マタニティヨガのポーズ「アンジャネヤーサナ(三日月のポーズ)Anjaneyasana」をご紹介します。
鼠径部のリンパ節を刺激し、リンパの流れや血流を促進してくれるポーズです。
アンジャネヤーサナ(三日月のポーズ)
アンジャネーヤ(Anjaneya)は、インド神話に登場する猿族の強壮な神であるハヌマーンの別名。
鼠蹊部のリンパを刺激し、脚のむくみを解消する効果があるポーズです。
妊婦さんは無理に後ろに反ることなく、心地よい範囲で行いましょう。
特徴 | 膝位 |
効果 | 脚のむくみ、脚のつり、骨盤周りを整える |
妊娠期 | 妊娠中期~後期 |
アンジャネヤーサナ(三日月のポーズ)のやり方
- 四つん這いの姿勢から、右足を両手の間に一歩出します。
- 太ももに手をのせ、吸う息でゆっくり上体を起こします。
☆立てた方の膝が外に開かないように。
☆骨盤を正面に水平に保つようにポーズを行いましょう。
☆ポーズが安定しない場合や、股関節が硬い場合は、立てた片足を少しだけ外側に置きましょう。 - 後ろ脚をひいてスタンスを調節し、息を吐きながら前足に踏み込みます。
☆後ろ脚のすね、足の甲でもしっかり床をとらえる。
☆背筋を伸ばします。 - 息を吸いながら両手をまわし上げ、胸の中心を上げ、数呼吸キープします。
- 吐く息で両手を床に下ろします。
前に出した脚を引き、四つん這いに戻ります。
反対側も同様に行います。
効果
全身を大きく開くポーズです。
様々な箇所がストレッチされ、ホールドするための筋力も鍛えられます。