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第78話「稚児行列」アーユルヴェーダ小説HEALERS

蓮は莉子と共に栗原神社の夏祭りに立ち寄るが、再婚家庭の複雑な事情を抱える莉子との距離感に頭を悩ませる。稚児行列を終えた快は母・沙羅の仕事先であるあかつきに帰るが、沙羅は新しい仕事に手間取っていてなかなか相手にされない。その頃、善光寺では順正と加藤が地蔵像を前に、その地蔵に花を手向ける人の思いに、思いを馳せるのだった。
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第77話「新しい世界」アーユルヴェーダ小説HEALERS

沙羅と杏奈は、それぞれ慣れない業務に悩みながらも、あかつきを成長させるべく仕事に励む。そして、杏奈はセラピストデビューへの不安を抱きながら、初めてのトリートメントに臨む。今までの杏奈のひたむきな姿を見ていた美津子は、新しい世界への挑戦がうまくいくよう、念を送る。杏奈の成長の様子は空楽にも影響を与え、花火大会の夜、空楽はやりたいことに一歩を踏み出したいという自分の気持ちを認めるのだった。
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第76話「アレルギー」アーユルヴェーダ小説HEALERS

あかつきに、複数の食物アレルギーを持つ息子・善心とその母・愛梨が滞在する。愛梨は、健康な体でありながらパンを残す同宿者・一花に怒りを感じるが、実は一花にも精神疾患の既往があり、現在はプロ意識から厳しく食事を管理していたのだった。杏奈はアレルギー対応のお菓子作りを通して、沙羅はトリートメントや親子のスキンシップを通して、親子の心のケアをしようと励む。アレルギーの事例を通じ、杏奈は「健やかな命を育むには、両親が愛し合い、心身ともに満たされていることがいかに大切か」を深く再確認する。
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第75話「子供の瞳」アーユルヴェーダ小説HEALERS

瑠璃子は、離婚した元夫との面会交流や養育費の問題、将来への不安に心をすり減らしていた。そんな母の苦悩を察する幼い娘の万里子は、羽沼に「パパにあわなくていい」と漏らす。一方、瑠璃子は子育ての足枷なく自由に働く周囲への嫉妬から失言し、羽沼に嗜められる。自身の心の暗さに気づいた瑠璃子は、無邪気に眠る娘を前に、かつて鮎太郎と共に自然の中を駆け回っていた頃には持ち合わせていた明るさが、今は失われてしまったことに嘆き、葛藤する。
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第74話「雨のあかつき」アーユルヴェーダ小説HEALERS

順正は森の中で静かに過ごしながら、過疎地の産科医療の限界や今後のキャリアに思いを馳せる。一方、あかつきでは、美津子、杏奈、小須賀、蓮の四人がしじみ入りの味噌煮込みを囲んでいた。杏奈は、蓮に莉子のことを気に掛けるよう提言する。雷雨の中、美津子は小須賀と蓮を送っていくこととなる。順正と杏奈は、同じ空間にいながらも互いに干渉することなく、自分たちの役割と向き合うため、医学とアーユルヴェーダの研鑽に、静かに励むのだった。
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第73話「ヨギの料理」アーユルヴェーダ小説HEALERS

「あかつき大作戦」に向けて仕事に励む杏奈は、ついにセラピストデビューを告げられる。一方、二日酔いで醜態を見せた料理担当の小須賀に対し、美津子は彼の繊細な手仕事を「料理を通じたヨガ」と評価し、残留を請う。美津子の深い信頼と母のような温かさを感じた小須賀は、新たな人生の門出を迎えつつ、心の拠り所であるこの場所で働き続けることを静かに決意するのだった。
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第72話「烏合の衆」アーユルヴェーダ小説HEALERS

あかつきにて、今のメンバーで初となる親睦会と、今後の事業展開に関する会議が開かれた。11月に長期滞在キャンペーンを実施し、その前座として7〜8月に「オンラインキッチャリークレンズ」を行うという二段構えの企画であった。スタッフからは、セラピストの人数、休日の確保、最大収容人数4人の是非など、実現に向けた現実的な懸念が噴出する。小須賀は4人滞在のクライアント側のメリットに疑問を呈すが、杏奈は「仲間がいることでクライアントのモチベーションが高まり、気づきを得やすい」という精神面での理由を説明する。最後に美津子は、自身の経験から、「人を癒すことで自分も癒される」という想いを語る。そしてこの新しい施策は、「あかつき大作戦」と名付けられたのだった。
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第71話「コンプレックス」アーユルヴェーダ小説HEALERS

ヨガインストラクターの鞍馬は、実家の温泉旅館の閑散期を利用してジムで働いている。彼は自分の美しさには自信があるものの、低身長が最大のコンプレックス。ある日、鞍馬は新入りの同僚が「トレーナーは顔より身体、男は身長がなくちゃ」と陰で言い放っているのを聞き、自尊心が傷つけられる。仕事であかつきに入った鞍馬は、杏奈に自分の身長の悩みを打ち明けるが、杏奈の「男のかっこよさは身長では決まらない」という言葉や、アーユルヴェーダの教えに忠実な言動に、かえってイライラを募らせるのだった。
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第70話「躍動」アーユルヴェーダ小説HEALERS

美津子は長期滞在クライアントの受け入れを強化するべく、秋以降にキャンペーンを行うことを提案し、杏奈にその企画立案を依頼する。突然の重要な役割に杏奈は戸惑いつつも、あかつきの可能性を広げるため、実現に向けて躍動する。杏奈は沙羅と羽沼に「理想のタイムスケジュール」を提示し、アイディアを求める。羽沼は、企画を成功させるために、あかつきのコンセプトや強みを洗い出す作業、そしてスタッフ全員を巻き込んだ親睦会を開くことを提案する。「人を動かす」ことが苦手な杏奈だったが…
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第69話「再びあかつき」アーユルヴェーダ小説HEALERS

杏奈は神社でお宮参りの親子を見て、昔見た夢を思い浮かべる。しかし、その夢を叶えるには、まずは揺るぎない自己を確立したい。そのためにも、あかつきに迎えるクライアントのことに集中せねばと思うのだった。寛子は、自己評価を他者に委ねてしまい、人と比べて落ち込んだり、イライラしたりといったネガティブな感情を抱きやすいクライアントである。杏奈は彼女の認識を変えるためのアプローチを積極的に取るが、美智子が同じようにするよりも、クライアントに影響を与えられていないように思えてしまい…