「アーユルヴェーダとは」カテゴリーアーカイブ

なぜ痩せない?ダイエットできない女性の7つの悪習慣

いつまでもスリムでいたい。女性の永遠のテーマですね。

ダイエットしたいと言っている女性ほど、ついやってしまう食習慣があります。 続きを読む なぜ痩せない?ダイエットできない女性の7つの悪習慣


オーグメンティングとエクストラクティブ

アーユルヴェーダ食事法のいくつかのポイントのうちの一つが、「オーグメンティングとエクストラクティブの割合に気を付ける」です。

今日はオーグメンティングとエクストラクティブの意味と、それぞれの食物についてお伝えします。 続きを読む オーグメンティングとエクストラクティブ


消化に関わるサブドーシャ

本記事では、各ドーシャのサブドーシャのうち、消化に関わるサブドーシャについて掘り下げます。

具体的な症例と、どのような時にそれが起こったか、どうすることで改善できるかを、筆者個人の経験からご紹介します。

※記載内容は個人的な経験に基づいています。結果は人により異なる場合があり、特定の結果を保証致しません。また、医療行為・医学的なアドバイスではありません。

 

ドーシャとサブドーシャ

アーユルヴェーダでは一人ひとりの体質を、この世界に存在する様々なエネルギーのバランスでとらえます。

ドーシャとは、五大元素(パンチャ・マハブータ。空、風、火、水、土の五大元素)がユニークに組み合わさってできる3つの性質で、私たちの体質も、その3つのエネルギーのバランスで説明できます。

3つのドーシャについてはこちらの記事で詳しく書いています。

ヴァータについて詳しく書いた記事>>【ヴァータ・ドーシャ】体質・特徴・食事のおすすめ

ピッタについて詳しく書いた記事>>【ピッタ・ドーシャ】体質・特徴・食事のおすすめ

カパについて詳しく書いた記事>>【カパ・ドーシャ】体質・特徴・食事のおすすめ

3つのドーシャは、さらに細かく5つのサブドーシャに分類されます。

サブドーシャは、体の中で別々の居場所を持っていて、異なる働きをし、その場でバランスを崩すと具体的な疾患が発生します。

どのサブドーシャが、どんな疾患と関係あるのかを知ることは、より正確に疾患の原因を特定し、対処する上で必要です。

サブドーシャについて端的に解説している記事はこちら
>>サブドーシャとは

 

消化に関わるサブドーシャ

消化作用をサポートし、主に胃と小腸が身体の中の居場所となっているサブドーシャは次の3つです。

  • サマーナ・ヴァーユ
  • パチャカ・ピッタ
  • クレダカ・カパ

サマーナ・ヴァーユについて

サマーナ・ヴァーユは蠕動のリズムを司り、胃と腸が主座です。消化、消化液の分泌、胃から腸に食物を運ぶ役割を担うため、サマーナ・ヴァーユの乱れは、消化不良、食欲不振、膨張感、ガス、下痢を招きます。

経験したことのある疾患

食べ物の消化、吸収、消化は毎日のことなので、サマーナ・ヴァーユの疾患は一過性ではなく、常に起こり得るものです。

疾患の内容を見ると、命取りになるような重大な疾患がないように見えますが、全ての命に係わる疾患の大本となる症例です。

なので、サマーナ・ヴァーユの疾患に気付いたら、いち早くケアをすることで、大病を未然に防ぐことができます。

私は消化不良と膨張感、食欲不振に陥りやすいです。

その傾向が顕著に表れている時の私の日常生活は次のような状態でした。

 

どのような時に疾患が起こったか

私は飲食店で働いていて、食べ物が近くにあるのでそれを見て、においを嗅いでいる状態でした。
まとまった食事をとらず、いつも何かを味見して、器によそって何かを食べるとしても、立ち食い。途中でお客さんが来たり、やらなければならないことができてしまったら、その器を放って作業にかかり、落ち着いたところで立ってまたそれを食べる、といった状況でした。

ずっとだらだら食いをして、食べることに集中せず、食べてすぐ動き出す、といった状況が、消化不振、消化不良、膨張感だけでなく、ガス、便秘、いつもお腹がすいていない、むくみ、体重増加を招きました。

5カ月間で1.5キロの体重の増加と、洗剤の使用などで一番弱まっているであろう手・指の皮膚の湿疹、身体のむくみを経験しました。

どうすることで改善できるか

動きながら、何かをしながら食べないのが一番の選択です。

ピッタの時間帯(10~14時)の間にご飯が食べられなくなったとしたら、お腹が空いている場合のみ、それ以降の時間に、軽い食べ物や飲み物を少量摂取します(次の食事の時間にはお腹が空くくらいの量です)。

