太白ごま油はうがい、マッサージなどの美容ケアに活用できます。
具体的な活用法をご紹介していきます。
太白ごま油を使ったうがい
アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)では、ごま油を使ったうがいを推奨しています。
太白ごま油の代表的な使い方のひとつです。
水でのうがいのことをサンスクリット語で「ガンドゥーシャ(Gandusa)」といいます。
ごま油を使ったうがいは「ガンドゥーシャ・スネハン(Gandusa snehan)」です。
準備するもの
- 太白ごま油(キュアリング済のもの) 小さじ1~大さじ1
- 使用済のティッシュペーパーを入れた新聞紙で作った袋(エコなものを推奨)
↑こちらについては別記事で紹介します。
ごま油の量については、人により様々です。
私は唾液量が多いので、大さじ1だと5分もぶくぶくしているうちに液量が多くてやりにくくなりますので、小さじ1にしています。
油の量が多ければ多いほど効果があるのかどうかは、森の時計では未検証となります。
ご了承くださいませ。
やり方・手順
- キュアリング済みの太白ごま油を口に含み、ブクブクとうがいしたり、歯の間・口全体に動かしたりします。
- 使用済のティッシュペーパーを入れた新聞紙で作った袋に吐き出して、終了です。
※油をそのまま排水溝に吐き出さないように注意しましょう!
効果
次のような効果が期待できるといわれています。
- 歯と歯茎を強くする
- 口臭、口内炎、虫歯予防
- 肌の若返り
- ほうれい線の緩和
太白ごま油のメイク落とし(クレンジング)
太白ごま油はメイク落としにも使えます。
太白ごま油の殺菌作用・抗炎症作用を生かした活用法です。
※肌に合わない場合は使用をお控えください。
やり方
- キュアリング済みの太白ごま油小さじ1杯程度を手に取り、両手の人差し指と中指の指先を使って、肌(メイクをしている部分)になじませます。
- ぬるま湯またはお湯で洗い落とします。
使用感
- 化粧(ナチュラルメイク程度)は問題なく落ちます。
※厚い化粧やアイシャドウでの実証実験は行っておりません。 - お湯ですすいだだけでは多少顔がぽてぽてしますが、保湿にもいいように思うので放置しています。
- 目にオイルが入ると多少目が染みるように感じますが、視界が悪くなるなどの問題は発生していません。
※ただし、不安な場合は使用をお控えくださいませ。
マッサージ(アビヤンガ)
アーユルヴェーダでは、オイルの塗布(アビヤンガ)が日常のセルフケアとして推奨されています。
ゆっくりとした穏やかなタッチでオイルを体に塗り、オイルを吸収させます。
肌質が良くなる、皮膚が柔らかくなる、血行改善などの効果が期待され、
若々しさを保つことに繋がります。
太白ごま油のマッサージは全身におこなえます。
※ただし、ピッタが過剰な場合は他のオイルをおすすめします。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
>>【スリランカアーユルヴェーダ施設滞在記4-4】アビヤンガに使うオイルの種類とその性質
乾燥が激しいところを重点的に、やさしく、オイルをおくようにマッサージしてみてください。
(ツボや筋肉の筋などを)押したりする必要はありません。
詳しいやり方はこちらの記事でご紹介しています。
>>【アーユルヴェーダのセルフケア】 久しぶりにアビヤンガをしました
まとめ
アーユルヴェーダで古くから活用されてきた太白ごま油。
是非、アーユルヴェーダのオイル美容法をお試してください。
経済的ですし、髪と肌のアンチエイジングに、きっと役立ちます。