第105話「講師が現れる」アーユルヴェーダ小説HEALERS

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 十二月に入ると、いよいよ本格的に寒くなってきた。空気が澄んでより乾燥し、自然のにおいが弱まる。
 あかつきにはいくつも部屋があるため、暖房の効きが遅い。そのため、今、スタッフたちが集まる応接間は、締め切られた状態になっている。
「寒いわね」
 美津子がホール側の扉を開け、応接間に入ってくると、沙羅、小須賀、空楽、鞍馬は雑談を止めた。
「みんな、大丈夫?風邪が流行っているみたいだけど…」
 一般的にこの時期は、絶え間ない寒さのせいでヴァータとカパの両方が悪化しやすい。呼吸器系への血流が減少し、インフルエンザや風邪にかかりやすい。
 気温が低いと、副鼻腔の免疫システムが弱くなり、細菌を排出しようとして鼻水が多くなる。乾燥した冷たい空気を吸い込むのがはばかられ、呼吸は浅くなりがちだ。また、皮膚の血管収縮により、体の四肢への血流が減少し、末端の冷えを覚えやすい。
 しかし、この場に居合わせた者たちは、顔を見合わせ、それぞれおもむろに頷いた。聞くまでもなく、みんなピンピンして元気そうだった。美津子はそれを見て、口元を綻ばせる。
「今日は年末年始のあかつきの営業と、シフトの確認なのだけれど…」
 美津子はスタッフ一人一人の顔を見渡して、
「その前に、みんなのほうから何か相談したいことはある?」
 このところ、あまり時間を取って全体ミーテイングをできていなかった。
 首を傾げる小須賀の隣に座っている空楽が、すぐに手を顔の横まで挙げ、
「今月はじめにいらっしゃった上原正美さん、Vオイルを使いました。ヴァータのアンバランスを緩和するオイルだからと」
「正美さんね…」
 正美は、前回であかつきへの来訪は三回目。地元民で、宿泊を要しない顧客であった。彼女は不眠、エネルギーの枯渇、冷えなどを訴えている。
「Vオイルは、ヴァータ性のあらゆる不調、たとえば頭痛、関節痛、慢性疲労などに使えるの」
 美津子は小須賀と鞍馬に説明した。
「ヴァータが高いお客さまだと、だいたい、Vオイルを選択肢の一つに入れますよね」
 と、沙羅が補足する。
 空楽は首を傾げ、施術後の状況を話した。言葉では気持ちよかったと言っていたが、施術後の姿に違和感を覚え、様子を見ていたのだ。肩と首をくっつけるように、寒そうにしていて、虚ろな様子。思い切って声をかけてみると、実は、施術後いつものすっきりした感じがなく、重だるい感じになってしまったと、遠慮がちに言った。
「寒そうにしているのは、季節のせいだと思っていました。でも、オイルが合わなかったのかもって後から…」
「Vオイルはごま油がベースで、体を温めてくれるハーブも使われているはずなのに…」
 沙羅は眉根に皺を寄せながら、鞍馬を挟んで横に座っている美津子に顔を向けた。
「それでも、体調が悪かったり、アーマが溜まって身体が重々しかったりすると、そもそもオイル塗布自体が良くない結果になることもある」
 思慮深い面構えで、美津子は空楽を見やった。
「当日の天気は、どんなだったかしら?」
「快晴で、乾燥していました。でも施術室の室温・湿度はいつも通りに保てていました」
 美津子は頷いた。
 たとえ施術の瞬間は暖かさを保てていたとしても、それ以外の時に体が冷えて、循環や代謝が悪くなっていたのかもしれない。それに、室内と屋外で気温差がありすぎるのも、本当は良くない。自律神経が乱れやすくなるので、ヴァータがもともと乱れやすい場合は、特に注意が必要なのだ。
「みんなも、覚えておいて」
 美津子は、セラピストである、ないに関わらず、みんなに向かって言った。
「その人の悪化しているドーシャを一般的には鎮めると言われているオイルでも、その日のお天気や体調によって、使えない時があるの」
 懇々と説明した。
「だからこそ、毎回のカウンセリングが大事なの。施術前のカウンセリングで気になることを言ってなかった?」
 少し、考える間があった。
「やや鼻詰まりがあるとは仰ってました」
 しかし、特に大きな不調でもあるまい、誰にでもよくあることだと思い、大して気にしていなかった。
「あと、眠れなくて、布団に入ってから本当に入眠するまでが長くて、その分朝起きれないとも…」
 大きくはヴァータが優位だが、カパの増加も見られていた。だからといって、オイルを変更しようとまでは考えなかった。
「正美さんは、今後また予約することがあるかもね」
 美津子は空楽に向かって言った。
「そうしたら、その時の状況によっては、NDオイルが活躍するかもしれない」
 カパを調和させつつ、ヴァータを整えてくれるのだ。
「カウンセリングの時に困ったら、先輩二人か、私を呼んで、見解を聞いてね」
 空楽は頷いたが、沙羅は神妙な面持ちになった。
「正直、オイルの選択は、どんなに場数をこなしていても、難しいと感じます。私も、これでいいのかな、これでいいのかな…と迷いながら選んでますよ」
「えー、そうなんですか」
「それは私も同じ。けれど、オイルの選択について再考の余地があると思うのなら、なるべく広く意見を聞いてみるのも、参考になるわ」
 と、美津子は言った。
「それよりも空楽。施術前後のクライアントの変化、または変化が弱いことに、よく気づいたわね。それをこの場で共有するという、素直な学ぶ姿勢も素晴らしい」
 空楽は両手を膝の上で弄びながら、はにかんだ顔になりそうになるのを、どうにか抑えた。セラピストとしてこういう高度な会話をすることに憧れ抱いていたので、それができたのが少なからず嬉しいし、何より美津子が評価してくれたことが嬉しい。
 その他の質問はなく、美津子は本題に移った。
「十二月下旬から一月上旬までの予約が、ちょっと立て込んできているわ」
 年末年始は、もともと来客が一番多い時期だ。仕事をしている人は、長期休暇を狙ってここに来る。そのため、あかつきは毎年年末年始は休まず営業していた。
「沙羅のアピールが良いこともあってか、ここ数週間、ラインへの流入数は右肩上がりだった」
 恐縮するように肩をすくめつつも、沙羅はちょっぴり得意げに笑った。「簡単にできる日常のアーユルヴェーダ」というテーマで、インスタにて積極的にライヴ配信を行ったことが、功を奏したのだ。そのため、あかつき大作戦が終わった後も、沙羅は一向に暇にならなかったのだが…
「キッチャリークレンズの頃から、ラインへの流入数は上がってましたから」
 あかつき大作戦の前座であるキッチャリークレンズと、最後のスリーデイズライヴで、あかつきのアカウントは一気に認知度を上げた。つまり、勢いがあったのだ。
「その余波です」
「だとしても、波を絶やさないのはいいことだわ」
 美津子は口元に微笑を湛えた。そしてその視線を、小須賀に向ける。
─まずは人を囲う。その上で、コンスタントに仕事を取る。
 その必要性を提言されたのは、ついこの間のことであった。
「あかつき大作戦の時のように、相部屋は発生していないけど、年末年始は毎日、客間が埋まっているような状況になっているから」
 美津子は話しながら、マウスを動かし、ラインで勤務スケジュールを送った。
「できる限りの協力をお願いします」

