【アーユルヴェーダ関連本紹介】40歳からの心身毒出し法

こんにちは!

今日は本の紹介です。

『40歳からの心身毒出し法』蓮村誠著


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『40歳からの心身毒出し法』蓮村誠著_概要

著者について

私はアーユルヴェーダをヨガスクールとハワイの先生から学んでいるので、国内のアーユルヴェーダの先生や研究機関の講義はほぼ受けたことがなく、

「日本でアーユルヴェーダといったらこの人有名じゃん!」

と言われてもよく分かりません。。

ということでこの本の著者・蓮村誠さんについても私が紹介できるわけではありませんが、本に書いてあるプロフィールによると、

「マハリシ・アーユルヴェーダ認定医で、現在は診療にあたる一方で本などを書かれ、いろいろな団体で理事長としてご活躍されている」ようです。
(雑な説明ですみません……)

著書もたくさんあるようですので、また手に取ってみようと思います。

構成・内容について

私は現在27歳(もうすぐ28歳。信じられない)。
なのになぜこの本を手に取ったのか。。(笑)

とりあえずほんの構成をざっと箇条書きすると
・40代特有の心理
・40代ならではの役割-ダルマ
・事例紹介(症例)
・ドーシャ
・健康法
・まとめ

少し掘り下げて流れを見てみると……

題名に「40歳からの」とあるだけあって、最初に「一般的な40代」の心理などが書かれ、その認識は間違っている、というプラス思考の目線を与えるところから始まります。

そして、「ダルマ(人生における4つの目的のうち仕事・職業に関する事柄)を知る」ことについて分かりやすい説明があったのちに、クライアントの事例などをもとに、一般的に陥りがちな心理を一蹴、これこれでいいんだという指針を示します。

それから、アーユルヴェーダの基礎的な部分、ドーシャ(プラクリティ=本質とヴィクリティ=本質からの乖離、乱れ)に関する説明があります。

そして半分すぎたところで、実学というか、実生活で健康に過ごすための新習慣、アドバイスが書かれています。

本のジャンル・どういう時に読みたい本か

以下は私の個人的な意見です。

本のジャンルとしては実用書?ですね。
アーユルヴェーダとは何か、を一から説明するような教科書的なものともまた違います。(おそらく、蓮村さんの著書の中にもっと最初の段階で読むべきものがあるのではないかと)

ページ数は200ページちょっと、挿絵はほぼありません(若干、最後のセルフケアのところにイラストが載っている)。

どういう時に読みたい本か、ですが、題名にある通り、もうすぐ40歳になる人、40代の人が、今までの固定観念を振り払うために良いかもしれません。あるいは、次のステージに上がる前の心構えをするために良いかも。

もちろん40代やその前後の方じゃなくても読んでも実になる本です。
そこまで小難しい内容ではないですが、この前紹介した緑の島スリランカのアーユルヴェーダ」よりは説明・アドバイスの部分が多いので、夜寝る前のリラックスタイムに読むよりは、電車通勤の合間など、ちょっと頭を働かせられる時の方が良いと思います。

『緑の島スリランカのアーユルヴェーダ』の読書感想文的なブログはこちらから

感想

ダルマ(人生の具体的な目的、使命)に関する記載が分かりやすく納得感がある

以下も私の個人的な感想・意見です。

この本の後半、アーユルヴェーダの基礎的な部分・ドーシャに関することや、生活習慣のすすめは、一度は聞いたことのあることが多かったので、目新しさを感じなかったのですが、前半の、特にダルマに関する部分はいいなと思いました。

アーユルヴェーダ(もしくはサーンキヤ哲学、ヨガ哲学など)を学んだ方は「ダルマ」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

アーユルヴェーダでは人生には4つの目的があると説いています。
これをサンスクリット語でプルシャルタ(purusharthas)といいます。

①ダルマ(人生の使命、職業・仕事など)
②アルタ(物質的な豊かさ、物・お金など)
③カーマ(人間関係から得られる幸せ、家族・快楽・喜びなど)
④モークシャ(人としての成就、人生の主目的・自由)

