台湾風牡蠣のオムレツ「蚵仔煎(オアチェン)」のレシピ・作り方をご紹介します。
今が旬の牡蠣を使ったボリューム満点のおかずです。
蚵仔煎(オアチェン)
10年ほど前に台湾に行った時に食べた牡蠣のオムレツ(´ー`*)。
とろ~りとした片栗粉のソースの中に牡蠣や野菜が入っていて、
オーロラソースみたいなのが卵の上にかかってて、おいしかった♡︎

スーパーにおいしそうな牡蠣を見つけたら、是非作りたいレシピ。
牡蠣は安全に調理できるかが心配だと思いますが、いくつかポイントを押さえれば大丈夫です。
【材料】蚵仔煎(オアチェン)(2人分)
- 牡蠣 150g
- チンゲンサイ 1/2束
- 卵 3個
- 塩 少々
- 油 大さじ1
<A> - 水 50ml
- 片栗粉 大さじ1
- 塩 小さじ1/4
<タレ> - ケチャップ 大さじ2
- 白みそ 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
【作り方】蚵仔煎(オアチェン)
- 牡蠣は塩水(水500mlに対し大さじ1)で洗い、汚れが出てきたら、ざるにあげて、真水でてばやく洗う。キッチンペーパーなどで水けをよく拭きとっておく。
- チンゲンサイはざく切りにする。<A>の材料を混ぜ合わせておく。
- フライパンに油を熱し、チンゲンサイと牡蠣を炒め、よく火を通す。いったん火を止め、Aを混ぜ、透き通ってきたらフライパンから取り出す。
- 卵と塩を合わせ、よく混ぜる。フライパンに油をしき、卵液を流し込み、弱めの中火で加熱する。3の具材を流し入れ、卵が半熟状になってきたら半分に折る。
- <たれ>の材料を合わせ、卵の上にかけて完成。
安全に味わうためのポイント
ノロウイルスが心配される牡蠣。安全に味わうなら、十分に加熱することがポイントです。
厚生労働省の加熱基準では、
「牡蠣の中心部が85~90度で90秒以上加熱する」
となっています。
90秒以上炒めればOKではありません。
中心部がその温度に達してから90秒以上なので、加熱方法によっては、4~5分ほど加熱することになります。
中心部に火が通った目安
- 最後に箸で押してみて、ぷりっとした感じがあればOK
- 竹串で刺し、仲間で火が通っていたらOK。
美味しく味わうためのポイント
下処理(塩水で洗うこと)がポイントです。
牡蠣には海の塩分が含まれています。
真水につけると、水は塩分濃度が高い方へ移動するため、牡蠣がふくらみ、旨味が薄まります。
水を吸った牡蠣は細胞が壊れやすく、加熱すると縮んでしまいます。
献立例
蚵仔煎を主菜とした、ある日の献立です。

- 白米
- 野菜たっぷり白湯スープ
- 蚵仔煎(オアチェン:台湾の牡蠣オムレツ)
- ブロッコリー・唐揚げ・ポテサラ
ぜひ、作ってみてください。
『森の時計の料理手帖』