なぜアーユルヴェーダでは「果物は果物だけで食べるべき」なのか

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダでは「果物は果物だけで食べるべき」と教わりましたが、なぜですか?

果物×他の食材の料理は絶対に食べてはいけませんか?

本稿ではこのご質問に回答します。

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果物の特徴

果物は健康的な食品の一つです。

しかし、その恩恵を受けるためには適切なタイミングと方法で摂取しなければなりません。

そもそも果物には以下の特徴があります。

・ビタミン・ミネラルなど栄養豊富
・消化のスピードが速い

果物と他の食べ物は消化のペースが異なります。

消化がとても早いのが特徴です。

果物は果物だけで食べるべき理由

果物は本来すみやかに消化されるものですが、他の食べ物があると消化が遅くなり、胃の中に留まって発酵が始まり、酸性度が増し、ガス、消化不良を引き起こします。

果物のベストな食べ方

果物を朝食として、または食事とは別のタイミング(間食として)で摂るのがベストです。

南国フルーツ

「果物×他の食材」の組み合わせはNG?

しかし、
果物と他の食べ物が一緒に調理された料理もあります。

フルーツタルト、オートミール粥、タジン、サラダ…

ローイチゴタルト

それを食べたいと思うこともあるかもしれません。

繰り返しになりますが、

アーユルヴェーダの理想は「果物は果物だけで食べるべき」です。

ただし、あくまで個人的な見解ですが、

・バランスの乱れがない
・アグニ(消化力)が強い

という前提があれば、たまに、ほどほどの量を一緒に食べる分には大きな問題にはならないと考えます。

逆にそうでないなら、果物は果物だけで食べるにこしたことはありません。

より良い食べ方

個人的には、
一つのお鍋で調理され、食材がそれぞれの個性を失い、一つのものになっている場合は、消化のペースに差が出にくくなっているので
「生のフルーツ×他の食べ物」よりは「マシ」だと思っています。

消化がうまくいっている
消化の火が強い

そういう時は、ほどほどの量を一緒に食べる分には
問題ないかもしれません。

まとめ

・果物は果物だけで食べるべき
・理由は、果物と他の食べ物は消化のペースが異なるため
・消化されなかった果物は発酵し、酸性度が増し、ガス、消化不良を引き起こす
・果物を朝食にとして、または食事とは別のタイミング(間食として)で摂るのがベスト
・健康で消化力が強ければたまに一緒に食べるのは大きく問題にならない。
・一緒に加熱調理しているとなお影響が少なくなる。

 

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