スリランカアーユルヴェーダ滞在も早9日目。
下剤を飲んだため、朝から大変なことになっていました。
そして、滞在9日目にして、新しい施術も始まります。
深夜12時│下剤の効果が出始める
ドクターから少し強めの下剤を1/2錠処方され、夜10時頃、水とともに飲みました。
パンチャカルマではヴィレチャナという下剤療法があります。
今回は特にそれを行うためではなかったのですが……
パンチャカルマについてはこちらの記事で詳しく書いています
>>【パンチャカルマとは】
服用後、2時間で最初の便通ありです。
そしてまた…
また…
また、また、また!!
若干の腹痛、トイレとベッドのおっかけっこが止まらない!
4時くらいまで、まどろみながらそんなことを繰り返していました。
ほんの少し寝たのかと思うと、まだお腹が痛い。
でも、もう黄色い液体しか出ません。
胆汁です。これが出てくると、ヴィレチャナ完了とみなされます。
ヴィレチャナをする予定ではなかったのですが、結果的に……
とはいえ、下痢がとまらない。
7時半くらいにSさんに電話しました。
ドクターに電話してくださったようで、その後、お薬とともにSさんとララニーが来てくれました。
ララニーにペースト状の甘い薬を飲まさせてもらったら、あら不思議。すっかり下痢は止まりました。
即効で……
すごいな、アーユルヴェーダの薬。
8時:朝ごはん
当然ですが、朝ごはんは満足に食べられそうな状態になく、お粥とフルーツをララニーが運んできてくれました。
黒目豆のカンジです。
これがもうおいしくて……
何か食べたら、また大変なことになるかな、と思っていましたが、大丈夫でした。
体重が2キロ減るほどの宿便だった
Dr.タルーシの問診の前に体重を測ったら2キロダウンしていました。
まあ、こっちに来てからなぜか太っていったので、出国前とそんなに変わらないのですが……
私の便秘は、骨格の問題だけに、今回の滞在だけでは治らないようです。
でも、だからこそ、バスティ(浣腸)などで、今溜まっているものを出すよりも、骨格にアプローチする処方を多くしてもらえてよかったです。
ちなみに、この強力な下剤の効果は、人によりさまざまです。
私は、背中が柔らかくなっていない最初のころこれを飲んでいたら、もっと痛みは強かったであろうとのこと。
でも、昨日の夕食がかなりスパイシーで重かったことは、痛みに拍車をかけてしまったようです。。
10時半:プシュタバステイ
シロダーラの後、新しい処方であるプシュタバスティを行いました。
背中に土手を作り、オイルを溜めます。
そのまま、背中にオイルがしみ込むのをじーっと待ちました。
ここにきて、本当にいろいろな処方を経験しています。
12時半:お昼ご飯
つくばからいらっしゃったIさんと一緒にお昼ご飯。
健常な方のお昼ご飯はこんな感じ……
- 白米
- あじ
- かぼちゃ
- きゅうり
- ゴーヤ
私もおかずはほんの少しいただきましたが、メインはこれです。
- ルルカンダ(赤米のおかゆ)
クローブ、シナモン、カルダモン、カレーリーフの入った、珍しくココナッツミルクを使っていないお粥。
これがとってもテースティ!
そして、デザートはおなじみのヨーグルト。
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14時:フルボディマッサージとスチームバス
スチームバスの間にマリーと話すのが習慣みたいになってきました。
これが、地味に強い癒しになる。
17時:太極拳
マヘーシさんによる太極拳を再び受講。
両手の平を一直線上にする時にエネルギーを意識する手法を取ると、瞑想状態に入りやすくなる。
日々の忙しい生活で失いがちな自己と、正しい感覚を取り戻すためには、「ライフバッテリー」を、ヨガや太極拳、その他自分がメディテーションしやすいものによって補充するのが良いとのこと。
彼の両手の間に手を入れさせていただいた時の感覚が印象的です。
「身体的な動きのアドバイスを細かく教える時は、動きの意味を教える」
「教えるというより、一緒にやる」
これがマヘーシさんのスタンス。
とても良い先生です。
ちなみに、アーユルヴェーダ医曰く、日本人はヴァータが乱れている人が多いから、そんな人にはヨガより実は太極拳の方が向いている場合があるのだとか。
19時:夕ご飯
- カブのスープ
- スイカ
これにストリングホッパー、じゃがいものカレー、ポルサンボルがありましたが、私はお腹が張っていたので、スキップ。
さて、次回は滞在10日目の様子をお伝えします。
もはやシャンティランカが家のように思えてきました。。