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第81話「鬱」アーユルヴェーダ小説HEALERS

あかつきは鬱を克服中の女性・直美をクライアントとして迎える。心とは、魂とは。アーユルヴェーダは鬱に対し、総合的なアプローチを試みる。直美は自らのマインドの癖、自らを癒すために避けて通れない家族の絆に気づき始める。杏奈もまた、直美との対話の中で、人を癒すために必要な要素について気づき始めるのだった。
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第79話「遭難事件」アーユルヴェーダ小説HEALERS

快と万里子は、母親への不満と民話を再現したいという好奇心から、二人で明神山へ登るが、天候の急変により動けなくなってしまう。母親の沙羅と瑠璃子、あかつきのメンバーは、激しい雨の中で必死の捜索を行う。羽沼は万里子を背負い、山を下りながら、けなげな子供の願いを、自分が担おうとするのだった。事件を通じ、親子、そして関係者の間で、新たな連帯感が生まれる。
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第64話「鯉のぼり」アーユルヴェーダ小説HEALERS

あかつきを含めた地域事業を支えようと、羽沼はようやく、Webコンサルとして腰を上げた。ゴールデンウィークを迎え、あかつきでは鯉のぼり生春巻き入りの弁当を準備する。小須賀は一人で娘二人を育てる沙羅の喜ぶ顔を思い出し、余剰分を届けた。沙羅は小須賀との会話から、杏奈が経営者側の仕事にまで仕事の幅を広げていることを読み取る。沙羅はもし自分が自由に仕事できる立場だったらともやもやするが、ここでもヨガ的な思考を試みるのだった。
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第63話「思い煩い」アーユルヴェーダ小説HEALERS

莉子は母の再婚と妊娠をきっかけに、女子同士の色恋話に嫌悪を抱き、女であることにも否定的になる。孤立していく莉子だったが、ひょんなことから同級生の蓮の行きつけのクライミングジムへ同行することに。一方順正は、院長である松下宅にて松下と食事を共にしていた。松下はクリニックの新しい展開について話す中で、順正の父親の話題や、順正が産婦人科医として働く背景にある動因に触れようとするが、いずれも彼の本心を読み取れないままに終わってしまう。
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第61話「星に書かれていること」アーユルヴェーダ小説HEALERS

自身と同僚の更年期の悩みを緩和したいと言う真奈に、杏奈は今まであかつきで見聞きしてきた教訓を踏まえて、見解を述べる。生まれ落ちた時、運命が星に書かれているなら、それを知ることで心に波風を起こさなくて済むのではないか。そう話す杏奈に、美津子は星に書かれていなくても心を穏やかに保つ方法はあるが、その方法は人により異なり、自分で探し出すしかないのだと教える。美津子は自分があかつきにおいて果たすべき役割をイメージしながら、ダイアモンドの指輪を見つめるのだった。
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第60話「アーサナ」アーユルヴェーダ小説HEALERS

あかつきに体の歪みがあるクライアント・真奈が滞在している。不安傾向が強く、体の左右差やO脚、反り腰がある。鞍馬がヨガ指導で姿勢や骨盤の位置を改善する方法を示す中、沙羅は自分もヨガを教えたいという思いを再認識する。鞍馬は若いが実力のあるヨガインストラクターだったが、会話の節々には彼の「目立ちたい」欲求が垣間見えて…
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第59話「やりたいこと」アーユルヴェーダ小説HEALERS

あかつきにて、商用写真および動画の撮影とトリートメントの研修が平行して行われる。何かを成そうと一生懸命になっているスタッフたちを観察する空楽だが、その思いはまだ静かに秘められている。一方、サポートをしていた羽沼は、小須賀との会話の中で、秘めた自己の弱みについて言及する。小須賀は墓穴を踏んだことに気づき、内心動揺するのだった。
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第58話「味噌っかす」アーユルヴェーダ小説HEALERS

空楽は、一度だけあかつきで施術を受けただけのお客だったが、弁当作りに顔を出し、小須賀からすでに気に入られているようだった。そんな空楽から、杏奈はまこもパウダーを手渡される。さらにそこに、ヨガIRとしてあかつきと携わることになった鞍馬が現れる。鞍馬はあかつきのスタッフたちと初めて顔を合わせるが…
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第57話「アビヤンガ」アーユルヴェーダ小説HEALERS

春の陽気の中、杏奈はついにアーユルヴェーダセラピストとしての研修を受けることに。美津子の指導のもと、アビヤンガの基本を学びながら、実際に体に触れる感覚や姿勢の重要性への意識を深めていく。施術モデルとなった沙羅の協力もあり、杏奈は不安や戸惑いを抱えつつも、セラピストとしての一歩を踏み出す。
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第56話「強さのカテゴリー」アーユルヴェーダ小説HEALERS

あかつきを訪れた蓮は、杏奈に自身の心のわだかまりを吐露する。強くなれ、大人になれという外野の声に揺れる蓮に、杏奈は自分の心を真っ向から見つめることも強さだと遠回しに伝え、食事を提供する。その頃、美津子は順正に自身の最近の心境の変化や、あかつきを担う新しい芽について話をする。子供の健やかな成長を支えるという大きな仕事の流れの中で、自分たちの仕事は繋がっていると強調するのだった。