秋が旬のさんま。
季節感を感じ、おいしく、栄養も豊富です。
本稿ではさんまの基礎知識と、普段の食卓に活用しやすいレシピをご紹介します。
さんま(秋刀魚)
漢字では秋刀魚。
秋刀魚という名前のとおり、細長い体をしています。
全長30~40cm。
背の部分は青黒色、お腹の部分は銀色をしています。
北太平洋に多く分布しており、産卵のために沿岸に寄ってくる10月頃が旬です。
分類 | 魚介類 |
栄養 | ほかの魚に比べてビタミンDが多い生活習慣病予防に効果があるといわれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を豊富に含む。 |
旬 | 9~12月が旬。 |
栄養
いわし、さばともに代表的な赤身の魚です。
季節や大きさによって成分が大きく変動します。
特に脂質は、旬の大型魚で20~25g、小型魚は5g程度と差があります。
脂溶性ビタミン、不飽和脂肪酸が豊富です。
血合い肉にはビタミンB12が豊富です。
選び方
背が青く光沢があり、腹部が銀色に輝いているものが新鮮で、尾のつけ根が黄色みをおびたものは脂がのっています。
目が黒々としているものがよく、赤いものは鮮度が落ちます。
保存
鮮度が落ちやすいので、すぐに使いましょう。
料理例
塩焼き、かば焼き、さんま飯などに用います。
煮る場合は、しょうがやさんしょうの香りを効かせると良いです。
さんまを使ったレシピ
- さんまの塩焼き