インドの豆粥「キッチャリー」は、アーユルヴェーダの養生食として知られています。
キッチャリーを家で作っているけど、飽きてきた……
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本稿では、キッチャリーの様々なバリエーションをご紹介します。
なお、キッチャリーの作り方は、森の時計の名古屋料理教室またはオンラインにて学ぶことができます。
バリエーションを増やせば飽きない!キッチャリーのアイディア
キッチャリーは、入れる野菜や、使う穀物、トッピングを変えることによって、無限にバリエーションを増やすことができます。
これなら飽きません!
少しの工夫で、簡単に、いろいろなキッチャリーが食べられるんです。
そもそもキッチャリーってなに?
と思った方はこちらの記事をご覧ください。
>>【美意識の高い女子は知っている!】インドの豆粥キッチャリー
シンプルなキッチャリー
写真は、ごはんと、ご飯の8倍くらいの水、ギー、塩、ほんの少しのターメリックで作ったお粥です。
消化力がほんとうに落ちている時は、こういう豆も野菜も入れない、もう本当にシンプルなお粥にしましょう。
私がアーユルヴェーダを学んだからこそお粥にプラスするのは、ギーとターメリック、生姜です。
渋味と独特のにおいが加わるのが嫌な場合は、ターメリックをのぞいてください。
さつまいものお粥
甘味がほしいときは、サツマイモをサイコロ状に切って入れます。
レーズンのお粥
レーズンとデーツ、バスマティライスで作るお粥です。
え?と思うかもしれませんが、これが意外とおいしい……
野菜のキッチャリー
こちらは具材多めのキッチャリー。ポディをトッピングして味の違いを楽しんでます。
ポディはインドのふりかけです。
写真は白ごまと豆、塩とオイルで作ったポディ。
秋に食べたいごぼうとかぼちゃのキッチャリー
甘いかぼちゃを使ったキッチャリーは、もはやお粥というより、リゾット。
私はこのキッチャリーが大好きです。
貧血を防止するビーツのキッチャリー
貧血を防ぐなど女性には嬉しい効能をもつビーツ。
少し使うだけでも見た目が違ってくるので、手に入ったら是非やってみてください。
腎臓を強化する小豆のキッチャリー
小豆、さつまいも、葉野菜を使ったキッチャリー。
キッチャリーに使う豆は、イエロームングダル(ひきわり)がほとんどですが、これは小豆を使っています。
大麦とかぼちゃのキッチャリー
キッチャリーはバスマティ米などの長粒米を使うのが主流ですが、
このキッチャリーでは大麦を使っています。
大麦のぷちぷちした触感と、とろとろにとろけたかぼちゃが甘くておいしい♡
あずきのキッチャリー
上述のさつまいもとごぼうが入ったあずきのキッチャリーよりもシンプルな味。
スパイスの香りが引き立った、エキゾチックな味わいです。
フェヌグリークのキッチャリー
フェヌグリークというスパイスが入ったキッチャリー。
滋味深い味わいです。
スパイスを有効に活用する
キッチャリーに入れるスパイスは、消化を促進してくれるクミンやコリアンダー、マスタードシードなどがおすすめです。
生姜や黒胡椒、クローブもおすすめです。
これらは、すべて身体をじわじわと温めますが、身体が火照りやすい人は、併用しなくても良いでしょう。
カルダモンも良い選択です。
消化不良を改善するとともに、精神的なリラックス作用などがあります。
また、ターメリックは、腸内細菌を強化してくれるので、だいたい入れます。
どのスパイスを使うかは、得たい効能や、その時に使う具材によって使い分けられると良いでしょう。
キッチャリーを作りたい・学びたい方へ
キッチャリー教室(名古屋)
アーユルヴェーダの万能オイル「ギー」とキッチャリーを作る教室です。
オンラインキッチャリー教室
アーユルヴェーダの養生食「キッチャリー」を学ぶ教室です。
zoomを使ったレッスン。
おうちで実際にキッチャリーを作ってみましょう。
作り方(レシピ)はこちらの記事でも公開しています。
>>【痩せたい女子必見・アーユルヴェーダ食事でダイエット】基本のキッチャリーのレシピ・作り方