「スパイスを使った料理は私は好きでも夫や子どもはあまり好みません。
自分のために作れる機会が限られてしまい残念です」
「普段スパイスを食べ慣れないせいか、家族はあまり手をつけてくれません。
抵抗なくスパイスを取り入れる方法を知りたいです」
生徒さまから頂くよくあるお悩みです。
自分と家族の嗜好や価値観が違うことってありますよね。
本稿ではこのお悩みに回答していきます!
実際に家族に聞いてみた
夫はスパイスに抵抗ない方ですが、もし嫌いなら、どうすれば食べる気になるか聞いてみました。
いやぁ、そうなんだけど、もっと…
真面目に答えろよ
スパイス入っててOK(夫の意見)
中華料理
中華料理によく使われているスパイスといえば、
花椒、山椒、チリ、五香粉、クローブ、八角、シナモン、胡椒
など。
これらは、むしろ入っててほしいとのこと。
入っていた方が本格的な味がしますものね。。
イタリアン
パスタやピザなど、イタリアンにもスパイスやハーブが使われています。
オレガノ、パセリ、チリ、バジル、胡椒、クミン、ローリエ、ローズマリー
洋風のフレッシュハーブは日本人も好む印象がありますね。
甘い物
そもそも甘いものが好きかどうかにもよりますが、
甘いお菓子やドリンクにスパイスが使われていても、致命的に受け付けないということは少ないですね。
お菓子に合うスパイスといえば、
シナモン、カルダモン、ナツメグ、ジンジャー、クローブ、オールスパイス、ひはつ
など様々。
チャイやコーラは好きな人が多いですよね。
その他
洋風の家庭料理にも意外とスパイスは使われています。
ポトフ(クローブ、ローリエ)、ハンバーグ(ナツメグ)、カレー(あらゆるスパイス)、ウインナー(セージ)、グラタン(ナツメグ、胡椒)
などなど。
知らず知らずスパイス入りの料理を食べているかもしれないですね。
スパイス入っているとNG(夫の意見)
逆にこんな時はスパイスが入っているゆえにNGという料理もありました。
際立ちすぎている
ピンポイントで嫌いなスパイスを大量に使ったものはNG!
夫の場合はグリーンコルマというパクチーをルーに混ぜたカレー。
「食べれんくてラーメン食べに行ったわ」
期待と違う
慣れ親しんでいる料理にスパイスが入っているとNGの時も(肉じゃがなど家庭料理として確立されているものにクミン入ってたとか)。
「よっぽどマッチしてればいいけど…」
生野菜・フルーツ×スパイス
「きゅうり×クミンシード的な、生野菜とかフルーツにスパイス入っているのがハードル高いのよ」
だそうです。
夫の名誉のために記載しておきますと、夫は普段、どんなものを作っても、(グリーンコルマ以外は)文句を言わずに食べてくれます(笑)
OK・NGを知る
上記のように、まずは家族の好き嫌いを聞いてみましょう。
嫌いなスパイスはあるかもしれないけど、好きなスパイスもあるかもしれません。
そのうえで、ハードルの低いものから取り入れてみましょう。
スパイスカレー、 粒マスタード、ミネストローネ、フレンチトーストなどはいかがでしょうか。
体調・年齢を意識する
スパイスを取り入れたいという気持ちがあったとしても、それが家族にとって良いとは限りません。
小さなお子様や、胃腸が弱っている高齢の方、病み上がりの方には、スパイスは刺激が強いかもしれません。
なので、薬効があるかもという期待があっても、無理して使わなくて良いのです。
また、稀にですが花粉との交差抗原反応が出る場合もあります。
後入れ・一人の時に
取り分けたり後入れしたりしてスパイスを足すこともできます。
カレーにガラムマサラ入れたり、サラダに最後にクラッシュしたクミンを入れたり…
一人の時はもちろん自由に楽しめます。
自分の好きな物を作っても良い
ふだん家族の好みに応えているなら、たまには自分の好きなもの作ったっていいのではないでしょうか。
家族もあなたが好きな物食べられれば、嬉しいのではないでしょうか。
まとめ
家族がスパイス好きじゃないけどスパイスを取り入れる方法
・家族にどんなものなら良いか聞く
・ハードルの低いものから取り入れる
・体調・体質・年齢を考慮する
・後入れ・取り分け対応で乗り切る
・一人の時に思いっきり楽しむ!
・たまには自分の好きな物作ったっていいハズ
ご参考にしていただけますと幸いです。
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