ボリューム満点の「煮豚」のレシピをご紹介します。
煮豚
じっくり低温で煮込んだ煮豚。
ボリューム満点!
パーティーメニューにもおすすめです。
柔らかく仕上がりますが、
もし、歯が悪い人、咀嚼力が弱い人が家族の中にいるなら、
豚モモではなく豚バラを使ってください。
【材料】煮豚(4人分)
- 豚モモブロック 500g
- 油 大さじ1
- 米のとぎ汁 鍋いっぱい
- 生姜(スライス) 2~3枚
- ねぎ(緑色の部分) 15~20cm
<A>
- 酒 150ml
- みりん 70ml
- 醤油 70ml
- 砂糖 大さじ1.5
- 五香粉 小さじ1/6
代用・特記事項
- 豚バラ肉でもOKです。この場合、油はなしでOK。
- お好みで8分ほどゆでた半熟卵も用意しましょう。
- 五香粉はお好みで入れましょう。
スパイスが苦手な方、中華っぽい味付けにしたくない方は入れない方が良いです。
【作り方】煮豚
- 豚もも肉にフォークをさし、タコ糸でしばる。
- フライパンに油をしき、豚肉を入れて焼き色をつける。
- 鍋に米のとぎ汁、生姜、ねぎ肉を入れ、沸いたら弱火にし、蓋をして1時間煮る。
- 3を30~60分そのままにして蒸らす。
- 4をざるにあげ、同じ鍋にAの材料を入れ、1分ほど煮てアルコールを飛ばす。豚肉を入れ、15~20分弱火で煮る。途中豚肉をひっくり返す。
- 5とあれば半熟卵を器またはジップロックに入れ、一晩以上置く。漬け汁にまんべんなくお肉や卵が当たらない場合は、途中ひっくり返して全体が当たるようにする。
- 切り分け、お皿に盛る。お好みで塩とブラックペッパーを振る。
ポイント
- お昼時に食べる場合は特に、前日からの仕込みが必要です。
計画的に作りましょう。 - うちにタコ糸がなかったので、縛らずに工程を進めました。
見栄えが気にならない場合は、省略可です。 - ごみをなるべく出さないようにするなら、ジップロックは使わないで、代わりに大きなお皿を使いましょう。
私は大きなお皿に入れ、時々ひっくり返しましたが、十分味が染みていました。
煮豚のあるパーティーメニューの例
- ゴビムサラニ
- かぼちゃのポタージュ
- 魚介のフェンネル蒸し
- 煮豚と煮卵
- バケット
煮豚とはごはんが進む料理なので、
ごはんのお供にするなら、和食、中華のパーティーメニューのメインにしてもgoodですよ!
講師よりコメント
煮豚は、根気のいる調理法。
と言っても手数は少ないのです。
けれど、待っている時間が長い。
焼いて、煮て、蒸らして、漬け込む。
パーティーがランチタイムの場合は、前日から仕込む必要があります。
ただ、パーティーメニューを当日だけで準備しようとすると、とても大変。
漬けこむ系のメイン料理は、前日に仕込んで当日はサーブするだけなので、きっと重宝するはず!
五香粉が好きな家族の嗜好に合わせて、ちょっとだけ五香粉を入れましたが、
五香粉を入れる方は、ちょっとだけにしておいてくださいね!
(特に自分で作ったものの場合は)少量でもすごく存在感がありますから!
残った漬け液は、丼物や煮魚に使い回せます。
(五香粉が入っているとチャイナ風煮魚ができます!)
翌日からの食事の準備も楽にしてくれる、お助けレシピです♡
『森の時計の料理手帖』