 ミーテイングが終わると、スタッフたちは誰からともなく書斎に移動し、めいめい持って来た昼食をそこで広げ始めた。
「この間、知り合いの女の子とデートしたんだけどさ」
「は?」
 沙羅は目を細めて小須賀を見やった。彼女がいるのに、なにをしているのだ。嫌味の一言でも言いたかったが、その件で鞍馬と会話を弾ませているので、やめておいた。
 居間側の扉が空き、美津子が少しだけ体を中に入れた。一向に帰る気配もなく、弁当を広げているスタッフたちを見て、美津子はなんだか拍子抜けした。
「こんなことだったら、お昼ごはん用意しておくんだったわね」
「まだ作ってないんですか?」
 美津子に顔を向けつつ、小須賀は訊いた。
「今日は一人だから、適当に済ますつもりだったの」
「あ、じゃあ」
 小須賀は自分が持って来た袋を、ローテーブルの端に置いて、
「これ、足しにしてください」
 白字に一本青いラインが入った紙袋にはベーグルが入っている。クリームチーズ、レタス、ハムが挟まれたものだ。
「こういうの食べないかもしれないですけど」
 小須賀はそっけなく言った。
 女にだらしない部分がある反面、小須賀は優しいところがあると、沙羅は思う。特に、何かにつけて美津子に何か食べさせようとする。美津子は多忙さからか、料理や食事にあまり時間を割かない。まとまった量の食事が摂れなくても、大して気にしている感じもない。
 以前美津子は、最終的に最低限の食物摂取で生き延びることを目指すという持論を展開していたが、
─修行僧かよ。
 小須賀には、そんな考え方をする美津子が可笑しかった。美津子の年齢なら、確かにそんなに摂取エネルギーは必要ないかもしれないが、それにしても小食だった。
「ちょっと聞いてください」
 美津子が書斎から出て行った後で、沙羅は誰にともなく嘆かわしい声を出した。
「フォレストの福袋、買おうと思っていたのに、数量限定でもうなくなっちゃったんです~」
「フォレスト?」
 空楽は小首を傾げた。
「ああ、本郷にあるわりと新しいカフェですか?」
 訊き返した鞍馬に沙羅は頷いた。鞍馬もそこへは行ったことはあるが、最近はさっぱり足が遠のき、福袋があったことすら知らない。
「沙羅さん、フォレストに行くことあるんですね」
「ありますよ」
 沙羅は、子供を幼稚園に送ってから、そこで事務作業をしたり勉強をしたりすることがあった。
「その時間が癒しで」
 沙羅はうっとりと言った。
「一人の時間を満喫できるのは、その時間だけなんです」
「ふう~ん」
 小須賀と鞍馬の声が重なった。子供をもつ忙しい母親になれば、そうなのかもしれない。
 沙羅はみんなに、フォレストの福袋について語った。
「コーヒーチケットだけじゃなくて、コーヒー豆やお菓子や豆皿が入ってて、商品を入れてるトートバッグまでもらえるんですよ。お得じゃないですか?しかもそれが、すごい可愛いトートバッグで」
「沙羅さん、買えなかったんでしょ?」
 ベーグルを食べながら、小須賀が皮肉った。
「今更その福袋の良いところ言ったって、悔しいだけじゃないっすか」
「そうなんですよ~」
 沙羅がアームレストをばんばん叩いた。
「手に入ると思っていたものが、手に入らなかった…ってなると、すっごい悔しいし、余計ほしくなるんですよ~」
 沙羅は両手を握りしめて、本当に悔しそうな顔をした。
「こんな時期から、もう売り切れちゃったんですね」
 空楽が淡々と言った。
「そうなんです。人気なんですよ。一回お店で見て、買うかどうか迷って、次お店行った時でいいや~と思ってたら、もうなかったんです」
 小須賀と鞍馬は大きなあくびをした。
 昼食後もなんとなくそこに残ってだらだらと実のない会話をしていると、
「こんにちは~」
 よく知る男の声がして、みんなホール側の扉を見た。もっとも、扉は閉まったままで何も見えなかったが。
「羽沼さんですよね?」
「ええ」
「どうしたんでしょう?」
「ミーティングには呼ばれてなかったですよね」
 羽沼が書斎に顔を覗かせたのは、それからしばらくの後だった。
「お、なにみんな集まって」
 羽沼はみんなのほうへ歩みより、屈託のない笑みを浮かべた。
「また、実のない会話をしているだけです」
「あれ?」
 書斎にいる面子を見渡しながら、羽沼は目を瞬いた。
「今日、杏奈さんは?」
「杏奈さんなら、今日はお休みですよ」
「休み…」
 とはいえ、住み込みで働いている杏奈が、まったく姿を見せないというのも珍しい。離れに籠っているのだろうか。
「研修って、休み扱いになるの?」
 小須賀が沙羅に訊いた。
「さあ…」
 沙羅は首を傾げた。美津子と杏奈の間で、どういう取り決めをしているのかは分からなかった。
「ん?なに?どこかに研修に行ったの?」
 今度は羽沼が首を傾げ、尋ねた。沙羅は小さく頷いて、
「杏奈さんは今、ヨガニドラを習得しに長野県まで行っていますよ」

