【体験談】長男の育児(生後0~1か月・里帰り)

長男の育児(生後0~1か月・里帰り) ブログ

長男の育児記録(生後0~1か月)です。

個人ネタとなりますが、ご容赦くださいませ。

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退院と同時に実家へ里帰り

予定帝王切開での出産となり、6日間入院していましたが、特に問題なく退院できました。

夫、お義父さん、お義母さんが出迎えてくれました。

産院から直接実家に戻り、約一か月滞在しました。

帝王切開の様子については、こちらの記事で詳しく書いています。
>>【体験談】予定帝王切開による出産│当日の流れと痛み

産後の肥立ち

産後の肥立ちとは、出産した女性の身体が日増しに健康を回復することをいいます。

実家の母が、私が育児に専念できるよう、ごはんとお風呂、洗濯などの家事をしてくれると言ってくれたので、産褥期を実家で過ごし、体の回復に努めることにしました。

母曰く、

「上の子がいたら大変だけど、初めての子だから、おっぱいをあげて、子供が寝たら自分も寝て、食べて……でいいんだよ」

とのことで、気楽に構えていました。

赤ちゃんの検診以外はほとんど外出をせず、暑い時期だったので散歩もほとんどせず、家で過ごしました。

どういう生活が「産後の肥立ちが悪い」を招くのか?

お世話になっている助産師さんに

「どういう生活をしていると、産後の肥立ちが悪くなるのでしょうか?」

と尋ねたことがあります。

助産師さん曰く、

「昔は身体を大事に考えすぎて、全然お母さんが動かない状態になっていたけど、あまり動かず寝てばかりいると却って回復が遅くなる」

とのことで、適度に動いた方が良いということだと解釈しました。

体の様子

里帰り後、一週間くらいは、仰向けに寝た状態から、お腹の力を使って起き上がるのが無理でした。

手や足の力を借りても無理でした。

子宮の痛みなのか、帝王切開後の傷の痛みなのか、はたまた、訛った筋肉を動かす痛みなのか。

何の痛みなのかは分からないのですが、ともすると体はいつも前傾気味になっていて、時折壁に体の背部をくっつけて、身体をまっすぐにしてから歩いていました。

怖くて傷の状態を確認することもできず(といっても、まだお腹が出ている状態で、普通に鏡を見ただけでは見れない)、全然痛くはないのに、お風呂に入る時は怖々入る……といった具合でした。

2~3週間もすると、歩行は普通にできるようになり、起き上がる時も、身体を横にしてからですが、スムーズにできるようになりました。

ヨガの練習をしたいなと思いつつ、まだ完全に傷が癒えていない気がしたのと、赤ちゃんのお世話で精一杯になり、エクササイズ的なことはまったくできませんでした。

赤ちゃんのお世話で、肘から手までのあたりが筋肉痛のようになり、肩も凝って、寝る時はいつもくたくたでした。

赤ちゃんの様子

帝王切開ということで、37週と4日で生まれた赤ちゃん。

最初はなかなか泣かず、夜の授乳も3~4時間置きといわれているのに、赤ちゃんが泣いて起きるということは最初は少なかったです。

泣き声もか細く、自分が気付けるか不安で、夜中は、次の授乳と思われる時間帯に目覚ましをかけて、眠そうにしているところ飲ませる……といったことも少しありました。

まだふにゃふにゃの状態ですが、こんなに赤ちゃんが可愛いとは思わず、始終傍にいて様子を見ていました。

吐き戻したりすることもあり、夜は、寝ながら吐いて、喉をつまらせないかと過度に心配になり、なかなか寝付けず……

一週間検診で、心雑音がするので、日赤(病院)に診察に行くようにと言われた時には、もう心配で怖くて、いろいろ調べました。

体重は増えているし、元気な様子なので、おそらく心配はないと思いつつ、コロナが怖いのですぐには病院に行けず、なんともありませんようにと願うばかり。

心配なことは多いけれど、赤ちゃんってこんなにも可愛かったんだ……と実感する毎日。

「ああ~、ああ~」

という鳴き声も可愛い。

泣かない子だな、と思っていましたが、助産師さんに尋ねたところ、早く産まれてきた子はだいたいこんな感じだそう。

出産予定日を過ぎた頃から、泣き声もだんだん大きくなりました。

母乳の様子

0~1か月はミルク寄りの混合でした。

赤ちゃんも私も母乳について初心者で、うまくいかず、姉のアドバイスを受けながら飲ませていました。

体重計がないので、ミルクを足す量が分からないな……と不安に思い、助産師さんのところへ行って栄養指導を受けました。

おっぱいの張りが少ないので、お水をたくさん飲んで、本当はNGとされるもち米や餅などを(その時の私の場合は)食べたほうが良い、とのことでした。

この頃から、母乳サポートティーなども飲むようになり、母乳の量は少しずつ増えているようではありましたが、一週間検診の時点での赤ちゃんの体重の増え具合が良くなかった(平均10g/日)こともあり、ミルクもかなり足していました。

その結果、二週間検診(体重の増えが思わしくなかったので行くことになった)では体重が一気に増えて(平均50g/日)いました。

助産師さんの指導でのポイントは

  • いつミルクが来るかわからないようにしてほしい。母乳の後毎回ミルクにしていると、真面目に母乳を飲まないかもしれない。
  • 遊び飲みをさせない。真面目に吸わなくなったら、おっぱいを変える

とのことでした。

母乳が足りないと赤ちゃんは泣くけど、うまく出ないし吸えないからすぐ泣く。

すぐ泣くからあげるけど、赤ちゃんは飲まない。。

の繰り返しで、どうなることかと思いつつ、頻回授乳をする毎日でした。

おっぱいの後ミルクとなると面倒なのですが、夫や母がミルクを作ったり飲ませたりするのを手伝ってくれました。

夫はイクメン?

