貧血予防、疲労回復に効果がある成分を豊富に含むあさり。
本稿では、そんなあさりの基礎知識をお伝えします。
あさり
あさりはマルスダレガイ科の二枚貝。
大きいものは殻の長さが約5cmになります。
日本全国の沿岸の砂地に住み、養殖も行われています。
分類 | 魚介類 |
栄養 | 鉄、カルシウム、ビタミンB12が豊富。 |
旬 | 秋から春先 |
栄養
栄養二枚貝の中では、たんぱく質、脂質ともに少ないです。
鉄分、赤血球の生成をサポートするビタミンBI2を多く含むため、貧血予防に有効です。
また、疲労回復や動脈硬化の予防に有効なタウリンを豊富に含みます。
カルシウムも多いです。
選び方
口がしっかり閉じていて、触るとさらにかたく殻を閉じるものがよいです。
保存
殻つきあさりは、薄い塩水につけて冷暗所におくと、1~2日はもちます。
パック入りは、 開封しなければ賞味期限内はもちます。
むき身はその日のうちに使い切りましょう。
下処理の仕方
砂出し
塩分濃度約3%の塩水(水200mlに塩小さじ1強が目安)をひたひたに注ぎ、涼しくて暗いところに2~3時間以上おいて砂を吐かせます。
洗う
殻に汚れがついているので、使う直前に殻と殻をこすり合わせて流水でよく洗いましょう。
調理例
酒蒸しやあえ物、みそ汁やチャウダーなどの汁物、炊きこみご飯などに使われる他、つくだ煮や缶詰にも加工されます。
調理のポイント
長時間加熱すると身がかたくなるので、火を通しすぎないようにしましょう。
あさりを使った料理のレシピ
- ボンゴレロッソ