便秘でお悩みの女性。私の周りにも数多くいらっしゃいます。
そんな女性の皆様に是非取り入れていただきたい朝一番のアーユルヴェーダの習慣をご紹介します。
大変厳しいアーユルヴェーダの便秘の定義
突然ですが質問です。
「あなたは便秘ですか?」
~thinking time~
「便秘です」
と答えたあなた。
つらいですね。
2、3日に1回しか出ない。
一週間出ないという人も(ヴァータの末期症状です)……
※ヴァータについて知りたい方はこちら
>>【ヴァータ・ドーシャ】体質・特徴・食事のおすすめ
では、
「便秘ではない!」
と答えたあなた。
なぜ、そう答えましたか?
「毎日排便がある」
「食べたら30分後くらいに便通がある」
いい理由ですね。
けれど、アーユルヴェーダでは
「起きた後、朝食をとる前に便通がなければ便秘」
ととらえています。
マ・・ジ・・・?
マジです。
大変厳しいです。
朝一番にやってほしいアーユルヴェーダの習慣
とはいっても、どんなタイミングでもいいから一日一回は便が出てほしい。
そんな風に切望される便秘の方にも、まずやってほしい習慣があります。
それは、
「起きたらとりあえず便座に5分座ること」
です。
朝起きたら5分トイレに座ろう
「え?5分も?」
はい。
5分です。
「5分座っても出ないよ~」
そのとおりです。
最初から出ません。
体に「朝一番で便を出すんだよ~」と身体に覚えさせるのがねらいです。
けれども、体質的に朝一で便を出すのが難しい方もいる。これも事実です。
トイレに座っている間他事はしないで副交感神経を優位にする
「ふーん、5分ね。わかった」
で、たった5分でも無駄にしたくないあなた。
雑誌を読んだり、スマホを見たり、本を読んだり。。
いやいや、これでは脳が「ああ、朝起きたら何か読む習慣がついたんだなあ」
と勘違いしてしまいます(笑)
しかも、便は副交感神経が優位になっていないと、出ません。
交感神経が優位になるような活動をして、暇つぶしをしようと思っているなら、やめてください。
何もしないで、5分便座に座ってください。
ただ座ってください。
All you need is sitting!
「日本人はバタバタしすぎなんだよ!
ヴァタヴァタしてるとヴァータが上がって
便秘になっちまうぞ!」
とネコくんも怒ってます。
万病のもと「便秘」と長期的に縁を切ろう
アーユルヴェーダでは便秘は万病のもと。
排出されない毒素が血にのって体をめぐり、一番弱いところに巣食います。
便秘と縁を切るために、朝一番の習慣を体に覚えさせましょう。