3月スパイス基礎講座の関催報告です。
3月のスパイスはクローブでした。
香り高いアロマスパイス「クローブ」
3月のスパイスはクローブでした。
クローブといっても、ピンとこないと思う方もいらっしゃるでしょうか。
スパイスを使うようになって間もないころ、私は、朝ご飯かデザートのレシピでクローブバウダー
と書いてあるのを見て、パウターから買いました。
その後は甘い系の料理やドリンクを作る時に、適当に入れていた、という程度でした。
けれど、ホールのクローブを使うようになってから、特にホールを粉砕してスパイスミックスとして使うようになってから、存在をしっかり認識しました。
クローブの特徴を学ぶ
レッスンでは、クローブの特徴を5感で味わっていただき、講義を行いました。
クローブはこんな形をしています。
私はよく、ポニョの妹のような形だとお伝えしています。
花のつぼみが料理や漢方として使われてきたなんて………不思議ですよね。
クローブを使った料理
今回のメニューはこんな感じでした。
- 白米と玄米
- ポトフ
- ハッシュドきのこ
- 里芋のクリーミーマッシュポテト
- りんごのクローブ煮
- オリエンタルティー
クロープは煮込み料理やデザート、肉料理などに使えます。
今回はポトフとオリエンタルティーにホールのクローブを、
ハッシュドきのこ、里芋、りんご煮にちょっとだけクローブパウダーを入れました。
クローブの甘味と辛味、温かさを感じていただけたと思います。
ポトフは市販のコンソメ、ブイヨンなしで、お肉と野菜のうまみだけでいただきました。
料理以外にも用途が広いクローブ
クローブは、有名どころだと匂い玉、フルーツポマンダーなどに使われ、虫よけなどの効果が期待されています。
また、歯痛を緩和する効果から、歯医者さんの麻酔に使われているともいわれています。
伝統工芸にも。
こちら、西洋館(横浜・山手)のクリスマスの飾りつけを見に行った時の写真です。
(ブラフ18番館にて、オーストリアのクリスマス)
リーフやクリスマスツリー、 小物などにクローブやスターアニス、 シナモンなどが使われています。
かわいいですよね。
そして、抗菌作作用もあります。
現在、コロナウイルスの報道が過熱しておりますが、そういったウイルスの対策になるかもしれません。
※いきなり今から取り入れても即効性は得られにくいと思います。
でも、長年こうしたスパイスや、バランスの良い食事を摂り、 規則正しい生活を送っていれば、免疫力のある、健康な体でいられるのではないか·…と期待をもっています。