アーユルヴェーダ発祥の南インドや東南アジアでよく使われる「タマリンド」についてご紹介します。
タマリンドとは
タマリンドをご存知ですか?
主に亜熱帯地域で、高さ20~25mほどの常緑高木に実るフルーツ。
だいたい、ペーストになって売っています。
フルーツといいつつ、フルーツに見えない形で売っているので、何も知らないで、「買ってみよう」という気にはならないと思いますが…
割と、グロディスクな見た目です。
売られているのは画像みたいな感じではなく、甜面醤みたいな見た目です。
タマリンドの使い方
タマリンドは、サヤの中に果肉があって、果肉をペーストにしたものを、さらに水につけてほぐして使います。
ほぐしたら、そのタマリンド水に甜菜糖と昆布だし、少しの塩を入れて「アーユルヴェディックビネガー」の完成です。
タマリンドの味と効能
酸っぱいです。
梅干しに似ています。
私はとあるヨガのイベントで、「タマリンドソーダ」なるものが提供されていて、それを少しだけ(炭酸はヴァータが上がるので少しだけです……)飲みました。
酸味の中にも甘味がある、梅ジュースにも似た味わいです。
3月のお楽しみ会では、「ちゃんと酢の味だ」という反応をいただきました。
アーユルヴェディックビネガーは、硬めに炊いたご飯と混ぜて酢飯にし、上にのせる具材もこの中に事前に漬けこんでおいて、味をしみこませました。
効能としては、整腸作用、消化機能の改善などあります。
朝、タマリンドをほぐしてタマリンド水にしておいたものを、ちょうどいい濃さにして飲むと、便通が促されるかもしれません。
食物繊維、クエン酸、酵素を含んでいます。
発酵食品の優れた点は、「酵素」ですが、タマリンドからも「酵素」を摂ることができます。
タマリンドはどこで買えるのか
お楽しみ会やアーユルヴェーダ料理体験会に来た生徒さんから、
「〇〇はどこで買えるの?」
という質問をよく受けます。
基本的に、アーユルヴェーダ料理に使うスパイスやちょっと珍しいお米や豆などの食材は
「ハラルフード 〇〇(住んでいるところ)」
あるいは
「インド食材 〇〇(住んでいるところ)」
とネットで調べると、たくさんのお店がヒットします。
特に、新宿区、中野区に住んでいる方はラッキーです。
新大久保に行けばなんでも変えます。
私が住んでいる横浜にも、何件かこういうものが手に入るお店があります。
>>【まとめ・特集】スパイス・豆・インド食材などが買える店│横浜・東京
みなさんの住んでいる地域にこうした食材店がなければ、通販(ネット)で買うこともできます。
ちなみにタマリンドは、私が見た限り、普通のスーパーでは売ってませんでした。。