鮮やかなビタミンカラーが特徴の夏野菜、ミニトマト。
見栄えがよいため、主菜の横にそっと添えたり、お弁当に入れたりと何かと重宝します。
ミニトマトの基礎知識と、普段の食卓に活用しやすいレシピをご紹介します。
ミニトマト
トマトは種類豊富な野菜です。
トマトの中で、果実の大きさが5~30gほどの小さなトマトの品種の総称を「ミニトマト」といいます。
ミニトマトはベランダでも育てられることや、育てやすさなどから「家庭菜園」にもおすすめです。
分類 | ナス科ナス属(トマト属) | 旬 | 6~11月 |
原産地 | 南米北西部高原地帯 | ||
栄養 | カロテン、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、葉酸 |
原産地はメキシコ。
日本では18世紀のはじめには知られていたようですが、当時は観賞用でした。
食用として一般に普及したのは大正時代以降です。
ミニトマトの栄養
ミニトマトは普通のトマトよりも、糖度や栄養が優れています。
カロテン、ビタミンCなどが比較的多く含まれます。
リコピンやルチンなどの栄養素も豊富です。
栄養的には生食が最適です。
リコピン
抗酸化作用があり生活習慣病の予防に有効といわれています。
ルチン
血管壁を強くするといわれています。
選び方
角ばったものやひび割れのあるものは、中に空洞ができていることがあるので避けましょう。
保存
青いところが残っているものは、火のあたる窓辺など常温保管して追熟するのがよいです。
完熟したものは冷蔵庫の野菜室で保存します。
ミニトマトの品種
ミニトマトには沢山の品種があります。
色は赤だけでなく黄色、ブラック、グリーンなど。
形も丸いものだけでなく、卵型やイチゴ型などがあります。
ミニトマトとプチトマトの違い
ミニトマトとプチトマトは同じものです。
どちらの名前が使われていても、同じものを指してします。
好きなほうを使えばいいんですね。
ミニ⇒英語(mini:小さい
プチ⇒フランス語(petite:小さい)