 杏奈はドキドキしながら、木造作りの小さな、そして可愛らしい家の前に立っていた。
 ここのところ、足込町もすっかり寒くなってきたけれど、松本市街地から少し離れた、雄大な北アルプスの麓であるこのあたりは、さらに気温が低い。
 杏奈はエヌボックスからリュックとスーツケースを降ろした。足込町からここへは、公共交通機関ではアクセスが悪すぎる。そこで美津子が車を貸してくれたのである。
 それにしても、一人で車に乗って長野県まで行くことになろうとは、考えてもいなかった。ほんの一年半前まで、杏奈はペーパードライバーだった。それが今や、スマホのナビを見て、三時間ほどをかけ、行ったことのない目的地まで一人で行ける。自分でも信じられない変化だった。
 目の前の建物の青い外壁を眺めた。大きな家ではないが、おとぎ話に出てきそうな洋風の造りで、小さいが庭もある。
 庭を通り、数段の階段を登り、玄関の前に立った。
 美津子が紹介してくれた、ヨガニドラの指導者・田島朝子とはどんな人物だろう。美津子がスリランカでアーユルヴェーダセラピストの修行をしている頃に、滞在施設で知り合った女性だという。自分より十五歳以上年上の女性だったというから、今はもう大分高齢のはずだが。
 呼び鈴を鳴らす。
 今日から三泊四日、ここで寝泊まりしつつ、ヨガニドラの講習を受ける。
 先生が高齢でも、杏奈は全く気にしていなかった。むしろ、若くてギラギラした熱い指導者より、温厚に優しく教えてくれそうな気がする。
 それに…
─美津子さんが勧めてくれた人だ。
 それだけで、杏奈には十分だった。
「はぁい」
 扉が開くのと同時に、鈴が鳴るような高い声がした。
 杏奈は、扉を開けた女性を見て、一瞬言葉に詰まった。まず目を引いたのは、ダーク・ブロンドの髪。堀の深い顔、きりっと整った太い眉、鼻筋の通った高い鼻、そして、灰色の瞳。
「あら、あなた生徒さン?」
 とびきりキュートな声に、杏奈は耳を奪われながらも、
「はい。今日からお世話になります、古谷杏奈です」
 と、改まって挨拶をした。
 女はきゅっと口角を上げた。真っ赤な口紅を差している。
「田島ゲイルです」
 聞きなれない名前だった。ハーフかクォーターなのだろうが、この顔の濃さからすると、ハーフだろうと杏奈は思った。
「みなさンの身の回りのお世話をしながら、講師を務めさせていただきます」
「はい…え?」
 杏奈は目をぱちくりさせた。
「さ、中に」
 挨拶もほどほどに、と言われんばかりに、ゲイルは杏奈のスーツケースを引っ張り、玄関に招き入れた。
「あ、あのう…」
 杏奈は、ゲイルの顔を見上げた。美津子と同じくらいの背丈であった。
「講師?お、お姉さんが、講師なのですか?」
 ゲイルは杏奈の戸惑った表情を見ると、
「はい」
 と言って、にっこり笑った。
「数年前から、母に代わって、私がヨガニドラ養成講座をしています」

