講師の個人ネタになりますが、先日、下呂温泉へ行ってきました。
旅の様子をお伝えします。
マタ旅
安定期に入り、体調も落ち着いてきたので、妊娠中ではありますが近場に出かけてきました。
コロナ禍ですし、妊娠中の旅行は体に悪いのではと不安もありましたが、なるべく感染のリスクが低く、負担がかからない旅になるよう、考えて行動しました。
赤ちゃんと最初の旅行ではあったわけですが、しばらく夫と二人きりでできる旅行はお預けですね。
行程
夫は有休を取り、平日(月・火)に旅行に行きました。
夫は基本的にスケジュールを組まず、行った先で興味を惹かれたものを楽しむといったスタンスです。
ので、この行程は予定ではなく、結果こうなったというタイムスケジュールです。
1日目
9:30 | 名古屋の自宅を出発(車) |
11:30 | 道の駅で休憩・のんびり |
12:30 | 下呂温泉着・おにぎりなど軽く食べる |
~15:00 | 温泉街・合掌村(まで行っただけ)をぶらぶら |
16:00~ | 貸切り温泉を楽しむ |
18:00 | 食事 |
21:00 | 夜の散歩 |
2日目
6:30 | 朝風呂(大浴場・露天風呂) |
8:00 | 朝食 |
10:00 | チェックアウト・おみやげ購入 |
11:00~ | 横谷峡「四つの滝」をめぐる |
12:30 | 帰途につく |
15:00 | 自宅に到着 |
下呂温泉
アクティヴィティに関するこだわりは私よりも夫の方が強いため(人ごみを嫌うなど)、旅行の計画を立てるのはだいたい夫のほう。
下呂温泉、湯の山温泉、琵琶湖、南知多などいろいろ候補がありましたが、
宿や妊婦でも散策できそうなところがあるかなど、いろいろ調べてくれて、土壇場で下呂温泉に決まりました。
桜の季節
タイミングよく、桜が満開の時期。
温泉街にも、飛騨川沿岸にも、桜が咲いていました。
広い温泉街なので、ぶらぶら歩いているだけであっという間に時間が過ぎます。
足湯に使ったり、温泉まんじゅうを食べたり。
春休みの平日ということもあってか、学生のような(あるいは新社会人?)旅行客が目立ちました。
坂が多いので、ちょっときつかったですが、いい運動になると励まして温泉街をめぐりました。
貸切り温泉のある宿
「冨岳」という旅館に泊まりました。
今回の夫の宿選びのポイントは2点
- 貸切り温泉があること
- 食事
貸切り温泉は、私が妊婦だからです。
人からどう思われるか、一人で入る危険性、お風呂の温度など、大浴場だとちょっと不安な点もありますが、
小さな貸し切り風呂は、源泉かけ流しでしたが、水を入れればお湯の温度も調整できるし、周りの目を気にする必要もありません。
赤い風呂桶が風情があり、とても満足でした。
ちなみに貸し切りのお風呂は時間制で、翌朝は大浴場に入りましたが、途中で1名みえただけで、ほぼ貸し切りでした。
特に妊婦であることは告げていなかったのですが、宿の方はいろいろと声をかけてくださり、温かい気持ちになれました。
郷土料理を楽しむ食事
飛騨高山で有名な郷土料理といえば朴葉味噌。
私はこれが大好きです。
夕食では飛騨牛と一緒に。
朝食では朴葉味噌だけをそのままご飯などにのせていただきました。
これだけでご飯が何杯も食べられそう。
危険です。
↑夕食のおしながき。
実物は写真に撮りましたが、なにしろ品数が多く、うまく撮れなかったのでおしながきを。
味が強すぎることもなく、一つひとつの料理が本当においしかったです。
朴葉味噌は、おみやげにも買って帰りました。
横谷峡「四つの滝」
2日目はゆっくり宿を出て、横谷峡「四つの滝」を散策しました。
もともと登山という共通の趣味で馬が合う夫。
旅先でも自然があるところを求めますが、今回も、ライトではありながらある程度自然を楽しめるスポットを探し出してきました。
4つの滝全てを回って、歩数にして7~8千歩。
一時間から一時間半で回れました。
車を停めた場所からすぐに、一つ目の滝です。
前々日が一日中雨だったからか、水量が多く、かなり迫力がありました。
こんなにお手軽に滝を見られるなんて……
滝から滝までは林道のような道を歩きます。
コンクリートです。
途中、川沿いの道に行けるところもあります。
二つ目の滝、二見滝まではさほど時間はかからず。
最後に階段を下りて、滝のそばまで行けます。
こちらもかなりの水量。
2番目から3番目までの間が一番長く、緩やかな登りでした。
山が急斜面で、ところどころ「落石注意」の看板がありましたが、注意したところで、ここから落ちてきたらもうどうしようもないんじゃないかと思いました。。
林道には誰もおらず、散策の間、すれ違ったのは私たちのほかには2人だけでした。
3番目の紅葉滝。
やっとのことでたどり着きました。
名前からして、秋にはそばの木々が紅葉して綺麗なんでしょうね。。
4番目の滝まで、300mという看板があったので、それなら、頑張ろうかという気になります。
最後の滝は鶏鳴滝。
そばのベンチで少しの間、マイナスイオン(?)を感じてぼーっとしてました。
滝への分岐の近くには、この街道にまつわる伝説などの解説が記載された看板がありました。
帰りは下りなので、さくさく帰れます。
二見滝を過ぎたところあたりで、
実は山肌が急で、落石がきたらどうしよう、とか、クマが出たらどうしよう、とか怖かったと夫に告げると、
もっと早く言ってくれよと笑われました。
言ったらフラグが立ちそうで嫌だったのですが、無事に帰れてよかった。。
体調は始終よかったのですが、私個人的には、妊娠期にできるアクティヴィティとしてはこの程度が限界かなと思いました。
適度にアクティヴィティがあり、宿でまったりできて、楽しいマタ旅でした。
妊娠中、誰もがこのような旅をして大丈夫という風に思わないかもしれませんが、
体と相談しながら、時々外に出かけて、リラックスできるといいですね。