アーユルヴェーダドクターからセルフマッサージ(アビヤンガ)のやり方について指導を受けました。
どんな内容だったのでしょうか?
アビヤンガとは
アーユルヴェーダには、様々な種類のマッサージがあります。
たとえば、
- ベビーマッサージ
- スポーツマンに施すマッサージ
- リフレクソロジー(足裏)
- 妊婦さんのマッサージ
- 高齢の方のためのマッサージ
体調に応じ、同じ目的のマッサージでも、やり方を変えます。
たとえば、
- つまむ
- たたく
- バイブレーション(さする)
その中でも、一般的の人でも誰でも対象にできるのが、アビヤンガ(オイルの塗布)です。
アビヤンガに使うオイル
アビヤンガに使うオイルとその性質については、別の記事でお伝えします。
マッサージの効果
マッサージの効果は様々です。
- 刺激により免疫力を高める
- エンドルフィンというホルモンを高め、痛みや不快感を軽減する
- 血流改善
- 心臓など循環器系の機能を活発にする
- 代謝UP
- 更年期障害を軽減する
- アンチエイジング
- 皮膚のつやをよくし、しわを少なくする
マッサージを行ってはいけない人は?
マッサージは上記のようにいいところがたくさんありますが、向いていない時もあります。
たとえば、
- 熱が出ている時
- 病気の時
- 風邪をひいている時
- 理由もなく急にむくんだ時
- 高血圧
病気の時などは、オイルを塗布しても、細胞が消化できず、未消化になる場合があるので、NGです。
マッサージのやり方
写真や動画は載せられませんので、ざっくり文字だけの紹介となります。
アビヤンガの方法は先生により諸説あろうかと思いますので、ご参考までに。
順番
ヘッド
頭頂(アディパティマルマという急所から)⇒側頭⇒後頭⇒ネック⇒耳うら・耳回り
まんべんなく触れることで、たくさなる頭部のマルマポイントを刺激します。
首~肩
首から肩、肩から首へとなぞるように
顔
目の周りは眉毛の部分から、目尻、瞼の下へと、薬指でやさしくなぞる。
鼻は鼻の穴の周りを一蹴して、眉毛の方へ指をはわせる。
頬は、上げる時は圧をかけ、下げる時はなぞるだけ(重力にさからって落ちるほうなので)。
口回り。
手
指先もひっぱります。
お腹
時計回り、あるいは反時計回りになぞります。
大腿
大腿は大きな筋肉があり、神経が深いところにあるので、しっかり圧をかけます。
足
足から足裏まで。足裏は親指を使って、片足10分ずつくらいやる勢いでしっかり行う。
背中
自分では難しいので、誰かにやってもらえるとGOOD。
ポイント
- 体毛の流れる方向に沿って行う。
ただし、薬効を求める場合は体毛と反対方向に。
(最近は、脱毛している人が多いので、体毛の流れる方向が良く分からないことも……) - いろいろな触り方を試してみる
触り方にもいろいろあります。得たい効果や刺激に合わせて、いろいろ試してみましょう。 - つまんでいく
⇒深いところの神経を刺激します - タッピング(チョップするようにたたく)
⇒軽い圧で行いましょう - こぶしでたたく
⇒緊張のための頭痛がある人は、こぶしで頭をたたくと緩まるそう。 - バイブレーション(さする)
- 指先でタップする
⇒顔にやると良いです。
それにしても、ドクターはゴッドハンドでした。。