忘年会シーズン!アーユルヴェーダ的二日酔い予防・対処法

アーユルヴェーダ

忘年会などでお酒を飲む機会が増えるこの季節(12月)。

適度に楽しむのは良いことですが、ちょっぴりやんちゃしちゃった後は、しっかりと体を労わりましょう。

本稿では、アーユルヴェーダ的二日酔い予防・対処法についてお伝えします。

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忘年会・クリスマス・年末年始

12月は忘年会、クリスマス、年末年始の親戚の集まりなど、お酒を飲む機会が増えますよね!

(といっても講師はまったく酒を飲まないのですが(笑))

ルーチンが崩れやすく、生活習慣が不規則になり体調を崩しやすい時期でもあります。

そこで今回はアーユルヴェーダ的二日酔いの予防法と対処法をお伝えします!

不適切な飲酒によって引き起こされる病気

アーユルヴェーダでは、不適切な飲酒によって引き起こされる病気を「マダティヤーヤMadatyaya」と呼び、4つに分類しています。

1.パナティヤヤ(過度の飲酒による急性中毒)。
2.パラマダ(二日酔い)
3.パナジルナ(アルコール性胃炎)
4.パナヴィブラマ(慢性アルコール依存症)

ここでは最初の2つに対する予防法と対処法を説明します。

予防法

体がアルコールを分解するのに十分な時間を与えましょう。

1.飲酒前・中・後に水分補給する
2.アルコールと水を交互に飲む
3.飲む量を減らす

アルコールが身体にもたらす影響をしっかり認識することも大事!

こちらの記事をご参考に
>>【お酒】アーユルヴェーダの見解・アルコールとオージャス

対処法

胃腸の調子を良くする

消化を助けるハーブティーで胃腸を労わりましょう。
ショウガ、ペパーミント、フェンネルを入れたハーブティーは吐き気や不快感を和らげます。

就寝前や起床時に1杯飲んでくださいね^^

十分な睡眠を取る

昂った気分を落ち着けるために、スマホやテレビはやめて、呼吸法をしてみましょう。
ヴァータとピッタが整って眠りやすくなりますよ☆

食事の工夫

アルコールの分解に働く肝臓はピッタの座。
ピッタを鎮める食事を心がけましょう。

  • 塩味、辛味、酸味のものを控える
  • 揚げ物、刺激物を控える
  • 甘味、苦味、渋味のもの
  • 甘い果物、ココナッツ、穀物など

トリファラ

トリファラは伝統的なアーユルヴェーダハーブで、解毒作用があります。
就寝前にトリファラ(粉末)を小さじ1/2~1杯、ぬるま湯で飲みましょう。

禁忌:妊娠中またその可能性、栄養失調、炎症性腸疾患、トリファラによってアレルギーを起こしたことのある人

まとめ

アーユルヴェーダ的二日酔い予防・対処法をお伝えしました!

●予防:体がアルコールを分解するのに十分な時間を取る

対処法:
 ・胃腸を労わるお茶
 ・よく眠る
 ・ピッタを鎮静する食事
 ・トリファラの服用

ご参考にしていただければ幸いです。

 


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