【排出するエネルギーを助ける】アパーナムドラのやり方

アパーナムドラ アーユルヴェーダ

消化・排出するエネルギーをサポートする「アパーナムドラ」。

本稿では、アパーナムドラの効果とやり方、間違っている例についてお伝えします。

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ムドラとは

ムドラとは、体の健康や心のバランス、精神的な覚醒を促してくれるジェスチャーのことです。

「mudra」は「mad(喜び・魅力)」と「rati(引き出す)」という2つの言葉が組み合わさってできた語です。

意味は「身ぶり、印、封印、態度、特性」です。

手や顔や体など、様々なムドラがありますが、その中でも最も一般的なのはハンドムドラ(手印)です。

手の指にはそれぞれに意味や作用があると考えられ、手の形の組み合わせにより、チャクラなどの生命エネルギーに働きかけ、それにまつわる肉体や精神のバランスが整います。

ムドラを行う際の姿勢

できる限り体をしっかりと起こし、背筋を伸ばした状態で、椅子や床の上に座って行います。

アパーナムドラ

アパーナムドラ

アパーナムドラ(Apana Mudra)は下向きのエネルギーの流れのバランスを整えるムドラです。

消化・排出するエネルギーを活性化します。

アパーナムドラの効果

  • グラウンディング感を与える
  • 排池と月経を楽にする
  • 一日の疲れ、ストレス、老廃物などを排出しやすくして内側の静けさを取り戻す
  • 心からマイナス思考・ネガティブ思考を排出しやすくする
  • 分娩の時になかなか赤ちゃんが出てこない場合に役立つ

アパーナムドラのやり方

アパーナムドラ

  1. 中指、薬指、親指の先端を触れを合わせ、輪っかを作ります。
  2. 残り二本の指は楽に伸ばします。

アパーナムドラのNG例

  • 親指と中指、薬指が重なっている
  • 人差し指と小指が曲がっている