 上高地への玄関口ともいえる場所に立つペンション「すずかげ」からは、北アルプスの山々が見えた。小さな庭の向こうには、大きなスズカゲノキが立っている。
 一階の共有スペースで、窓の外の景色を眺めながら、杏奈はこんなところでも事務作業をしていた。
 共同スペースの真ん中には、暖炉と、四人掛けのダイニングテーブルが二セットある。椅子はベンチでも椅子でもなくソファであった。小さな暖炉が置かれていて、火が焚かれている。
─あったかい。
 炎の力というのは素晴らしいものだ。エアコンの効いた室内よりも、心地がいいように思える。
 杏奈は一番最初に着いたようで、その後三回ほど、あのゲイルという女性が生徒を出迎えに玄関に立った。その度に弾むような高い声が聞こえてきて、杏奈は思わず耳を澄ませた。
 すずかげのヨガニドラ養成講座は、実は広く告知されていない。人伝えで、こっそりと、一年に二回ほど、講座をやるらしかった。どんなふうに講座が進むのか、詳しいことは知らない。
─それどころか…
 講師がどういう人なのかも、よく確認していなかった。
 すずかげは、SNSやホームページをもっているものの、たまにしか更新されず、講師は顔出ししていない。したがって、指導者は美津子の知り合いだというおばあさんだとばかり思っていた。
「こんにちは」
「こんにちは」
 杏奈は、共有スペースに現れる生徒たちと、次々に挨拶を交わした。
 今回の養成合宿に参加しているのは、杏奈の他に三人。
 岐阜県高山市でエステサロンを経営する富島妙子。六十代の女性で、髪の毛は短く、ややふくよかである。
 岐阜県多治見市でヨガインストラクターをしている篠田ひかり。黒髪・ワンレンストレートのセミロングヘアで、年齢は三十代後半。すらっと背が高く、聡明そうな女性である。
 高橋楓はこの中では最年少。年齢は杏奈より一つ下。若く、小柄で、現在は都内でOLをしているが、出身は岩手県とのことであった。
 妙子は名刺を持っていたが、それ以外の者は持っていなかったため、名刺代わりにSNSをフォローし合った。
「みなさン、お揃いになりました?」
 ゲイルが優雅にのんびりと声をかけてきたのは、日が傾いた頃であった。
 なんのガイダンスもなく、ゲイルは四人をヨガルームに移した。その部屋は、五、六人がヨガをできるほどのスペースがあり、床はフローリング、窓からはたっぷりと日射しが入り込む。生徒から講師が立つ位置を見た時に、講師の真後ろに一本の柱がある。その柱には、七つのチャクラのシンボルが描かれている。
「ブランケットがありますから、お尻の下に敷いて座ってくださいねェ」
 ゲイルのいう通り、木製のラックの上には分厚いブランケットがいくつも積まれており、生徒たちは言われたとおりそれを持って床に座った。
─Atha。
 ゲイルは目の前で横に並んで座る、四人の受講生たちに視線を向けながら、心の中で祈りの言葉を唱えた。
─生徒の準備が整った時に、教師が現れる。
 四人の前であぐらを掻いて座ると、ゲイルはにんまりと口角を上げた。
「今からニドラについてお話しますねェ」
 なんの脈絡もなく、講義はいきなり始まった。

 

 


 

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