【甘酸っぱくて美味しい♪】ローゼルジャムの作り方・アーユルヴェーダ的性質

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フレッシュなローゼル(ハイビスカスの一種)を使ったジャムのレシピをお伝えします。

ローゼル(ハイビスカス)のアーユルヴェーダ的性質もご紹介します。

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ローゼルとは

ローゼルおよびハイビスカスはアオイ科フヨウ属に属する植物です。

ハイビスカスは観賞用ですが、ローゼルは食用として、サラダ、ゼリー、ジャム、コーディアル、シロップ、ワインなどに用いられます。

花弁や葉ではなく、乾燥させた「萼(がく)」の部分が使われることが多いです。

萼は鮮やかな赤い色をしていて、肉厚です。

ローゼルは体の下部に親和性があり、うっ血、収縮による腎臓や生殖器系の問題などに良いです。

女性の生殖器官や月経をサポートし、健康的な排尿を促進し、腎臓の健康と機能をサポートします。

ローゼルジャム

生徒さまからローゼルをいただいたので、ジャムを作りました。

白砂糖よりGI値が低く、ショ糖含有量の少ないメープルシロップを使うことで、体に優しい仕上がりにしました。

※妊娠中は食べないでください。
※授乳中は医師と相談の上使用してください。

材料(作りやすい分量)

  • ローゼル 37g
  • メープルシロップ 50g
  • 水 適量
  • ギー(あれば) 小さじ1/2

今回は、萼は37g(工程1の時点で)、煮た後の萼の重量は80gになりました。
ジャムは100cc程度はとれたかな~。

作り方

  1. 果実(種を包んだ萼)を水洗いし、萼の下部をナイフでカットし、種から分離する。それぞれ別々に洗って水を切る。
  2. 鍋に種と水を入れ、種がひたひたになるくらいまで入れる。 沸騰したら蓋をして15分ほど煮る。濾してジュースを別の鍋に取っておく。種は捨てる。
  3. 鍋に赤い萼を加える。ひたひたになるまで水を足す。沸騰したら弱火で15分程度、おおよそ煮詰まるまで煮る。
  4. 重量を計る(80gだった)。同量の甘味を加える(今回は50gに抑えた)。
  5. 10分ほど煮る。(お好みで)ギーを加える。
  6. 煮沸消毒した瓶に入れる。

ポイント

沸騰させすぎないようにしてください。

沸騰させすぎると色が濃くなります。
⇒させちゃった(笑)

ローゼルジャムの活用

できたローゼルジャムで甘酸っぱいジュースを作ったり、シナモンやオレンジと組み合わせてあったかいお茶にすると◎。

身体の熱を取る性質があるので、暑さや熱を下げる夏の飲み物として最適です。

プリンやヨーグルトにかけて食べてもおいしい♡

ローゼルジャムをかけたココナッツミルクプリン↑↑

ローゼルのアーユルヴェーダ的見解

ハイビスカス(Hibiscus sabdariffa)

科目:アオイ科
別名:ローゼル、赤スイバ
使用部位: 花
ラサ:甘味、渋味
カルマ:V↑P↓K↓※過剰摂取でV悪化
ヴィールヤ:冷性
ダートゥ:ラサ、ラクタ、マンサ、マッジャ

作用:収斂性、代替、止血、冷媒、通経促進剤、粘滑剤、鎮痙剤
適応症:循環系、女性生殖系、神経系に良い。月経困難症、月経過多、排尿痛、膀胱炎、咳、発熱、性病、血液中の毒素

注意事項: ひどい悪寒、ヴァータの上昇
禁忌:妊娠中、授乳中は使用について医師と相談のこと

 

ハイビスカスの効能・用途

・健康な髪の成長を促進
・肌を良くする
・体内の余分な熱を取り除く
・腎臓、生殖器系、肝臓、心臓に良い
・心を高揚させる
・循環を良くする
・血圧、コレステロール値を改善する
・抗酸化物質とビタミンCが豊富
・免疫力向上

現代栄養学的に見たローゼル

ビタミン・ミネラル類、アントシアニン、ペクチンがたっぷり。

クエン酸、リンゴ酸なども多く含む。

萼の赤色の成分は「アントシアニン系色素」。
抗酸化物質ポリフェノールの一種で、活性酸素の生成を抑制し、血液を綺麗にしたり、のどの炎症をおさえたりします。

カリウムを多量に含み、利尿作用があります。 


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