できれば味見のタイミングを同じにする、時間をあけて何回も味見をする状況を回避できるように準備できればベスト。

とにかくお腹が空く感覚がなくなることが一番ピンチです。

通常摂取するドリンクを生姜湯と白湯にして、食事の時間になってもお腹が空かない場合は、その食事をスキップするか、重湯のような消化に良いものを少量摂る程度に留めます。

また、プラーナヤマの実践も役立ちます。

 

パチャカ・ピッタについて

パチャカ・ピッタは食物を消化する機能を持ち、体温調整も行います。主座は胃と小腸。パチャカ・ピッタの疾患は胃酸過多、潰瘍、不規則な消化、低血糖症、甘いものへの欲求があります。

経験したことのある疾患

疾患とまではいきませんが、甘いものへの欲求を頻繁に感じます。

 

どのような時に疾患が起こったか

難儀な出来事の前や後、体力仕事で疲れた後、小難しい事務仕事の前や後に欲します。

極端に辛いものを食べた後にも欲します。

 

どうすることで改善できるか

高いハードルを乗り越える前のガソリンとして、または骨の折れる活動をした後に自分をいたわるご褒美として、「甘いものを与えるべきである」という固定観念や習慣を打ち消すこと。

代替として、品質の高いハーブティや新鮮な果物や野菜を自分に与えることを選択し、徐々に、それもなくしていく。

精神的な弱さに気付くことです。

極端な辛味は体に刺激を与えるのでそもそも頻繁に摂取しないこと。
苦味のあるコーヒーや渋いお茶や紅茶は、お菓子のお供として最適です。たとえコーヒーしか飲む気がなかったとしても、飲んでいるうちに苦味と異なる甘味を欲し、甘いものに手を伸ばしてしまうことも少なくありません。

カフェインへの執着を手放すことは、同時に甘いものを手放すことにも役立ちます。

私は食後にコーヒーとチョコレートを食べないと落ち着かないことがありましたが、最初にコーヒーをやめてから、チョコレートへの欲も遠ざかっていきました。

甘くて鼻につんとくるチョコレートばかり、苦味なしに、そういくつも食べられなくなったのです。

 

クレダカ・カパについて

クレダカ・カパは消化管の内壁を保護する役割を担います。主座は胃、特に消化管の内壁で、胃壁を潤し、食べ物を液化させます。消化に必要な含水量を調整するのです。クレダカ・カパの過剰は痰や肥満、糖尿病、高コレステロールを招き、不足は低血糖、消化性潰瘍を招きます。

 

経験したことのある疾患

痰がからむこと(時々ですが)と、肥満です。

痰がからみ、肥満するのと同時に、朝起きられなくなり、動きがのろくなり、鼻づまりも起こります。

これらはカパの乱れた時の状況と同じです。

 

どのような時に疾患が起こったか

消化がうまくいっておらず、体が常に重い。そのような状態が慢性的に続いた時に起こります。鼻づまりについては、最近覚えている疾患ですが、ひどく乾燥する場所に長時間居続けたためではないかと考えます。

 

どうすることで改善できるか

きちんとお腹が空くように、適切な食事の量と、決まった時間に食事を摂る。

経路を詰まらせるような食べ物(バナナやヨーグルト、その他粘性のあるもの)や消化に重いもの(揚げ物、餅、団子など)、甘いもの(かりんとう、ケーキ、お饅頭)など、カパを乱す食べ物を排除し、生姜やはちみつを積極的に摂取すること。

鼻うがいを日課にする。


いかがでしたでしょうか。

身体で感じている症状、健康診断の結果診断された疾患の中に、消化を司るサブドーシャがもつ疾患はありますか?

お医者さんに頼るばかりでなく、そのような疾患の原因となるところの行動のクセやせ伊勝習慣について振り返ってみましょう。

そして、自分ができる一番ハードルの低い改善法を一つだけ考え、実行してみませんか?

