Dr.ハサンによる食の講義とその奥様による料理レッスンを受けました。
とても楽しみにしていた講座です~。
スリランカ料理のレクチャー
スリランカ料理なので、アーユルヴェーダ的というわけではありませんが、5品目教えていただきました。
- アッガラ
- ロティ
- フィッシュカレー
- タンブンホディ
- ルラン
お客様へのおもてなしスイーツ「アッガラ」
アッガラは、お客様が来たときにおもてなしとして出すお菓子です
スリランカでは一番ポピュラーだそう。
キーリサンバ(?)というお米から作ります。
日本米でもできるそうです。
茶色くなるまで炒めて……
グラインドします。
甘味は孔雀椰子の花から作られるジャガリーかキトゥルハニー。
ジャガリーを溶かします。
お鍋にココナッツを入れてジャガリーを加えます。
これで、スリランカのクレープの中に入っている「ポルパニ」の出来上がりです。
アッガラにするにはさらに先があります。
ポルパニをグラインドした米粉(そのうちの2/3)に入れてよく混ぜ、お団子にします。
「お、大きいですね……」
ほとんど砂糖なのに、そんな大きさでいいのかい!?
でも、これが普通なんだそう。
できたものに1/3残しておいたお米をグラインドしたものをつけて、できあがりです。
おやきのようなお手軽フード「ロティ」
ロティは、おやきのようなパン。
ポルサンボルやカッタサンボル、カレーなどを付け合わせによく食べられています。
ココナッツと小麦粉を混ぜ、水を足しながらこねます。
今回は、プレーンと、玉ねぎ&グリーンチリを入れたものの2種類。
ボール状にしたものを6~8mmくらいの厚さにのばします。
丸く型抜きして……
焼きます。
なんとロティ用のフライパンがあります。
片面を2~3分焼いて……
ひっくり返し、両面焼けたらできあがり。
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簡単でおいしい「フィッシュカレー」
フィッシュカレーは材料を順番に炒めたり煮たりして作ります。
超簡単だけどおいしいです。
魚が嫌いな人でも満足できるに違いない!
使ったお魚は、日本でいうメカジキだそう。
アーユルヴェーダ的にトマトは、アレルギーや肌が弱い人は避けた方がよいということで、シャンティランカではトマトを使わないのですが、今日は料理教室なので入れています。
入れなくてもおいしいそう。
病気の後の回復食に「タンブンホディ」
タンブンホディで合っているか分からないのですが、出産後や病み上がりに良いと言われる、消化に優しいスープです。
さらっとしたスープのレシピが知りたいとリクエストしたところ、教えてくれました。
ゴラカというスリランカのスパイスをつぶし……
オニオン、カレーリーフ、にんにくをつぶします。
これを、胡椒、塩、水とともに煮て、沸騰したらフェヌグリークシードを入れて完成です。
スリランカのあーまいお菓子「ルラン」
朝食べている甘いお粥の作り方が知りたいとリクエストしたら、ルランを作ることになっていました。
お粥は、ルランを作る工程とほとんど変わらないみたい。
水に塩と砂糖を入れ、レーズンと砕いたナッツも入れます。
沸騰したところで水に浸したセモリナ粉を入れ……
よくまぜ、ココナッツミルクを入れます。
どろどろとした液状で、これで食べてもいいそうです。
冷めたら冷蔵庫で冷やすと、固まるそうです。
それにしても、すごい砂糖の量だ……
「味見してみて」
といわれ味見をします。
「甘さはどう?」
「……我々日本人としては、十分かと」
冷めたら、また味は変わるだろうけどね、たぶんちょうどいいよ。
だって、途中で奥様、「もう少しね……」と言って、最初に入れた量と同じくらいの砂糖を入れてたからね。。
ちなみに使った砂糖はジャガリーです。
これに、なんと玉ねぎなどをギーでテンパリングし、入れるそう。
スイーツなのに、玉ねぎ!!驚きです。
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スリランカ料理は簡単でおいしい
↑Dr.ハサンと奥様。
スリランカのご夫婦はどこに行くにも一緒で、とても仲が良さそう。
とても上品な奥様でした。
日本語もお上手。
スリランカ料理は、ほとんどの料理が、材料を切って、順番に炒めるか、煮るか、煮詰めるかするだけ。
まあ、どこの国の料理もざっくり言えばそうかもしれないけど、本当に簡単です。
このようなスリランカ料理は、1月のアーユルヴェーダ1dayレッスン、2月より始まる、アーユルヴェーダクッキングアドバイザーコース(スリランカコース)で学べます!
皆様、是非是非、お越しくださいませ♪