私は目標と行動が結びついていなかった!
一年ちょっと前の私が「つまんないな~」と思って生きていたのは、まさに目標と行動が結びついていなかったからです。
いくら世間的に「すごいね!」と言われている企業に勤めていても、ダメなのです。
いくら娯楽に費やすお金と時間があっても、ダメなのです。
本当にやりたいことができていないのならば。
当時、本当にやりたいこと(優先順位が高いこと)に注力できる体制が整っておらず、というか、できないルールになっていたので、毎日やりたくないことをやり続けていました。
そんな私が行動を改めたのは。
上記の2つの命題を、アーユルヴェーダの師から問われたからです。
これについてはこちらのブログで詳しく書いています。
>>ベトナム滞在記-人生哲学編-
その時、
「そうだ、もうやめよう」
と思い、
「よし、これからはじめよう」
と新しい扉を開けました。
そしてスタートダッシュをかけたのです。
それからというものの、猛スピードで走り回っています。
でも、今までと違い本流に乗っているので、支流に流されてよく分からないところに流されるようなことはありません。
その結果、人生がとてもシンプルに、明確で、手ごたえのあるものになりました。
ヨガやアーユルヴェーダがいう「自己の内側を見つめる作業」
この効果を私が実感した瞬間です。
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夢を追えるのは20代のいいところ!
やりたいことと今していることのギャップを埋めるのなら、人生で試行錯誤するのなら、20代がぴったりです。
割と足かせがなく、頭も体もフレキシブルな状態だからです。
だからこそ、20代のあなたに上記の2つの命題はいますぐに考えてほしいのです。
それをしないで時期を見送る。もったいないです。
「なんで今なの?」
「定年退職してから娯楽としてやりたいことやれば?」
という人がいても、気にしないで。
定年退職するまであなたが健康で、生きていられるとは限らないのですから。
自分の好きなことをやらせてもらえる環境にあるとは限らないのですから。
今やらない人は、5年後も10年後も夢を語ってます。
アーユルヴェーダでは自分の幸せは自分で責任をもつ
アーユルヴェーダでは、「自分の幸せは、自分で責任をもつべき」だとしています。
「ちょっとメンドウクサイところがあるけれど、頼りになる夫」
「お母さん思いの息子」
「新築した理想の住まい」
「他人から素敵な〇〇(立場)と言われる女性」
こうした存在や評価で幸せを判断してしまうと、その存在や評価がなくなってしまった時に、なんにも残らなくなります。
それよりも、「自分が今の自分でいられること」に満足できた方がよくないですか?
※ヨガ哲学ではサントーシャ(知足)、サーンキヤ哲学では「モークシャ(解脱)」という言葉でそのような状態が表されます。
そうなれるかどうかは、他の誰でもなく、あなたと、あなたがする選択にかかっています。