ヨガのポーズ「屍(しかばね)のポーズ」をご紹介します。
ヨガの最後に行うポーズ。
仰向けになり、全身の力を抜き、体と心をリセットしましょう。
屍のポーズ(シャヴァーサナ)
サンスクリット | sava「死体」 |
特徴 | 左右対称、仰向け、リラックス |
効果 | 全身の疲労回復、自律神経のバランスを整える、不眠を改善する、気持ちを落ち着ける |
土台・礎 | 体の背面部 |
仰向けになり、全身の力を抜き、体も心も空っぽにします。
これが心地いいと感じる人もいますし、難しいと感じる人もいます。
最も重要なポーズ
シャバーサナは最も重要なポーズだと言われています。
その理由には次のようなものがあります。
- その日のプラクティスの効果が染み込む
- ヴァータを鎮静させる
- 自律神経が整う
- 様々な想念や執着を手放す練習ができる。
- 全身の疲労を回復する
このシャヴァーサナには、
日常生活の中でも役立つエッセンスが込められています。
屍のポーズ(シャヴァーサナ)のやり方
- 仰向けになる。
- 両足は肩幅くらいかそれより広めに開く。
- 両手は手のひらを天井に向け、体側に伸ばす。
全身の力を抜いて、深い呼吸を繰り返す。
屍のポーズ(シャヴァーサナ)のポイント・内側の働きかけ
- 背骨から首まで自然なカーブがある状態を作る。
- お腹や腰、お尻から余分な力を抜く。
- 足全体の力を抜く。
- 肩や首の力を抜き、二の腕まで床にあずける。
- 手が身体を触れないようにする。
バリエーション
- 膝を立てたほうが楽な場合は膝を立てて行う。
- 妊娠中の人は、ブランケットやボルスターなどを使い、全身の力を抜く。
- アイピローを被せたり、ブランケットをかけたりして、感覚器官を内側に向けましょう。