アーユルヴェーダのオイルマッサージをする時、「どのオイルを使えばいいの?」という疑問が湧いてきます。
ドクターがお勧めのオイルと、それぞれのオイルの質について教えてくれましたので、本記事にてご紹介します。
セルフマッサージの講師はDr.タルーシ。
オイルには3種類ある
オイルは次の種類に分けられます。
- キャリーオイル
⇒一種類の材料から作られるオイル - アロマオイル
⇒アロマで使われるオイル。香り付き。 - ハーバルオイル
⇒薬草を煎じたオイル
オイルの種類とその特徴
ドクターが各オイルの質について教えてくださったので、ご紹介します。
多少、聞いたことのある話と違うかもしれませんが、先生により伝え方は様々なので、ご容赦ください。
太白ごま油
ヨガとアーユルヴェーダでは顔なじみのオイル。
割とどのドーシャでも良いそうです。
温める性質があります。
太白ごま油についてはこちらの記事でも書いています。
>>アーユルヴェーダ料理にも頻出する太白ごま油とは
オリーブオイル
フケが多い人に良い。
食用すれば、コレステロールと中性脂肪を下げると言われる。
ティースプーン2杯を飲めば、アンチエイジング(細胞の回復)、免疫力UPにつながる。
皮膚に塗れば乾燥を防ぐ。ミネラルを含むのでスキンケアに良い。
ココナッツオイル
特にピッタの人に良い。
抜け毛がある人にもココナッツオイルがおすすめ。
ギー
ギーは少し重く、食用するとコレステロールとカパが増加する。
神経とヴァータ系のトラブルに効き、声をよくする。
記憶力をよくするので、インドではギーを食事に使うことが多いが、カロリーも高い。
スキンケア用のオイルとしては、髪に良いそうです。
ギーについてはこちらの記事で詳しく書いています。
>話題のアーユルヴェーダオイル「ギー」!その効果効能とは?
ナッツオイル
ピーナッツ、アーモンド、カシューナッツなどナッツのオイルも食用として良い。
ただ、ナッツそのものを食べられるほど消化が強い人であれば、ナッツそのものからその良い成分をもらえばよい。
ホホバオイル
誰でもスキンケアに使っていいオイル。
ピンダオイル
誰でもスキンケアに使っていいオイル。
ナーラヤナオイル
特にお年寄りにも使えるオイル
オイルはどこで買える?
食用オイルとして使われているものに関しては、入手に困らないですね。
ギーの作り方はこちらでご紹介しています。
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【レシピ】太りにくいオイル「ギー」の作り方
まとめ(結局どのオイルがいいのか)
値段的にも入手のしやすさからいっても、太白ごま油、オリーブオイル、ココナッツオイルあたりが良いのではないでしょうか。
ちなみに、サプリメントの話になりますが、ビタミンEは皮膚に効かせようと思った飲む、髪に効かせようと思ったらサプリメントを砕き、オイルに混ぜてつけると良いそうです。
試したことがないので、真偽のほどは分かりませんが……
ドクターからのアドバイス
その他、こんなアドバイスをもらいました。
- 使うオイルを顔、頭、体ごとに分けても良い
- 毎日同じオイルではなく、色々使ってみると良い
色々用意する大変さはありますが、自分にぴったりなオイルが見つかると良いですね!