この本では②~③についてはあまり述べられておらず、①にフォーカスし、①が最も大切であると記載されています。
私は④が最重要と習ってきましたが、まあ、順位は今の私には判断できるものでもないので、そういう説もあるんだ程度に受け取っておきます。

で、こういう聞きなれない言葉を見ただけで、ほとんどの人は

「そんなに専門的な知識いらない、頭でっかち、哲学や思想は苦手」

と思い「お手上げ」になります。

が、この本では平たい言葉で①について説明されているので、

「そうかあ、今の自分はどうかなあ」

自分にあてはめて考えられます。

ちなみに、私の場合ですが、まさに去年の7月に現在の師マイラから「人生の主目的」に関する問いかけを投げかけられたこともあって、この4つの主目的について考えて、行動も変えてきたので、本文を読んで
「やはり、(不安でしょうがないけど)このやり方であっている。ただ、まだ余分なものがあるな」
と感じました。

ダルマは簡単に言えば職業や役割(たとえば先生、芸術家、母、人を助けること、など)です。
ダルマ(生まれてきた目的)に沿った人生を歩むためには、まず自分のダルマが何であるのか知ることが重要です。
著者は、自分を見つめること、自分が置かれている環境や状況(国や両親、育った環境など)を考慮に入れることが、そのために重要だと説いています。

非常に分かりやすいたとえ話がありますから、ダルマなどの用語がすぐに頭に入ってこなくても「ああそういうことね」「なるほどな」「そりゃそうだよね」と理解できます。

私を例に挙げると、高校は普通科、就職は酒類・飲料メーカーで事務仕事、つまりジェネラリスト(非専門的)な仕事をしていました。
安定していましたので、両親としてはまあ離れて暮らしているけれど「安心」だったと思います。私自身も毎日淡々としていてつまんないけれど、仕事なんてそんなもん、みんなそんなもん(他の人だって同じ)だと思っていました。

でも本当は、私は飽きっぽいながらも、感性を磨く、表現する仕事、ちょっと専門的(スペシャリスト)な知識を収集したり文章や絵で表すことの方が好き(向いているかどうかは不明)という自覚があったので、ダルマに沿っていないということは薄々気付いていたのです。

だからどんなに元の仕事が一般的に(安貞という意味で)ありがたい仕事だったとしても、それを続けるのは悲惨です。

筆者は

「ダルマは生まれてきた目的ですから、それをしないことは自分の否定することになり、魂が苦痛の悲鳴を上げます。こころの深い部分から「この人生は、何か間違っている」「生きているのがむなしい」「自分の価値を最大限に発揮できていない」などの思いがたちのぼり、苦痛が生じます」

と書いています。

なるほどな。
こういった具合に、共感できる本です。
(もちろん、だからといって職業を安易に変えることの勧めではありませんが)

取り入れてみたいと思ったアーユルヴェーダ的生活習慣

ドーシャの部分は知っている内容だった、と書きましたが、もちろん知らない、あるいはなんとなくわかるけれど自分の言葉にできない、ということまで明文化されていたので、勉強になりました。

特に(あまり書くのもあれですが)、ドーシャ別の排便のこと、隠れ便秘の特徴などは参考になりました。

私はヴァータの乱れが顕著で、最近は特に急激な環境の変化と仕事のしすぎによって、本調子ではないので、すぐに便秘になります。
なので、また自分のことをよく観察するきっかけになりました。

取り入れたい新習慣としては、
朝、とにかくトイレに5分座ること。
排便がなかったとしても、これを習慣にすること。
そうすることで体が自然と排便のサイクルを覚えてくれるそうです。

アーユルヴェーダや「腸」のことを考える食事法や健康法では、かならず「排便」のことに焦点があたるので、キレイな内容じゃなく嫌だなーと思うかもしれませんが、とても大切^^;

以上、ご参考まで。

 

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