夏バテ・猛暑を乗り切る食事のコツ

連日、各地で夏本番を迎え、猛暑が続いています。
広く強い日差しが照りつけて、今日も猛烈な暑さに見舞われています。

日本はいつから熱帯になったのかと思わんばかりの暑さ。
家を空けた瞬間肌に感じる風に清涼感はなく、もはや熱風です。

そんな中、森の時計では2日連続でアーユルヴェーダ料理体験会を開催しました。

体験会のメニューを例に、猛暑・夏を乗り切るための食事のアイディアをお伝えします。

 

猛暑・夏は消化力が底辺に

夏、身体が求めるのは、当然冬とは違います。
冬は温かく、こってりとした、割と重めのものを欲するのに対し、夏は逆です。
冷たく、あっさり・さっぱりした、軽いものを欲します。

夏は、アーユルヴェーダではピッタ(火の要素)が強くなる季節、消化力は、一年で一番低くなります。

ピッタについてはこの記事で分かります>>【ピッタ・ドーシャ】体質・特徴・食事のおすすめ

自分の体調如何にかかわらず、誰もが食欲がないと感じ、冬と同じようなものを食べてもうまく消化できません。

 

パンとコーヒーへの依存を断ち切る夏の朝ごはん

私が自分の食生活を、アーユルヴェーダの食事に切り替え始めたのは、ちょうど去年の今くらいの時期でした。
私はマイラ・リューイン先生主宰のベトナムインテンシヴに参加し、そこで人生観がまるっと変わりました。

私とアーユルヴェーダの出会いについてはこちら>>プロフィール

ベトナムにおけるリトリートの間、朝ごはんに私たちが食べるのを許されたのは、フルーツだけでした。
※宿泊していたリゾートには、ビュッフェテーブルにたくさんのおいしそうな食べ物が並んでいたというのに。

フルーツは最も消化が早く、食物繊維やビタミンを多く含んでいて、その酵素が、排泄を助けてくれます。

私はベトナム滞在中の、朝食フルーツのみの恩恵──すなわち、身体が軽く、昼になればお腹がちゃんと空く──が気に入って、帰国してから、夏の間、朝食をフルーツのみにする日を作りました。

フルーツの甘さは果糖で、甘いけれど人工甘味料の甘さとは違います。

夏のこの試みにより、私が感じたよかった点は、午前中の身体の軽さ・快適さと、無理をしない体重の減少、そしてパンとコーヒーの依存からの脱却でした。

フルーツはまた、夏に乱れやすいピッタを鎮静する「甘味」を多く含むので、酸味を過度に摂り過ぎない限り、夏の間の私たちの身体に自然とバランスをもたらしてくれるのです。

 

【献立のアイディア】アーユルヴェディックな食事

 

初心者OK・横浜アーユルヴェーダ料理教室

7/19(木)、7/20(金)の2日にわたって、アーユルヴェーダ料理体験会を開催しました。

当日のメニューを参考に、ランチやディナーの計画に生かせる、アーユルヴェーダ的食事のポイントをお伝えします。

 

[ランチ]ピッタのバランスを整える

夏はそうめんやざるそば、アイスクリームやゼリーなど、喉を通りやすい食べ物、酸っぱいものが欲しくなります。

水分と塩分を適度に摂るのは、この時期最も重要なことですが、摂り過ぎると、身体がむくんだり、下痢っぽくなってしまいます。

また、酸味や塩味はピッタを上げる味。

それよりも、ピッタを下げる(バランスを整える)甘味や苦味、渋味をそろえた、消化に良いアーユルヴェーダ料理を1品からでも取り入れてみるのはいかがでしょうか。

体験会のメニュー(昼)

  • スパイスライス
  • かぼちゃのスープカレー
  • レンズ豆と小松菜のクートゥー
  • 紫キャベツのサブジ
  • きゅうりのキチャディ
  • アスパラガスのホーリーバジルソテー
  • ココナッツチャツネ
  • にんじんハルワ
  • ミント茶

多くのスパイスが体を温める作用を持っているので、夏の間とピッタが乱れている時は、最低限にしなければなりません。
けれど、じわじわ、ゆっくりと身体を温めるスパイスを適量取れば、血流が良くなり、外と人工的な空調で冷えた部屋との気温差にも対応できる体づくりができるでしょう。

きゅうりのキチャディは、簡単にできて、冷却作用のあるすばらしいサラダです。

アスパラガスは苦味がある野菜で、カパにとても良く、おりしも今日の生徒さんはカパ体質の方だったので、とても良い付け合わせになりました。

[夕ご飯]夏バテしないヘルシーな食事

さっぱりしたものが食べたくなる一方、夏バテ予防にとスタミナ・ボリューム満点の食事を摂ることはありますよね。

本日、土用の丑の日に、うなぎを食べる方も多いでしょう。

しかし、夏バテ防止を口実に、消化に重い、スパイシーで、刺激のあるものをたくさんたべてはいないでしょうか?

夏こそカレー、夏こそ激辛、夏こそ……というマーケティング戦略にひっかからないように、自分の身体は今どんな状態なのか、意識しましょう。

体験会のメニュー(夜)

  • ポンガル
  • レモンダルラッサム
  • 小松菜のスパイス炒め
  • 紫キャベツのサブジ
  • きゅうりのキチャディ
  • ギーで焼いたスパラガスとかぼちゃ
  • ココナッツチャツネ
  • にんじんハルワ
  • ミント茶

ポンガルはお米と豆のお粥です。ムング豆を炒って、香ばしい味に仕上げました。どっしり食べた感はあるけれども、消化に優しいので、夜には嬉しい主食です。

レモンダルラッサムは、酸味がほしい夏に、サラサラと飲める、レモンのさりげない酸味が嬉しいスープです。
ひきわりのイエロームングダルは、豆の中でも一番消化に良くタンパク質が豊富です。

また、にんじんハルワは、ピッタを落ち着かせる甘いデザート。素材が野菜なので、体に優しい甘さです。

 

このようなアーユルヴェーダ料理は、体験会で味わうことができます。
作ってみたい方は、アーユルヴェーダお楽しみ会や、アーユルヴェーダクッキングアドバイザーコースで、詳しく学ぶことができます。


いかがでしたでしょうか。

まだまだ続く暑い夏。

みなさんも、食事から体調を整えてみませんか?

 

【アーユルヴェーダ料理教室のご案内】

◆アーユルヴェーダ料理を食べてみよう!
体験会の詳細・お申込みはこちら

◆アーユルヴェーダ料理を作ってみよう!
単発レッスン(お楽しみ会)の詳細・お申込みはこちら

◆《資格の取れる》理論と実践で学ぶ!アーユルヴェーダ基礎と食事法
アーユルヴェーダクッキングアドバイザーコースの詳細・お申込みはこちら