秋冬は空気が乾燥し、肌が乾燥したり、体の内側まで乾燥して便秘になったりしがち。
そこで今回は、潤いをもたらす食事の工夫をお伝えします。
乾燥する季節には内側からも潤いを
大気が乾燥し寒くなる秋冬は、アーユルヴェーダではヴァータのエネルギーが増すと考えられています。
その代表的な性質は「乾燥」です。
「似たものが似たものを増やし、相反する性質がバランスをもたらす」というアーユルヴェーダの原理原則に従って、この時期は体を潤すものを内外に取り入れましょう。
ここでは、潤いをもたらす食事の工夫をお伝えします。
大まかな指針
乾燥するこの時期は、ヴァータのバランスを取る食事が推奨されます。
それには次の要素があります。
・温かいもの
・甘味、酸味、塩味
・地に足をつけるもの
・消化にやさしいもの
・旬の食材
キーワードだけでも覚えておくと、シンプルで覚えやすいですよ☆
もともとヴァータ体質の人は、特に乾燥に気を付けましょう。
潤いをもたらす食事の工夫
良質な油分を摂る
ダイエットをしているときでも、食事に良質な脂肪を摂ることは重要です。
・ギー
・ナッツ
・アボカド
・太白ごま油
・ココナッツオイル
など、良質な油を取り入れましょう。
ただし、冬場はココナッツオイルは状況に応じて(冷やす性質があるため)。
ナッツは消化に重いため、調理して食べましょう(そのままポリポリと食べない)。
甘味と塩味を摂る
甘味は土と水の要素、塩味は水と火の要素で構成されています。
甘味と塩味を適度に摂取すると組織を潤します。
ヴァータを鎮静する味でもあります。
逆に辛味、苦味、渋味のものは体を乾燥させるので、注意しましょう。
※辛味のものは適量なら体を温め循環を促しますが、摂りすぎると体を乾燥させます。
旬の食材を食べる
旬の野菜やフルーツは、自然とその時期の体調を支えてくれます。
この時期におすすめなのは、大根、カブ、蓮根、長芋などの根菜。
フルーツは、なし、りんご、ぶどう、柿、バナナなどです。
水分の多い食事
お粥、スープ、シチューなど、水分たっぷりなものを食べましょう。
ヴァータの人であればさらにここにギーやオリーブオイルを入れて食べるのも◎
スパイス摂り過ぎ注意!
スパイスは体を温めるので積極的に摂りたいかもしれませんが、摂りすぎると体が乾燥してしまうかも(先に述べた通り、その辛味と刺激性で身体が乾燥してしまいます)。
スパイスを料理に着く場合は、水分や油分を補いましょう。
その方がスパイスの熱の保持力も上がります。
乾燥させるものを食べない
カフェインは刺激的で、利尿作用があり、脱水させ、体を乾燥させます。
それよりもはちみつ入りのハーブティーやミルクなどがおすすめです。
まとめ
秋冬の乾燥対策、潤いをもたらす食事の工夫をお伝えしました。
- 良質な油分を摂る
- 甘味と塩味の食べ物
- 旬の食材を食べる
- 水分の多い食事
- スパイス摂り過ぎ注意
- カフェイン摂り過ぎ注意
上記に加えヴァータを整える生活習慣を心がけましょう。
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