アーユルヴェーダで最も優れた油とされる「ギー」。
生徒さまからギーに関してよくいただくご質問をまとめました。
生徒さまからのご質問
ギーとは何ですか?
ギーとは、食塩不使用のバター(本来は動物性のミルク)からタンパク質と水分をぬいた精製オイルのことです。
ギーとバターは何が違うのでしょうか?
精製プロセスを踏むことにより、二つには違いが生じます。
詳細はこちらの記事をご参考になさってください。
>>話題のアーユルヴェーダオイル「ギー」その効果効能・バターとの違いとは?
手作りしたギーに沈殿物がある、白っぽく見えるのはどうとらえたらよいでしょうか?
ギーが白くなるのには次の原因が考えられます。
①②の場合は、質感のみの影響であり、ギーの味、品質、保存期間には影響しません。
保存方法に問題があったと考えられる場合は、使用する前に品質と風味を確認してください。
①不純物をろ過し切れなかった。
清澄化の過程ですべての乳固形分と水分を取り除けなかった。
⇒脂肪が固化または結晶化し、白く濁った外観になることがある。
⇒引き上げるタイミングが早かった可能性。
②温度変化
急速に冷えると固くなり、ゆっくり冷えると柔らかく、液体状の質感になりやすいです。
そのため、ギーを作った季節によりギーの質感が変わります。
瓶の端のギーはより固く、中央のギー瓶はより液体になったりします(そして固くなった部分が白く見えることがある)
ギーは冷蔵を必要としませんが、低温にさらされると固くなり、白く濁ったように見えることがあります。
③密封状態
適切に密封されていない場合にも白く変色することがあります。
密閉性の高いガラス瓶がおすすめです。
④長期保存
空気や光にさらされた状態で長期間保存されていた場合、色が変化することがあります。
⑤汚染
汚れと接触したり、湿気やその他の物質により変色する可能性があります。
出来上がりの目安は?
・パチパチという音がしなくなり、燃え尽きたようなシューっという音がしている
※最初は天ぷらを揚げるときのような音がしているが次第に静かになる
・鍋の端が少し茶色っぽくなっている
・ナッツのような香りがしている
・燃えカスのようなもの(固形物)が鍋の底に沈んでいる
出来上がったギーを鍋から瓶に移した後、鍋底に茶色い固形物が残るのですが、熱し過ぎでしょうか。
鍋底に茶色っぽい燃えカスのようなものがこびりついて残るのは、通常のことなので、心配しないでください。
ただし、ギーの色が黄金色ではなく、茶色っぽくなっている場合は、熱しすぎです。
そのようなギーでも食用することはできます。
ギーはどう保存したら良いですか?
清潔な密閉容器に入れ、冷暗所で常温保管してください。
直射日光、熱、湿気を避けてください。
ギーはどんな料理に使えますか?
炒め物など、加熱調理する料理にはたいてい使えます。
ギーは飽和脂肪酸が多いことから、約23度以下で凝固します。
料理を冷蔵庫で保存すると、固化したギーが見えて不思議に思うかもしれませんが、温め直せばまた溶けます。
ドレッシングに使うのは向いていません。
私はギーの特性を生かして、こんな風に使っています。
①焦げにくい
・魚をフライパンで焼く時のオイルとして使う
⇒高温で焼いても焦げに食いので、魚の皮目がパリッとして、風味も良くなります!
・焼き菓子用オイルとして使う
②穀物の風味を良くする
・身体の潤滑性を高める
・お粥(キッチャリー)に入れる
・オートミール粥に入れる
・トーストに塗る
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