「イクメンって差別用語らしいよ」

と夫。

育児を積極的に手伝ってくれている夫からすれば、そうなのでしょうね。

夫は当初から赤ちゃんをすごく可愛がってくれました。

「赤ちゃんが無事に産まれて、Aさんも元気で、手伝ってくれる実家もあって、これ以上望むことはない」

と言っていました。

夫は仕事柄、夏休み的な休暇があるのと、本来新婚旅行用に使える休みを、コロナの影響で使わなかったこともあり、そのお休みを活用していました。

なので、私と一緒に、私の実家に、ほぼ毎日のようにいたのです。

フルタイムで働きながら、甥や姪のお世話もし、家事もしている母は、実はこれを予期していなかったようで、

「A(私)だけなら、お昼は夕飯の残りでいいやと思っていたけど、そうもいかなくなったよ……」

と、ちょっとテンパってました。

夫には内緒ですが……ごめんよ、母。

実家に夫がいると、気を遣う部分もあるし(実家の人との話をつなぐとか、一人にしないようにするとか)、自分もだらけきることができないし、実は、ちょっと負担に感じることもありました。

ミルクを積極的に引き受けてくれることはすごく助かるのですが、

「ミルクまだ?」

と聞かれると、まだ母乳を挑戦したいのに、急かされているような気がして、途中で切り上げることもしばしば。

育児を手伝ってくれているからこそなのですが、欲が出てしまい、もっとオムツを丁寧につけてほしいな、クッションを入れてくれないかな、と、もっとこうしてくれればいいのに的な願望が不満になることもありました。

それでも、夫はオムツ交換、沐浴、ミルクやり、抱っこ、赤ちゃん用品の調達、設置、赤ちゃん関連の調べものなど、たくさんのことをやってくれていました。

里帰り中は、お休みだったこともあり、夜中も起きて、オムツ交換、ミルクやりだけでも手伝おうという姿勢でした。

助産師さん曰く、

「本当のイクメンは、育児をしながら家事をする人だ」

とのことですが、夫は里帰りを終えてからも、育児と家事の両方を手伝ってくれました。

妊娠する前、妊娠中は、

「夫は赤ちゃん、ほしいのかな……」

と思うこともありましたが、産まれたら本当にかわいがってくれる子煩悩な父になっていました。

赤ちゃんが大事過ぎて、私の扱いが若干雑になることも……あら、言い出したらキリがないですね(笑)

食事

主に母が食事を作ってくれました。

この時期にDHAを含む青魚を摂ると赤ちゃんの脳の発達に良いといわれていて、

リクエストを聞かれると、もっぱら母乳の出をよくするといわれる食べ物や、青魚と言っていました。

里帰り中は、母が出してくれたものの中で、栄養バランスをコントロールしました。

母乳はそこまで出ていないのに、やたらお腹が空きました。

環境

里帰りをしたものの、私の実家の家族は、全員働いていて、日中は家にいませんでした。

両親、姉夫婦、甥っ子と姪っ子がいます(二世帯住宅ではないのですが、姉家族はほぼ同居状態)。

母が一週間ほどまとまって休みをとってくれていたのですが、甥っ子の体調が悪くなり、私と赤ちゃんというより、甥っ子のお世話に専念することに。

夫がずっといたので、手はあったのでよかったのですが、やはり子育ての経験のある人が近くにいると心強いものです。

そういう意味では姉にアドバイスしてもらえると一番安心しました。

子供がたくさんいる環境で過ごしたので、特に夕方から夜は賑やかでした。

子供の声は良いと聞きます。

甥っ子や姪っ子が大声で叫んだり泣いたりしても、赤ちゃんはあまり影響を受けず、眠い時は寝たまま……

ただ、走り回る子供たちが赤ちゃんにぶつからないか心配で、赤ちゃんの傍から動くことができず、ちょっと大変でしたが、上の子がいるとこういう感じね……と後学のためになったかな、と。

仕事

私は自営なので、頑張ったら頑張った分成果が出るかもしれないけど、何もしないと何も返ってきません。

なので、少しでも時間ができ、頭と体が動くようなら、復帰できた時のための準備をするようにしました。

オンライン講座も対面レッスンも以前のようにはできないのですが、スパイス便という新たなサービスを始めることに決めていたので、その準備をしました。

コンセプト、メニュー構成、教材の内容、資材をどうするか、イラスト作成、HPへの掲載、集客……

など、やることはたくさん。

子育てをしながらで、体も頭も思うように動かないままでしたが、細々と続けました。

とにかく教室を稼働している状態にしたい……という思いでした。

スパイス便は、無事10月から開始できる状態になりました。

まとめ

  • 0~1か月は里帰り
  • 母親の身体は本調子ではなくほとんど家で過ごした
  • 赤ちゃんは予定日を過ぎた頃から徐々に大きい声で泣くようになったが、ほとんど寝ている
  • ミルク寄りの混合、助産師さんにたびたび母乳のアドバイスをもらいながら、軌道修正しつつ授乳を続けた
  • 夫は育児を積極的に手伝ってくれた
  • 賑やかな環境で生後一か月を過ごした