身体にも心にも、良い影響が現れるかもしれませんよ。

 

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グルヴァディグナ_「粗」と「微」

アーユルヴェーダの知識の中核「グルヴァディ・グナ」について、実生活や自己の経験に当てはめて考えてみます。

自分の性質を理解し、バランスを取るために何をしたらよいのか、または何をやめるべきなのかが分かると、自分の心身をコントロールしやすくなります。

グルヴァディグナについて詳しく書いた記事はこちら

 

「粗」と「微」

今日は「粗(sthula・ストゥーラ)」と「微(sukshma・スクシュマ)」です。

 

ヴァータ・ピッタ・カパのもつグルヴァディグナ

アーユルヴェーダでは人の体質を3つに(7種類に分けることも。実際には各要素の保有比率によってタイプは無限大)に分けます。

ドーシャがもつグルヴァディグナは各ドーシャによって異なります。今日取り上げる性質「濁・清(透)」に関していうと、以下の通りです。

ヴァータ
ピッタ
カパ

 

性質を実生活に当てはめてみる

自分の好きな視点で、実生活にあてはめてみましょう。
食べ物や行動の観点でたくさん想像できると、バランスが乱れた時に、どういう食べ物が、行動が、バランスをもたらすものであるかが分かるようになります。

食べ物

「粗」・・・粗糖、大豆、塊肉
「微」・・・粉砂糖、豆乳、肉で取った出汁

性格

「粗」・・・あらい、粗雑、粗野、おおざっぱ、大らか
「微」・・・小さい、弱い、繊細、神経質、細かい

行動

「粗」・・・がさつな行動、あらい動作、念入りでない作業
「微」・・・細かい作業、微細な動き・表情

自然・物質

「粗」・・・麹、雪、あられ、ひょう、岩
「微」・・・酵素、水蒸気、粘土、泥、微生物

 

「粗」と「微」の例

実生活や個人の経験に当てはめて考えてみましょう。

呼吸を粗大から微細にする

呼吸法にもいろいろな種類があるのをご存知でしょうか。
鼻呼吸、胸式呼吸、腹式呼吸、完全呼吸、片鼻呼吸、カパラヴァティ、ウジャイ、ブラフマリー……

このうち、ウジャイ呼吸は、吸う息は鼻から吸って、息を喉に当てるようにして、「フゥーン」という音を出しながら吐く呼吸法です。

熱量がより上がり、集中力も高めてくれる呼吸法で、ヨガアーサナの練習をこの呼吸で行うこともあります。

音を出すことで、自分が呼吸しているということに意識を向けやすくなる。そのため集中力が増します。
これは、「粗大」な呼吸です。

ウジャイ呼吸での練習に慣れてきたら、ウジャイ呼吸から、音を出さない呼吸に移します。音ありから音なしの状態、ウジャイ呼吸から鼻呼吸の状態への移行は、粗大レベルから微細レベルへの移行です。

ふだんの行動に、「粗」の要素、動きやしぐさが雑になったり、細かいことへの配慮が行き届かなくなったら、微細なエネルギーを感じるために、粗大な・大きな動きから、より繊細で静かな動きへと移していきましょう。

 

グルヴァディグナのその他の質

グルヴァディグナについて書いた記事、グルヴァディグナのそれぞれの質を1組2種類ずつ紹介したその他の記事は以下のリンクからご覧いただけます。

>>グルヴァディグナとは
>>「熱」と「冷」
>>「乾」と「湿」
>>「重」と「軽」
>>「固」と「流」
>>「動」と「静」
>>「鋭」と「鈍」
>>「軟」と「硬」
>>「滑」と「荒」
>>「濁」と「清(透)」

 


いかがでしたでしょうか。

グルヴァディグナ、今日取り上げた「粗・微」について、皆さんも是非、イメージしてみてください。

 

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グルヴァディグナ_「濁」と「清(透)」

アーユルヴェーダの知識の中核「グルヴァディ・グナ」について、実生活や自己の経験に当てはめて考えてみます。

自分の性質を理解し、バランスを取るために何をしたらよいのか、または何をやめるべきなのかが分かると、自分の心身をコントロールしやすくなります。

グルヴァディグナについて詳しく書いた記事はこちら

 

「濁」と「清(透)」

今日は「濁(picchila・ピッチラ)」と「清(vishada・ヴィシャダ)」です。

ヴァータ・ピッタ・カパのもつグルヴァディグナ

アーユルヴェーダでは人の体質を3つに(7種類に分けることも。実際には各要素の保有比率によってタイプは無限大)に分けます。

ドーシャがもつグルヴァディグナは各ドーシャによって異なります。今日取り上げる性質「濁・清(透)」に関していうと、以下の通りです。

ヴァータ
ピッタ
カパ

 

性質を実生活に当てはめてみる

自分の好きな視点で、実生活にあてはめてみましょう。
食べ物や行動の観点でたくさん想像できると、バランスが乱れた時に、どういう食べ物が、行動が、バランスをもたらすものであるかが分かるようになります。

食べ物

「濁」・・・シチュー、カレーなど煮詰めたもの、ポタージュ、スムージーなど粘性の高いもの、渋いお茶、コーヒー、無濾過ビール、濁り酒
「透」・・・スープ、フレッシュジュース、寒天、水、アロエ、清酒

