マタニティヨガのポーズ「アルダチャンドラーサナ(半月のポーズ) Ardhachandrasana」をご紹介します。
妊婦さんはバランスを崩して倒れないよう、壁やプロップスを使って行いましょう。
アルダチャンドラーサナ(半月のポーズ)
サンスクリット語で、アルダは「半分」、チャンドラ「月」という意味です。
下半身を強化し、バランス感覚を向上させる少し難易度の高いポーズです。
妊婦さんはバランスを崩して倒れないよう、壁やプロップスを使って行いましょう。
特徴 | 立位、左右非対称 |
効果 | つわりを解消する、下半身を鍛える |
妊娠期 | 妊娠中期~臨月 |
アルダチャンドラーサナ(半月のポーズ)のやり方
- 壁に背中をつけて、左側で三角のポーズ(ウッティタトリコーナーサナ) を行います。
- 左足と壁の間に置いたブロックの上に、 左手を置きます。
- 息を吐いて、左脚を曲げ、ブロックを足の35センチ程度先に持っていきます。
左足にさらに重心をかけるために、右足を内側に引き寄せ、右かかとを床から上げ、つまさき立ちになります。 - 息を吐きながら左脚を伸ばすと同時に、右脚を床と並行なところまで上げます。
背中と右脚を壁につけたまま、 骨盤と上体を天井の方へ回転させます。 - 右腕を肩の一直線上にまっすぐ上へ伸ばし、胸と骨盤をさらに開きます。
腹部を右脚から離すように、 天井の方へ回し、数呼吸キープします。
☆肩甲骨を背中に引き込み、胸をできるだけ大きく広げます。
☆呼吸は深く、 楽に行います。 - 壁をサポートとして使いながら、左脚を曲げて右脚を床に下ろし、三角のボーズに戻ります。
息を吸いながら、ゆっくりと身体を起こし立ち上がり、反対側も同様に繰り返します。
効果
- つわりを解消する
- 骨盤と胸を開く。
- 下肢を強化し、 胎児に圧迫をかけずに腹部をはたらかせる。