【開催報告】スパイスの使いかたを学ぶ│横浜アーユルヴェーダ料理教室

アーユルヴェーダ料理教室 ブログ

8/3(金)、8/4(土)はアーユルヴェーダ料理教室の体験会でした。

本日のブログは、体験会で参加者の皆様に召し上がって頂いた献立の紹介です。

アーユルヴェーダの原理原則や食事法のポイントに基づいて組み立てています。
今後皆さんがご自身で食生活(アハーラ)のマネジメントをする上で、献立例を知ることはとても重要ですので、是非参考になさってください。

 

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アーユルヴェーダ料理のポイント

アグニ(消化力)を弱めないアーユルヴェーダの食べ方

アーユルヴェーダ料理における最重要ポイントは、消化力を弱めないことです。

そのためには、何を食べるかも重要ですが、どのように食べるのかも大変重要です。

料理教室には、ご自身の身体の回復や健康の増進、さらなる付加価値を求めて、スパイスや調理法の知識を吸収したいという方が多くいらっしゃいます。
しかし、それ以前に、消化力を弱めない食べ方を心がける必要があります。

もし、消化力が強ければ、新たに取り入れたスパイスや料理は、体にうまく栄養として吸収・同化されるでしょう。

しかし、もし消化力が弱ければ、工夫を凝らした、体に良い食べ物であっても、うまく吸収・同化できません。

そのため、アーユルヴェーダの食事においては、「食べ方」が大切なのです。

 

アーユルヴェーダボウルで適切な量を

アグニを弱めないためのポイントはいくつかありますが、特に気を付けなければならないのは、「一回で食べ過ぎないこと」です。

アグニについてはこちらの記事でご紹介しております。

>>消化の火・アグニとは

 

適正な量を食べるために意識できる簡単な方法として、以下の二つがあります。

  1. 両手の平を合わせ、その手のひらに収まるくらいの器に、軽く食べ物を盛る。これが適切な量となります。
  2. 小さなげっぷが出たら、食べるのをやめる。これ以上食べても、消化できないよ。という合図です。

今回の体験会(2日目)で使った器は、「両手におさまる量」としてぴったりの器です。

消化力に合わせて、みなさんの身体はきちんとデザインされています。
人によっては、身長にかかわらず、手のひらが大きかったり小さかったりするので、器選びはご自身に合わせて行いましょう。

 

アーユヴェーダ料理 献立

体験会の献立は次の通りです。

1日目と2日目で微妙に内容が異なります。

・5種類以上のスパイスとギーで作るスパイスライス女性に嬉しいビーツタヒニオレガノ香るとうもろこしのスパイス焼き冷めてもおいしいにんじんサブジスリランカ風蒸し野菜小松菜のマッルン血行を良くする黒胡椒を使ったキャベツの炒め物さっぱりとして食欲を増進するレモンココナッツチャツネ食感が楽しいブラックウラッドダル

2日目は、スパイスライスではなくバスマティライス、ブラックウラッドダルではなくハノイ風ダルでした。

サブジに使う野菜は、キャベツ、カリフラワー、ブロッコリーなど、ほぼなんでも使えますが、にんじんのサブジは、特に気に入っています。
冷めても、しなっとせず、お弁当にも使いやすいです。
また、にんじんの綺麗なオレンジ色が生えて、食卓やランチボックスの中が華やかになりますね。

サブジについては、こちらの記事で作り方を紹介しています。
>>レシピ:【簡単な野菜のスパイス炒め】サブジの作り方

また、一段と目を引くビーツタヒニは、少量のビーツで簡単に作れます。
こちらもおいおい、レシピをアップします。お楽しみに☆

 

生徒の皆様の声

料理教室には次のような動機でお越しいただきました。

・アーユルヴェーダに興味がある
・体質改善を希望
・体によさそう

講義を通して、ご自身のイメージと違うアーユルヴェーダの食事法や、呼吸法や瞑想にも興味を持っていただいたようです。

 

アーユルヴェーダ料理教室体験会について

アーユルヴェーダ料理が初めての方のための試食会です。
美味しいアーユルヴェーダ料理をお召し上がりください。

アーユルヴェーダって何?初めてなんだけど?
という方も、アーユルヴェーダのミニ基礎講座付きなので大丈夫です。

シンプルで罪悪感のないお料理
1,000の効能があると言われるギー(オイル)、様々なスパイスを使います!

 

 

過去の体験会の様子

>>2018/2/24体験会の様子

>>2018/4/20,21体験会の様子

>>2018/5/19体験会の様子

よくある質問

Q: インド料理を食べるのですか?
A: 私たちの身近な料理をアーユルヴェーダ仕立てにした無国籍アーユルヴェーダ料理です。

Q: ベジタリアン向けですか?
A: アーユルヴェーダは肉や魚を必ずしも禁じませんが、当料理教室では菜食料理を作ります。乳製品を扱うことが多いので、ヴィーガンの方は事前にご連絡が必要です。