福井県池田町にて、ホーリーバジルの生産と商品開発をされている「結舎」様の農園へ見学に行ってきました。
本稿にてその様子をお伝えさせていただきます。
ホーリーバジルとは
ホーリーバジル(トゥルシー)はインド・ネパール原産のシソ科の植物。
草丈は30~60cmほどに生長し、葉には強い香りがあります。
インド発祥の伝統医療・アーユルヴェーダにおいては、強力なプラーナを持ち、身体を丈夫にするハーブとして用いられています。
免疫力を上げ、健康維持に比類なき効能をもつハーブであり、インドでは聖なる植物として人々に崇められてきました。
※禁忌:妊娠中(子宮収斂作用をもつため)、出産前・手術中・出血性の疾患(血液をサラサラにし抗血液凝固作用を有するため)
結舎(むすびや)様訪問のきっかけ
ホーリーバジル農園は日本にもいくつかありますが、今回は結舎様の農園を訪ねさせていただきました。
きっかけは、息子のスキントラブル。
インスタにて状況や処置、悩みなどを書いていた時に、結舎様の商品を知り、大変お世話になりました🙇♀️
度々のやり取りの中で、結舎様のとても温かく、丁寧なご対応に感動し、農園にも足を運びたい……と相談したところ、今回の訪問が実現しました✨
池田町について
私は今まで福井県に足を踏み入れたことがなかったので、「旅行がてら」と楽しみに、名古屋から車で向かいました。
9時に名古屋市天白区の家を出て、池田町に着いたのは14時くらい。
賤ケ岳PAで息子に授乳をしたり、敦賀でお昼ごはんを食べたりしたので、正確な所要時間は分かりませんが、車に乗っていたのは3時間くらいでしょうか。
折しも、豪雨の後で道路が封鎖され、最短ルートが使えなかったので、本来はもっと早く着けると思います。
予備知識が全くないまま向かいましたが、池田町は能楽と、能面芸術の文化を受け継いできた町とのこと。
池田町に近づくにつれ山深くなり、のどかで美しい田園風景に。
8月下旬に訪れたので、暑かったのですが、ここは豪雪地域。
これが、質の高いホーリーバジルの生育に重要な地理的・気候的条件になることを今回の訪問で知ることになります。
見学時の様子
池田町の自然豊かな環境で、すくすくと逞しく育っているホーリーバジル。
農園一帯を見せていただきました。
手ですくうようになぞってみると、フレッシュなホーリーバジルの良い香りがします。
シソのような、ラベンダーのような、クローゼットに入れておきたいくらいの爽やかな香りです。
無農薬・無肥料・無消毒
結舎様のホーリーバジルは、無農薬・無肥料・無消毒で育てられています。
冬の間にたくさんの雪が積もること、激しい寒暖差などの条件が、良い土を作り、品質の高いホーリーバジルの生育につながるとのこと。
庭で育てているスイートバジルや大葉ですら、虫に食べられて困ってしまうので、
自然栽培でこれだけのホーリーバジルを生産されているとは、驚きです…!!
ホーリーバジル商品
ホーリーバジルは、葉だけでなく、花や茎も活用され、商品化されています。
ホーリーバジルティー
ノンカフェインのお茶。
すっきりとした、滋味深い味わいです。
ホーリーバジルウォーター(生体水)
ホーリーバジルの葉っぱの水分だけを使った、ホーリーバジルウォーター。
浸透性がとても良く、お肌に良いので、私も息子のスキンケアに使っていました。
今後、花と茎を使った新商品も作るそうです!
出来上がるのが楽しみです😊
ホーリーバジルのはちみつ
ホーリーバジル園の近くに、ホーリーバジルの花の蜜だけを吸っているという蜜蜂の養蜂箱があり、遠目にそれを見られました。
養蜂は、隣町の養蜂家さんのご助力を頂いているとのこと🐝
ホーリーバジルの蜜だけでできたはちみつは、凝固することなく、香り高い仕上がりであるそうです!💡
アーユルヴェーダ料理教室の講師としては、耳寄り情報……使ってみたいぃ。。
「お客様に喜んでいただきたい」生産者の思い
見学中、結舎様からいろいろなお話を伺うことができました。
ホーリーバジルという商品自体のこともご丁寧に説明してくださいました。
それに加え、商品を生産する「人」のこと──
──ホーリーバジル栽培をはじめたきっかけ、直接お客様と関わり、喜びの声を聞けるというやりがい──
も知ることができました。
温かく、熱意のある結舎の皆様の手で育てられたホーリーバジルは、癒しのパワーたっぷりですね。
ホーリーバジル、料理教室でも活用しますので、是非その味や香りを体感してください🍀
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