3月のアーユルヴェーダ実践法

アーユルヴェーダ
3月

アーユルヴェーダでは、季節ごとに食事やライフスタイルを変えること推奨しています。

私たちの身体の機能や、性質、心理的な傾向は、季節に影響されるからです。

本稿では、3月の気候や体の中で起こることを紐解き、推奨される行動や、食事、おすすめの食材について解説します。

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3月

徐々に日差しが戻り、春を感じます。

朝、なかなか起きられない…という方もいらっしゃるのではないえdyそうか。

季節が変化する時は、次のシーズンのドーシャに対応するとともに、前のシーズンのドーシャのケアを行うことが重要です。

3月の気候

3月になると、日が長く、明るい時間が増えます。

地域によって差はありますが、雪が解けるのに十分、暖かくなり、湿度が増え、大地は肥沃になります。

天候が変わりやすい時期でもありますね。

2月の心身の傾向

冬の間ずっと固まっていた体内の脂肪が液状となり、胸や副鼻腔から痰がにじみ出てきます。

水に関連した夢を見るかもしれません。

内部の脂肪が「溶ける」と、血液が濃くなり、循環系が詰まることがあります。

うっ血、過剰な水分(湿熱)が肺を攻撃し、上気道うっ血、肺炎などを引き起こしやすくなるのはこのため。

脂肪の代謝を行う肝臓にも負担がかかります。

3月には以下のような、カパ性の症状が多くなるでしょう。

・食欲不振
・副鼻腔感染症
・うっ血
・痰による吐き気
・全身倦怠感

3月におすすめの行動

・鼻うがい、オイルの点鼻
・寝坊しないようにする
・昼寝をしない
・呼吸法の実践
 カパラヴァティ、バストリカなど
 ⇒プラーナを構築する
・日光浴をする
・運動をする
 ⇒冬の脂肪層を落としてうっ血を防ぐ
・ガルシャナ:絹手袋を使った軽擦法
 (ドライマッサージ)

3月の食事

カパを鎮静する食事を心がけますが、ヴァータが強い場合は調理の際、火を通し油分を足すのを忘れずに。

・軽い食べ物を食べる
・辛味、苦味、渋味を摂る
・利尿作用のある野菜
・プラーナを高める新鮮な食べ物
・油っこく、こってりして、甘い食べ物を避ける

3月におすすめの食材

生命力にあふれた軽い野菜をむしゃむしゃと食べましょう。

穀類

全粒穀物、キビ、大麦

野菜

チコリ、セロリ、アロエヴェラ、大根、とうもろこし、クレソン、ルッコラ、レタス

ほうれんそう、スプラウト、山菜、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、ごぼう

カブ、キャベツ、グリーンピース、小松菜、さやえんどう、春菊、菜の花

ニラ、ふきのとう、みつば

果物

いちご、キウイ、マンゴー、はっさく、デコポン

その他

豆類

3月におすすめのスパイス・ハーブ

黒胡椒、シナモン、生姜、にんにく、パセリ、コリアンダー、クミン、フェンネル、ディル、ホーリーバジル、フェヌグリーク

 

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