性格

「濁」・・・はっきりしない、あいまい、心を閉ざす
「透」・・・明確、オープンマインド、清楚、純粋、清廉潔白

行動

「濁」・・・口を濁す、うそ、隠し事、ぐちゃぐちゃにする
「透」・・・まっすぐな行動、正直、隠し事をしない、整然とする

自然・物質

「濁」・・・濁流、雲、霧、もや

「透」・・・清流、光、しずく、雨

 

「濁」と「透」の例

実生活や個人の経験に当てはめて考えてみましょう。

日本のことわざで、「清濁併せ呑む」があり、意味は「(善人も悪人も受け入れるような)度量の大きいこと」です。

この中で「清濁」は善人と悪人、賢者と愚者などの意味で使われているようですが、グルヴァディグナの「清」と「濁」はちょっと違ったニュアンスの気がします。

生産性を濁す

世の中にはあいまいにしておいた方が良いこともあります。

公明正大で全てあけすけ、真実を話すことも大事ですが、時にはあらゆる状況を把握して、濁しておいた方がよいこともあります。

私は昔、ある作業能率を管理し、作業単価を決める立ち位置にいました。
現場に生産性調査を依頼し、場所ごとに生産性の違いとその要因を明らかにしようと躍起になったものです。

しかし、生データを見ると、首をかしげてしまうところがいくつも出てきました。生データをいじっているのでは?と思ったことも少なくありません。

かといって、それをクリアにすることばかりに注力するのも、考え物でした。なぜなら、正しい生産性を測ることの難しさや、日別必要生産数量の増減が激しいこと、設備の違い、人件費の違いがあり、完全な調査は困難でした。

これらを全てクリアにする労力を、全体のコストからしたらあまり影響の大きくない作業単価に対してかけるよりも、人件費×時間×間接費のようなざっくりなものに、他のことに注力する方が、生産的だったのではと、今も思います。

これは、時にはあいまいのままにしておいた方がよいと思った取り組みの例です。

個人の行動に置き換えれば、正直なところは正直で、胸にしまっておくべきことは胸にしまっておく、ということです。

 

濁った/透き通った食べ物と飲み物

今度は食べものの例です。

清酒と濁り酒という言葉があるので、お酒がイメージしやすい人もいるかもしれませんが、今回は、フレッシュジュース(透)とスムージー(濁)でイメージしてみましょう。

ドーシャ別では、「濁」質をもっているのがカパ、「清」質を持っているのがヴァータ、ピッタです。

カパにはなく、ヴァータとピッタで共通している性質に「軽」「動」「鋭」「硬」「流」「微」があります。

フレッシュジュースを飲むとどんな感じがしますか?口当たりがよくて、爽快で、消化にも軽い感じがしますよね。
ヴァータとピッタが持つ質「流」「軽」「清(透)」にあてはめることができるのではないでしょうか。

逆にスムージーはどうでしょうか?これは一般的に、ヘルシーなものと考えられていますが、数種類の果物や野菜を粉砕していて、フレッシュジュースよりは「固」「重」「濁」の性質をもっています。

「似たものが似たものを引き寄せ、相反するものがバランスを取る」という性質にあてはめれば、「固」「重」「濁」性質をもつカパは、スムージーよりもフレッシュジュースを取るべき場合もある、ということができますね。

ヴァータとピッタの場合は、その逆です。

ですが、ドーシャのもつ性質だけをみてフレッシュジュースとスムージーどちらかを選べばいいわけではないので、ご注意ください。

主に甘味(酸味も)、冷性の飲み物を摂ってよいのかどうか、その時の体調など、ホリスティック(総体的)な見方から判断する必要があります。
(※ヴァータの人が、冷たくて、消化しにくいローフードがいっぱい入ったスムージーを飲めば、さらに消化がきつくなるかもしれません。カパの人が、冷たくて、とても甘いフレッシュジュースを飲めば、血流を悪くさせ、太らせるかもしれません)

 

グルヴァディグナのその他の質

グルヴァディグナについて書いた記事、グルヴァディグナのそれぞれの質を1組2種類ずつ紹介したその他の記事は以下のリンクからご覧いただけます。

>>グルヴァディグナとは
>>「熱」と「冷」
>>「乾」と「湿」
>>「重」と「軽」
>>「粗」と「微」
>>「固」と「流」
>>「動」と「静」
>>「鋭」と「鈍」
>>「軟」と「硬」
>>「滑」と「荒」

 


いかがでしたでしょうか。

グルヴァディグナ、今日取り上げた「濁・清」について、皆さんも是非、イメージしてみてください。

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