アーユルヴェーダのセルフケアといえば、アビヤンガ(オイル塗布)!
しかし、自宅ではハードルが高い、続けられないとお悩みの方も多いはず。
そこで、本稿ではオイルよりも手軽に使えるアーユルヴェーダバームの作り方をお伝えします。
ベタベタしないので、保湿剤代わりに使っていただけますよ^^
アビヤンガとは
アビヤンガとは、オイルの塗布。アーユルヴェーダトリートメントの一つ。
体にオイルを浸透させ、毒素を吸い取ったオイルを、汗として身体の外へ排出します。
サロンではこのスヴェダナ(発汗)まで行いますが、自宅でのセルフケアレベルでは、オイルを塗り、お風呂で汗をかくというのが一般的です。
アビヤンガをすると次のような効果があります。
・ヴァータの鎮静
・肌が良くなる
・皮膚が柔らかくなる
・若く見える
・柔軟性を高める
・血行改善
自宅でのアビヤンガのお悩み
そんな良いことのたくさんあるアビヤンガですが、自宅で行うとなると、いろいろなお悩みが浮上します。
・面倒くさい
・オイルのついた体でお風呂に入ると汚れるのでは?
・オイルのついたタオルの処理(洗濯)の仕方が分からない
特に寒い冬は、オイルを塗った後浸透する時間を取りにくく、体がベタついた状態でお風呂に入るのがためらわれるかもしれませんね。
そういう場合は、アーユルヴェーダオイル×蜜蝋でアーユルヴェーダバーム(蜜蝋クリーム)を作り、保湿剤のようにお風呂上りに塗るのがおすすめです!
オイル塗布と全く同じ効果が得られるわけではありませんが、面倒くさい、やらない!というよりは、たとえ補助的なものであっても、できるだけ頻繁にできるツールを持っておくのは、とっても良いことです◎
アーユルヴェーダバームの作り方
材料
・精製ミツロウ 4g
・アーユルヴェーダオイル 25ml
作ったバームを入れるクリーム容器(100均でも買えます)を用意しておきましょう。
↑スリランカのドクターに送ってもらったアーユルヴェーダオイル(息子用)
ビーカーは、これではちっちゃすぎた(笑)
補足
・お好みで精油を数適入れることもできますが、アーユルヴェーダオイル自体に独特の強い香りがあり、精油の香りを感じにくいため、私は入れません。
・アーユルヴェーダオイルは、ご自身の目的に合うものをご使用ください。
ティラキタさんやいっちゃさんで買えます!
・蜜蝋には、精製蜜蝋と未精製の蜜蝋があります。
未精製の蜜蝋には有効成分が多く含まれているので、効果を優先したい方は未精製のものがおすすめです。
しかし、お肌がデリケートな方は、刺激の少ない精製蜜蝋から試すのが良いでしょう。
作り方
1.お鍋にお湯を沸かす。
2.耐熱容器に蜜蝋とアーユルヴェーダオイルを入れて、湯煎しながら、泡だて器でよく混ぜる。蜜蝋を完全に溶かす。
↑やっぱビーカーちっちゃすぎたね^^;
混ぜにくいので、必要量よりちょっと大きめのもの使いましょう(笑)
3.クリーム容器に移し、粗熱を取る。
↑できたて。
冷めると固まって、バターのような色になります。
使い方
お風呂上りなどに、保湿剤としてお使いください。
手のひらで温めてから塗ります。
使用期限:1か月
注意事項
作成したものは自己責任の上、お楽しみくださいますようお願い致します。
妊産婦、乳幼児、また既往症のある方は、アーユルヴェーダオイルを使っても問題ないか、事前にメーカーにご確認ください。
使用中、異常が現れたらすぐに使用を中止し、大量の水で洗い流してください。
オイル塗布と比べて効果のほどは?
オイルの効能を体の深層深部に届けるという意味では、温めたオイルを塗布するよりも、浸透性は劣ると思います。
けれど、保湿剤、肌のバリアとしては十分機能します。
何より、オイル塗布は面倒くさくて続けられない…という場合は、バームのほうが続けられるのであれば、そうしても良いのではないでしょうか。
バームであれば、塗った後普通に服を着てもベタつく感じはありません。
毎日の保湿はバーム、時々、余裕がある時にオイル塗布…という風にしてもいいですね♪
バームも取り入れて、アーユルヴェーダライフをお楽しみください^^
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