宮崎の郷土料理として有名な「冷や汁」のレシピをご紹介します。
火を使わずにできる夏にぴったりの汁物です。
鯖缶で作るので、お手軽に、栄養もたっぷり摂れます。
鯖缶で作る冷や汁
夏の汁かけご飯として、お手軽に作れて食べやすいのが冷や汁です。
夏ならではの薬味が食欲を促進し、さらっとおいしく食べられます。
このレシピでは、鯖缶と豆腐を使いますので、動物性たんぱく質・植物性たんぱく質を同時に摂れます。
簡単にできるだけでなく、栄養もたっぷりです。
火を使わないので、暑い夏のキッチンでも快適♪
【材料】鯖缶で作る冷や汁(2人分)
- きゅうり 1本
- みりょうが 1本
- 鯖缶 1缶(180g)
- 絹豆腐 150~200g
- 生姜(すりおろし) 小さじ2
- 合わせみそ 大さじ1
- すりごま 大さじ1
《水出し出汁》 - 水 500ml
- かつおぶし 5g
- 昆布 5g
代用・特記事項
- すり鉢がある場合は、白いりごまをその場ですった方が、香り豊かにお召し上がりになれます。
- 水出し出汁の材料で、二番出汁がとれます。
- 出汁はかつお出汁などでもOKです。
どうしても準備が難しい場合は、浄水を使いましょう。
鯖缶が旨味を付け足してくれます。
【作り方】鯖缶で作る冷や汁
- 水出し出汁の材料を冷蔵庫3時間~一晩おく。
- きゅうりは輪切りにし、塩少々をふっておく。
みょうがは半分にきってから薄切りにする。 - ボウルの中にすりごま、合わせみそを入れ、1の出汁を濾しながら味噌をのばす。
- ボウルの中に鯖缶を、粗くくずしながら入れる。
缶詰の中の汁も入れる。絹豆腐もちぎりながら入れる。 - 器に4をもりつけ、水けをしぼったきゅうり、みょうが、すりおろしにした生姜をのせて出来上がり。
ポイント
- きゅうりはカリウムも多くて利尿作用があり、身体を涼しくさせます。
- 鯖缶の汁に旨味成分、EPA、DHAなど良質な油が溶けていますので、汁ごと使いましょう。

このレシピで使った食材の基礎知識


是非、作ってみてください。
『森の時計の料理手帖』