名古屋にて対面料理教室、本年5月からはオンライン教室を始めた森の時計。
生徒様にはその表面部分(レッスン)しかお見せしていないわけですが、
毎日どんなことやってるの?
レッスンの裏側、講師の一日をご紹介します。
料理教室「森の時計」を運営する
私は現在森の時計の運営、およびライター(レシピ監修・記事作成)の仕事をしています。
2020年3月までは、これに加え派遣でフルタイムで働いていました。
今から考えるとぞっとします。。
(なりふり構わず仕事に没頭できる独り暮らしじゃなければ絶対無理でした)
しかし、5月からオンライン講座を立ち上げた関係で、毎日バタバタです。
時系列順に、講師がどのような仕事をしているかご紹介します。
【起床後】セルフケアとヨガ
セルフケア、具体的には「舌ゴケ」チェックをします。
これは自分の消化力を知るために必要です。
それから、朝のヨガシークエンス、顔ヨガをやることも。
これは仕事?
と思いますが、講師は、人間そのものを売るもの。。
自分みがき、アーユルヴェーダとヨガの実践を日常的に行うことは、
講師としての0地点より前の仕事と思っています。
【8:00前後】SNS投稿
既存の生徒様、
および潜在的な生徒様(新規)とのタッチポイントとして、
やはりSNSは重要だという認識です。
インスタ、フェイスブックが現在中心になっていますが、
様々な情報を発信しています。
インスタアカウント:@little.coa
【~10:00】ブログ発信とメールレッスン
森の時計ではブログ記事の作成にも力を入れています。
ブログの内容もSNSにてご紹介します。
生徒様とのタッチポイント、教室の様子を知ってもらう意味でも、欠かしていません。
ブログを発信するということは、もちろんそれに向けた準備(調査、体験、執筆)が必要なので、
毎日どこかしらの時間で記事を書いています。
メールレッスンは現在2週間に1回のペースで書いています。
メールレッスンの内容に関して、時々メールをくださる生徒様がいらっしゃるので、
ありがたく拝読しています。
【9~21:00のどこかしら】対面またはオンラインレッスン
レッスンがある日は、朝から掃除、仕込み。
生徒さまを出迎える準備をします。
生徒さまが楽しい時を過ごせるよう、
レッスン前、いかに自分も楽しい気分でいるかが重要なので、
当日バタバタしなくて済むよう、前日からなにかしらの準備と心構えをします。
今でもとても緊張する時があります。
レッスン中、講師は一緒に食事をしません。
ありがたいことに、
「一緒に食べましょうよ」
と言ってくださる生徒様もいらっしゃいます。
けれど、私は食べている間は他に気が回らなくなってしまいますし、
仕事中に食べていると、緊張でとても消化できているとは思えないので、
お誘いをいただきながら申し訳ないのですが、食べないようにしています。。
お昼にレッスンがある時は、
講師は14時過ぎくらいにお昼を軽めに済ませます。
カパ体質のためか、実は一食くらいスキップした方が体的にも心地よくいられると自覚しています。
【12:00前後】試作または動画撮影を兼ねたお昼ご飯
講師にとっては、毎日の食事が練習台です。
なので、自分しか食べないとしても、
その時一番自分が食べたいと思うものを作っているかというと、
そうでもありません。。
レッスン当日から逆算して、その二カ月前頃から、
- 料理のイメージを絵にする
- レシピのたたきをつくる
- 試作する
- レシピを修正する
この作業を行います。
後ろの二つは、レシピが完成するまで繰り返します。
スリランカアーユルヴェーダ料理、スパイス料理、ロースイーツ、グルテンフリースイーツに対してこれをやるので、
結構なボリュームです。
毎日テキトーに食事していたら、とても試作が間に合わないので、
エクセルで進捗管理しています。
【午前・午後】オンラインレッスンの準備
オンラインを導入してからは、レシピが完成した後、
さらに動画の作成をするために料理をします。
- レシピ通りに材料をそろえ調理・動画撮影
- 動画編集
- レジュメづくり
一日撮れて2品です。
動画編集は作業自体は時間はかからないのですが、
パソコンのスペックもあり、更新や保存に時間がかかるので、
何気に拘束されます。
youtuberすごい。
というか、youtuberはyoutuber以外の仕事するヒマないのでは……
と感じる今日この頃です。
【午前・午後】勉強・資料づくり
アーユルヴェーダや料理、ヨガの知識の蓄積と実践も講師を続ける上で必須です。
いつも葛藤するところですが、
勉強や資料づくりをしている間は、
お客様とのタッチポイントはありません。
なので、ここに時間をかけすぎても意味がないと思う一方、
良いパフォーマンスをするために、
また自分自身のためにも欠かせない時間なので、
何気に時間を費やしています。
【16:00前後】買い出しを兼ねた散歩
てくてく歩くことを自分に課しています。
最近は暑くなってきて、とても億劫なのですが、
わざわざ遠いスーパーまで歩いています。
鮮度が落ちやすいものを買う場合は、遠くに散歩して、最後に近くのスーパーに寄ります。
散歩は、健康のために、そして食べたものを消化するために欠かせません。。
ちゃんと「お腹が空いた、食べたい」という気持ちでいないと、
料理の試作をする体制になれません。。
歩くことについてはこちらの記事でも書いています。
>>【コロナ太り・肥満解消】速歩き│ウォーキングに痩せる方法・続けるコツ
【17:30~】夕食づくり
昼食と同様、試作を兼ねる時もあります。
旦那くんが食べることを考えると、
試作といっても、ほぼほぼ集大成にはいっているものを作ります。
(たまにぶっつけで作ったものも出しますが)
お昼にスパイス料理を作っていると、
夜は和食がほしくなることも多く、
現在教室用のスパイス料理と和食が自分の食事において半分ずつくらいです。
【隙間時間】その他の仕事
特に時間が決まっているわけではありませんが、
他にこまごまとした仕事をしています。
- 生徒さまとのメールのやり取り
- 物販の準備(←需要があるのは分かっているのですが、進まず……)
- イラスト作成(レジュメ、ブログ、教科書用)
- 経理処理
- 備品管理・環境づくり
- HPの作成・整備・レッスン登録(スケジュール管理)
まとめ
いろいろ書いてきましたが、
講師の一日は
- 生徒さま対応(レッスン)
- 生徒様との接点をもつ(ブログ・SNSなど)
- レッスンに向けた準備(レシピ・レジュメ・動画作成)
- アーユルヴェーダ、料理研究(情報収集・試作)
などに分かれているわけですね。
たくさんのタスクがあると、
タスク一つひとつの目的や、
大きな枠組みの中での役割が分からなくなってしまいがち。
個人事業としてやっているので、
第三者の視点が分からなくなってしまうのも事実です。
これからは誰かと協働することも必要だと思っています。。
意識していること
料理やアーユルヴェーダの講座の内容について考える時、
「それを生徒様が実践すると、周りにどんな影響があるか」
をイメージするようにしています。
この仕事はとても好きです。
けれど、忙殺されてはつらい顔を生徒様や家族に見せてしまいます。
ご機嫌な様子、楽しい雰囲気を共有するために、
メリハリをつけ、仕事以外に楽しみをもつことも、
最近では心がけています。。