【現代人にこそ知ってほしい】アーユルヴェーダの食べ物の見方

野菜 アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダではまず食べ物を2つに分けます。

どんな風に分けるか、分かりますか……?

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その食べ物、栄養ありますか?

アーユルヴェーダではまず食べ物を2つに分けます。

どんな分け方でしょう?

 

  • 熱いのか冷たいのか
  • 体を太らせるもの、デトックスさせるもの
  • おいしいもの、まずいもの
  • カロリーが高いか低いか

 

何が思い浮かびましたか?

 

アーユルヴェーダでは、食べ物の質を、いろいろな観点から、細かく分けています。

が、何よりも先に見ていることがあります。

それは……

その食べ物は

生きていますか?

死んでいますか?

すなわち、

「その食べ物を食べて栄養が取れるかしら?」

ということです。

 

生命力エネルギー「プラーナ」

「プラーナ」という言葉をご存知ですか?

プラーナには

「呼吸、生命力、ヴァータのサブドーシャ」

などたくさんの意味があります。

ここでは「生命力エネルギー」という意味で使います。

 

摂れたばかりの新鮮な果物や野菜には、プラーナがみなぎっています。

 

もちろん、そのような食材を使った、出来立ての食事もプラーナが満ちています。

 

水分を吸って膨らみ、じっくりと炊きあげられ、やわらかくなったお米や豆にも、プラーナがよみがえっています。

プラーナが満ちた食事を摂ると、その食べ物が持っていたエネルギーが私たちにうつり、生きるエネルギーを作り出してくれます。

 

人から影響をうけるように食べ物から影響を受ける

食べ物の質は私たちの身体だけでなくマインドに大きな影響を与えます。

良い仲間と一緒にいれば、気分が上がり、

愚痴や噂話ばかりする人と一緒にいれば、気が滅入る。

 

形はないけれど、身近な人と接する中で生まれる何かしらの影響を受けたことがあるでしょう。

 

口から直接体内に取り入れる食べ物なら、もっとその影響は直接的です。

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私たちは食べ物から作られる

食べ物は私たちになります。

 

食事の持っている質が私たちにうつります。

 

冷凍食品やインスタント食品

コンビニで長い間棚にあったようなお惣菜

作ってから長い時間がたった余りもの

その食べ物に、プラーナはまだ残っていそうですか?

その食べ物は、私たちの身体の血や肉になってくれそうですか?

 

食べ物の持っている質は、自分に移ります。

 

心にネガティヴな感情がうずまいていて、うつっぽくなっている、寂しい、悲しい感情を頂いている人が、

作ってから何日もたっている食べ物や、味気ないスーパーやコンビニのパサパサとしたお惣菜を食べたらどうなるでしょう。

 

私たちが食べ物から得るものは

カロリーやタンパク質・ビタミンなどの数値で表されるものだけではありません。

 

アーユルヴェーダの観点で食べ物を見る

アーユルヴェーダの食事を取り入れたいなら、まずやってほしいことがあります。

 

それは、新しいレシピを探したり、スパイスを買ってきたりするよりも先に、0円でできることです。

 

それは、

「その食べ物にはプラーナはあるか?」

という観点で食べ物を見ること。

 

是非、この姿勢を培い、意識をもってみてくださいませ。