スパイスを使った夏のご飯_献立の立て方

アーユルヴェーダの食事の献立例、献立の立て方をご紹介します。

今回例に取るのはこちらの献立です。

  • スパイスライス
  • キャベツのポリヤル
  • きゅうりとにんじんとコーンのライタ
  • ズッキーニのグリル
  • ハノイ風ダル
  • 冬瓜オーレン

ライタ(ヨーグルトサラダ)のレシピを公開しています。是非作って見てください。
>>レシピ:【爽やかで夏に嬉しい】きゅうりとにんじんのライタ

江の島ヨガイベントでアーユルヴェーダのランチを提供

 

6/30にイベント「江の島ヨガ&アーユルヴェーダ食事会」を開催し、調理担当として、合計11名の皆様にアーユルヴェーダ料理を振る舞いました。

当日はよく晴れ、また暑い中でしたが、参加者の皆様は江の島ビーチにて外ヨガを楽しまれたようです。そして、講師のKonちゃんから個別指導もみっちり受けたようで……

今は、筋肉痛と日焼けでびっくりされているかもしれませんね(^^;

お昼ごろ参加者の皆様が食事会の会場に集まり、私はヨガをしていないのに汗を流しながら料理の準備をしていました。その時のメニューを、今日の献立例とします。

アーユルヴェーダ料理の献立の立て方のポイント

 

単品メニューのひとつひとつが、いかに素晴らしいものであったとしても、1回の食事の組み合わせが悪いと、やはりバランスを崩してしまいます。

そのために気を付けたいポイントがいくつかあります。

たとえば、以下の3つです。

①消化に良い
②6味がそろっている
③オーグメンティングとエクストラクティヴの割合

 

さらに付加価値として付けるならば

「見た目が良い」

夏ならではの付加価値としては
「食欲増進する」
「ピッタを上げない」

ピッタについて知りたい方はこちら
>>【ピッタ・ドーシャ】体質・特徴・食事のおすすめ

前提として、ここでは大人数向けの献立を考えており、もしも家族や、体質・状況を良く知っている友人に振る舞う時には、これに追加で
「体質に合っているか」
も観るべきです。

さらに、今回はイベントということで、ある程度のお腹の満足感も味わってほしかったので多めでしたが、通常は腹7.5分目くらいのボリュームにします。

 

献立の立て方

①消化に良い・消化を促進するものを取り入れる

アーユルヴェーダの食事法で最も重要なのは「消化」です。
消化力を弱めてしまうような食事は、もっとも避けるべきです。

アーユルヴェーダでは肉や魚を禁じていませんが、菜食を勧めています。
野菜であっても、冷たくて乾燥したサラダ、たくさんの野菜や果物を粉砕して凝縮したペーストなどは、消化に重くなります。
適量のオイルで、適度に火を入れた野菜は、プラーナ(生命力)を残しつつ消化に良くなっています。

この日の献立には、ナッツが2種類入っていました。
スパイスライスの中に入っているカシューナッツと、紫キャベツのポリヤル・冬瓜オーレンで使っているココナッツです。

ココナッツについては、また別の機会に取り上げます。

ナッツは栄養豊富で味も良いですが、基本的に消化が重いので、過剰摂取は避けるべきです。

 

②「甘・塩・酸・辛・渋・苦」の6味がそろっている

1回の食事の中に「甘・塩・酸・辛・渋・苦」の6味がそろっているかどうかを意識します。なぜならば、6味がそろっていると満足しやすく、幸福感を味わえるからです。

肉やサラダだけの食事の後、無償に甘いものが食べたくなるのは、その食事で満足できなかったということです。

また、味が体内の組織器官に及ぼす影響はそれぞれ異なるため、全体的にバランスよく機能させるためにも全ての味をそろえる必要があります。

今回の例でいくと、

スパイスライス……主に甘味。辛、渋、苦
紫キャベツのポリヤル……主に苦、渋。辛、甘
きゅうりとにんじんとコーンのライタ……主に甘、酸
ズッキーニのグリル……主に甘、苦、渋
ハノイ風ダル……主に苦・渋。酸
冬瓜オーレン……主に甘。苦・渋

 

③オーグメンティングとエクストラクティヴの割合

 

体に栄養を与える、太らせる、どっしりと落ち着かせる(グラウディング)効果のあるものをオーグメンティングといいます。

排出作用をもたらすものをエクストラクティヴといいます。

この割合をオ:エ=6:4にするよう心がけます。

この割合には個人差があり、例えば太りすぎという方は5.5:4.5でもいいですし、妊婦さんや、痩せすぎの人は6.5:3.5でも良いでしょう。

オーグメンティングはほとんどの穀物や甘味をもつ野菜、エクストラクティブはほとんどの葉野菜、苦、渋味のするもの、豆類などが当てはまります。

今回の例でいくと、

スパイスライス……オーグメンティング
紫キャベツのポリヤル……エクストラクティヴ
きゅうりとにんじんとコーンのライタ……オーグメンティング
ズッキーニのグリル……オーグメンティング
ハノイ風ダル……エクストラクティヴ
冬瓜オーレン……オーグメンティングとエクストラクティヴ

 

夏は食欲が出ない_食欲を増進させるスパイス

夏は消化力が落ち、食欲が出なくなる季節でもあります。

食欲を増進させるスパイスとして、今回はクミンや黒胡椒、コリアンダー、シナモンなどを使いました。

 

ピッタを上げない食事

夏はまたピッタが乱れやすい季節。
ピッタを乱しやすい味は酸味、辛味、塩味です。

夏に、私たちが欲してしまう味でもありますよね。

少しの酸味は、食欲を増進させてくれますが、酸っぱすぎるのは禁物です。
今回の食事で酸味は、ライタとダル。いずれも、少しばかり酸味を効かせている程度です。

 


いかがでしたでしょうか。

アーユルヴェーダ料理、スパイスを使った料理でなくとも、使えるポイントです。

意識して献立を立ててみてくださいね。

 

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