2月のアーユルヴェーダ実践法

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダでは、季節ごとに食事やライフスタイルを変えること推奨しています。

私たちの身体の機能や、性質、心理的な傾向は、季節に影響されるからです。

本稿では、2月の気候や体の中で起こることを紐解き、推奨される行動や、食事、おすすめの食材について解説します。

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2月

冬から春への変わり目。

寒さは続きますが、気温が上昇を始める時期です。

2月の気候

2月は冬の雨と雪で湿気が高い傾向があります。

まだ大雪が降る地域もあります。

湿った雪は、春の到来を表しています。

厳しい寒さの冬から水豊かな春への変わり目なんですね~🌱

2月の心身の傾向

1年で最も寒い時期が過ぎると、体は脂肪を放出する戦略に移行します。

体を浄化し、これからの暖かい気候に備えましょう!
晩冬、初春は、体重を減らすのに理想的な季節です。

寒さと乾燥は徐々に和らいできますが、その性質が顕著な日には、体を暖かく保ち、ヴァータケアをしましょう。

湿度は日に日に増え、カパの季節がすぐそこまで来ています。
そのため、2月から次のような不調を感じる可能性もあります。
《カパ性の症状》
体が重い、だるい、むくみ、アレルギー

冬の間に蓄積した脂肪を放出しようとして、肝臓に余分な負担がかかると、感情的な苦味(自己批判、失敗間)やイライラ感を引き起こすこともあります。

季節の変わり目は、日々の自然の状態を見て、今まで優勢だったドーシャ(ヴァータ)または次に優勢になるドーシャ(カパ)にアプローチしましょう!

2月におすすめの行動

・鼻うがい、オイルの点鼻
・寝坊しないようにする
・昼寝をしない
・呼吸法
・ヨガ
・運動
 ⇒冬の脂肪を軽くする
・アビヤンガ
 特に寒く乾燥した日
・午後10時までに就寝する

2月の食事

カパを鎮静する内容ですが、ヴァータが強い場合は調理の際、火を通し油分を足すのを忘れずに。

《good》
・寒い日にはボリュームのある食材を食べる(根菜など)。
・苦味のある食べ物(肝臓を浄化する)
・スパイスを加えて、血行を促進する

《avoid》
・脂肪分と甘いものを最小限にする。

2月におすすめの食材

冬と春の両方のバランスをとる食事を心がけましょう。

ジャガイモ
カブ
ニンジン
そば
ライ麦
ビーツ
豆類
ひよこ豆
黒豆
ケール
ほうれん草
ブロッコリー
ニンニク
レモン

2月におすすめのスパイス・ハーブ

クミン
ターメリック
フェヌグリーク
生姜
ホーリーバジル
アマラキ
トリカトゥ
ブラックペッパー
シナモン

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