【スリランカアーユルヴェーダ施設滞在記4-4】アビヤンガに使うオイルの種類とその性質

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダのオイルマッサージをする時、「どのオイルを使えばいいの?」という疑問が湧いてきます。

ドクターがお勧めのオイルと、それぞれのオイルの質について教えてくれましたので、本記事にてご紹介します。

セルフマッサージの講師はDr.タルーシ。

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オイルには3種類ある

オイルは次の種類に分けられます。

  • キャリーオイル
    ⇒一種類の材料から作られるオイル
  • アロマオイル
    ⇒アロマで使われるオイル。香り付き。
  • ハーバルオイル
    ⇒薬草を煎じたオイル

オイルの種類とその特徴

ドクターが各オイルの質について教えてくださったので、ご紹介します。

多少、聞いたことのある話と違うかもしれませんが、先生により伝え方は様々なので、ご容赦ください。

太白ごま油

ヨガとアーユルヴェーダでは顔なじみのオイル。

割とどのドーシャでも良いそうです。

温める性質があります。

太白ごま油

太白ごま油についてはこちらの記事でも書いています。
>>アーユルヴェーダ料理にも頻出する太白ごま油とは

オリーブオイル

フケが多い人に良い。

食用すれば、コレステロールと中性脂肪を下げると言われる。

ティースプーン2杯を飲めば、アンチエイジング(細胞の回復)、免疫力UPにつながる。

皮膚に塗れば乾燥を防ぐ。ミネラルを含むのでスキンケアに良い。

ココナッツオイル

特にピッタの人に良い。

抜け毛がある人にもココナッツオイルがおすすめ。

 

ギー

ギーは少し重く、食用するとコレステロールとカパが増加する。

神経とヴァータ系のトラブルに効き、声をよくする。

記憶力をよくするので、インドではギーを食事に使うことが多いが、カロリーも高い。

スキンケア用のオイルとしては、髪に良いそうです。

ギーについてはこちらの記事で詳しく書いています。
話題のアーユルヴェーダオイル「ギー」!その効果効能とは?

ナッツオイル

ピーナッツ、アーモンド、カシューナッツなどナッツのオイルも食用として良い。

ただ、ナッツそのものを食べられるほど消化が強い人であれば、ナッツそのものからその良い成分をもらえばよい。

ホホバオイル

誰でもスキンケアに使っていいオイル。

ピンダオイル

誰でもスキンケアに使っていいオイル。

ナーラヤナオイル

特にお年寄りにも使えるオイル

オイルはどこで買える?

食用オイルとして使われているものに関しては、入手に困らないですね。

ギーの作り方はこちらでご紹介しています。
▽▽▽▽▽
【レシピ】太りにくいオイル「ギー」の作り方

まとめ(結局どのオイルがいいのか)

値段的にも入手のしやすさからいっても、太白ごま油、オリーブオイル、ココナッツオイルあたりが良いのではないでしょうか。

ちなみに、サプリメントの話になりますが、ビタミンEは皮膚に効かせようと思った飲む、髪に効かせようと思ったらサプリメントを砕き、オイルに混ぜてつけると良いそうです。

試したことがないので、真偽のほどは分かりませんが……

ドクターからのアドバイス

その他、こんなアドバイスをもらいました。

  • 使うオイルを顔、頭、体ごとに分けても良い
  • 毎日同じオイルではなく、色々使ってみると良い

色々用意する大変さはありますが、自分にぴったりなオイルが見つかると良いですね!