8月最後の週末、実家に帰省した際、姉夫婦に森の時計で実施している体質診断をしてもらいました。
結果と考察について、ブログに掲載することに同意してくれましたので、ご紹介します。
姉・一児の母
私には姉が一人います。
二つ年上、昭和64年生まれ(昭和生まれの最後の年)です。
妹の私がいうのもなんですが、結構美人で、ユーモアのある性格、難しいことを考えるのは苦手みたいですが、割と器用です。
姉は3年ほどまえに結婚し、去年の6月に出産、両親とほぼ一緒に暮らしているような形。
単身横浜にいる私としては、ありがたい存在です(笑)
姉の体質と乱れ
姉に体質診断を行ってもらいました。その際、旦那さんも客観的な意見を言ってくれました。
プラクリティ(生まれ持った質)_ピッタ・ヴァータ体質
姉のピッタな側面は、端正な顔立ち、身長も体格も平均的なところ。反応が鈍すぎも早すぎもせず的確で、贅沢品にお金をかけます。
ヴァータな側面は、関節がポキポキ鳴るところ、少し怖がりで心配性なところ。ただユーモアのセンスがあり、良好な人間関係を築くのが得意です。また若干おしゃべり。
ヴィクリティ(乱れている質)_ヴァータとカパの増加
姉の乱れは、ヴァータとカパの増加です。
身体面においてカパの増加が、食欲・消化・排泄といった体の機能においてヴァータの増加が見られました。
姉の最近の状況からいいますと、1年ちょっと前(2017年6月)に初めての子供を出産、実家で両親の助けをもらいながら子育てし、そして最近、職場復帰しました。
産後は誰もがヴァータが乱れます。お腹の中にいた赤ちゃんが生まれ、体の中に空間ができている状態です。「空」はヴァータのもつ要素です。そのため産後はすぐ、このヴァータのケアをしなければなりません。出産で骨盤が開いて、骨盤の左右差が生じたり、ボディラインも崩れてしまったりする可能性があります。
推奨事項(アドバイス)
姉に送った推奨事項の一部をご紹介します。
そのままの抜粋でなく、ところどころ省略し、オブラートな感じに書き換えています(笑)
腰から臀部の変化
⇒ヨガを推奨。日常の立ち方や骨盤底筋を引き上げる意識をする。
便秘、ガス
朝、なるべく空腹状態になるように、夕ご飯を調節するのが最大ポイント。
一番いいのは朝起きてすぐ排泄があることなので、朝、とにかく出なくてもトイレに座る習慣をつける。
空腹状態で朝ごはんを食べた時に、一番腸が働いて、便が出る可能性が高い。
ただ、忙しくしていてリラックスできないと、勝手に脳ミソが「うんちくん出してる場合じゃないぜ!」ってなって、出ないから、とにかく時間をとれるようする。
朝ごはん食べてすぐ動かず、最低3分はじっとし、椅子に座るよりも、たいそう座りみたいな態勢になった方がいい場合もある。
また、シンプルだけど重要なこととして、お腹が空いていないときは食べないようにする。
体のその他の不調は、便秘をまず治すと自然に治ってくる。
ニキビ(吹き出物)
口のまわりのニキビは胃の機能低下、アゴやフェイスラインのニキビは婦人科系の不調や体の疲れを表している。
(ヒアリングでは、姉は胃の痛みを訴えていた)
食事
穀物、芋類はちょっと少な目にし、スパイシーなもの(辛すぎない)、苦味、渋味のあるものがいい。
ヨーグルトとバナナは、体の管を詰まらせるので、これも調子よくなるまでは控える。酸味と甘みを欲するようなら、レーズンを一晩水につけたものを、水ごと翌朝よく噛んで食べる。
──以上。
やる、やらないは姉にお任せしました。
アーユルヴェーダやヨガ、他の健康法、何にしても、本人の気が乗らないのに、周りがいくらゴリ押ししても、それほどの効果は望めないのです。
ただ、前向きに考えてくれていると嬉しいなと思います。
姉と家の様子を観察してみた感想
家族といると、自分だけの体調に合わせて献立を変えさせたり、自分だけ食べないのは無理でしょうから、その中で最善を尽くすために、摂取量をコントロールする必要があります。
これを一人でやるのは相当、固い意志がいりますよね。
やっぱり家族がいる場合には、家族の理解とサポートが必要だなって本当に思います。
刺激的な映画や恐いニュース、激しい音楽はヴァータやピッタも刺激するので、除くことが望ましいのですが、テレビがつきっぱなしの家も多いのではないでしょうか。
夜8時以降は特に、子供の成長にとってもいいことではありません。
と、ネガティヴなことばかり書いてしまいましたが、もちろん家族と一緒にいるポジティブな面もいっぱいあります。
その一つはリラックスできること。
誰かと一緒にリビングでお茶を飲んだり、胸にたまったことを誰かに言うだけで、癒しになります。
私は、家に帰っても仕事のことが頭から離れず、自室に入って仕事に集中しようと思いましたが、なんとなく家族の周りにいて、ただ座っていました。
ただぼーっとして、パソコンをする時間が少なかったので、肩や腰、背中の痛みを感じませんでした。
そして、帰りの新幹線でかなりの集中力を発揮できました。
自分以外の誰かのペースを合わせること。これは、窮屈に感じるかもしれませんが、実は、偏ったり、間違った方向に行きそうになるのを止めてくれます。独りよがりな行動をしなくなります。
久々の帰省。
(愛知県稲沢市。名古屋にほど近い場所ですが、田畑が広がる平野、田舎です^^)
法事で親戚がたくさんという、いつもと違った状況ではあったのですが、一時的に、少し遠くなった生活に戻りました。
そこで得たたくさんの気付きや課題を、今後少しずつかみ砕いていけるといいなと思います。
そして体質診断に協力してくれた姉夫婦に感謝です。